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Googleアカウントが消えました

こんにちは、ちよじです。先日、Googleドライブに趣味のポルノ画像をアップロードしたところ、数時間後に何の前触れもなく、突然Googleアカウントが凍結されました。理由は、違反コンテンツのアップロードです。

Googleドライブだけでなく、Google Photo、Google Maps、Gmail、Androidスマホの設定、Fitbitの記録など、すべてのサービスが一瞬で消えました。投稿したYouTubeの動画もすべて消え、課金して手に入れたAndroidアプリやPixel Watch2に入れたSuicaの5000円も跡形もなく消えてしまいました。これには本当に愕然としました。

急いで再審の申し込みをしましたが、他の人のブログなどを見ていると、望みはほぼゼロのようです。広告を見てまで動画を視聴したくないのでYouTube Premiumに加入していましたが、これを機にYouTubeそのものを封印することに決めました。実際、YouTubeに費やしていた時間は相当なもので、これはこれで良いのかもしれません。


YouTube廃人だった自分

しかし、しばらくしてからGoogleカレンダーの予定が全て消えたことなど、次々と追加の被害が明らかになり、さすがに心が折れそうになりました。この件について、自己責任であることは認めますが、これがYouTubeで生計を立てているYouTuberだったら、笑い事では済まされない事態です。

今回、読者に伝えたいのは、Googleの対応が悪いという批判ではなく、ひとつのサービスにすべてを集約することの危険性です。Google以外のサービスをうまく使えば、メールなどまで消されることはなかったのです。ちょっとしたスマートさと引き換えに、多大なリスクを負うことは、もはやスマートとは言えません。

この経験を通じて、危機管理能力の必要性を実感しました。YouTubeを見なくなったことで、Kindleや日経新聞など有意義なことに時間を使えるようになりました。スマートウォッチを売ったお金で、CASIOのPRO TREKを購入しました。多機能ながらも、スマートウォッチと比べて遥かにミニマリストで、充電も不要です。平成一桁生まれの自分にはこれくらいの「スマートじゃないハイテク」がしっくりきます。


PRO TREKの時計、かっこいい

さらに、Googleによる広告が全滅したことで、久しぶりにテックライフに爽やかさが戻りました。検索履歴が探しづらくなっても、本当に必要な情報は手動で収集した方が良いと思いました。

これからもGoogleのサービスは使い続けますが、過度にスマートさを追い求めることはやめました。手を動かして記録したりバックアップすることは、人間にとって大切なプロセスだと思います。情報社会は常に一寸先は闇です。目先のスマートさでリスクを増大させることはもう嫌です。

スマートな連携を断った上で快適なテックライフを送るには、少しの知識と手間が必要です。データのバックアップを手動で定期的に行うには、MacならTime Machineを使ったり、場合によってはUnixのCronを使うこともあります。Google広告で必要な記事が出てこなくなったので、代わりに日経新聞やXで情報収集し、PocketやUpNoteなどに手動で記録しています。このプロセスはかなり気持ち良いです。


Pocketのブラウザ版、無料でもかなり使える

YouTubeから距離を置くことで、受動的な情報収集から能動的な情報収集へと変わり、より賢明な選択ができるようになりました。陰謀論や炎上系の投稿で心を病むこともなく、広告に支配されたテックライフとは一線を画すことができました。

読者の皆さんも、Googleアカウント(もしくはAppleアカウント、Amazonアカウントなど)が突然消されても発狂しないよう、ぜひ準備をしておいてください。


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