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現場を見ない管理職とその解決策

お疲れ様です。
ちーよねです。

仕事をしていて腹が立つことランキングの上位に、上司が現場を見ていないがあると思います。

これは実際私が過去に働いていた職場でも起こっていましたし、それが原因で辞めていくスタッフも何人か見てきました。

今回の記事では、現場を見ない管理職に腹が立つ理由とその解決策を書いていきたいと思います。


現場を見ない管理職に腹が立つ理由は、仕事の無茶振り

よくある事例として、
「新しい〇〇を始めておいて」といった命令を現場のリーダーに投げることがあります。

リハビリ職の業務で言えば、例えば変則勤務の開始などです。

とくに最近では回復期病棟で変則勤務を取り入れる職場も多くあり、新しい取り組みとして導入している場所もあるとのこと。

しかし、管理職のこのような判断は適切でしょうか。

実際に現場で働いているスタッフは、人員不足や業務過多で今の仕事で精一杯かもしれません。

また、この時期だと新入職員の教育なども重なり、ますます余裕がない状況でしょう。

そのような状況下で、現状と大きな変更を伴う命令を下された時には、「いやいや、今の自分たちにそんな余裕はない」となり、腹が立つことでしょう。

では、なぜ現場にそのような無茶振りが来るのでしょうか?

管理職もさらに上から命令されている可能性がある

病院や診療所という組織においては、リハビリテーション部門が最高管理部門であることはほとんどありません。

つまり、リハビリ部門の管理職には、さらに上の役職があるということです。

病院管理や組織運営においての命令は、そこから降りてくることがほとんどかと思われます。

つまり、管理職はさらに管理職からの命令を、現場レベルに降ろしてくるというシチュエーションになっています。

ただ、現場の状況を知っているスタッフであれば、その命令が実施困難だというのを伝えるべきだと個人的には思いますが、なかなかそうはいかないのが現状です。

有能な管理職であれば、管理職から現場に対して、なぜその判断を下したかを説明すると思いますが、残念ながら有能な上司ばかりではありません。

無能上司が誕生する理由は、過去記事をご覧ください。

こちら↓

ここまでが、私が考える現場を見ない管理職に腹が立つ理由です。

では、このような状況をどう打開して行けば良いのでしょうか?

仕事に目的意識を持つ

イソップ寓話に、3人のレンガ売りというお話があります。

レンガを積んでいる3人に、なぜレンガを積んでいるのかを聞いた時

A「レンガ積みに決まっているだろ。大変な仕事なんだよ。」
B「レンガを積んでいるんだ。この仕事のおかげで俺は家族を養っていけるんだよ。」
3「レンガを積んでいるんだ。私がこれをやることで、歴史に残る偉大な大聖堂をでできるんだよ。」 

と、同じレンガ積みでも返答が違うというお話です。

この3人の違いは、仕事に対して目的意識を持っているかどうか。

もちろん、1番モチベーション高く仕事ができるのは3人のうちCのレンガ職人だと思います。

管理職から仕事の意味合いの説明がないのであれば、自分から仕事の意味を見つけるのも一つの方法です。

それは、どんなに嫌な仕事でも意味を見つけられます。

変則勤務であれば、これを実施することで病院全体の売り上げに貢献できる、他のスタッフの業務量を軽減できる、などと考えることも可能です。

もちろん自分の信念の範囲内で考える必要はありますが、考え方によってはこのようなことも可能です。

終わりに

管理職の方針が合わない場合に取れるアクションとしては、自分のマインドを変えるか行動を変えるかだと思います。

相手を変えることは難しいので、マインドを変えるのが1番手っ取り早いです。

ただ、どうしても自分の信念に合わないこともあるでしょう。

その際は、行動を変える手段としての転職はアリだと思います。

レンガ職人Cのような考え方で仕事ができると良いですね。

私も頑張ります。
あなたも頑張って。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
頑張るあなたの毎日にプラスαできたら嬉しいです。
お互い頑張りましょう。

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