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〜タイランドパス〜2021年11月より開始、新たなタイへの入国方法を解説

今月からタイへの入国規制がかなり緩和されました。
年末年始で日本へ帰国される方も多いのではないでしょうか。

本日はサンドボックスに続く新たな入国方法「タイランドパス」について解説して行きます。少々長くなりますがお付き合いください。

【タイランドパスとは?】

以前まで必要だったCOE(入国許可書)に代わり、タイ渡航に必要となる新たな入国申請システム。
対象国は63ヵ国(対象国リスト:https://www.th.emb-japan.go.jp/files/100253858.pdf

【タイ入国規制の変更点】

〜2021年9月:隔離期間2週間
〜2021年10月:隔離期間1週間(ワクチン、渡航方法の縛りあり)
★2021年11月:隔離免除だがPCR検査結果が出るまでは要ホテル待機(ワクチン接種回数の縛りあり)

【タイランドパス申請に必要な条件】

1、適用国に連続して21日間以上滞在していること
2、ワクチンを完全接種していること
3、最低5万米ドルの医療保険もしくは、タイの社会保険に加入していること(下記参照)

①タイ在住外国人(Bビザ・労働許可証をお持ちの方)
タイの社会保険に加入している(SSOカード保有者)
※2021年11月18日に更新された大使館の情報ですと、SSOカード保有者は5万米ドルの医療保険への加入は不要のようです。(参照
※SSOカードをお持ちでない方は雇用主が発行した保険加入証明書が必要

②タイ在住外国人(ご家族や配偶者のみ就業している場合)
・最低5万ドルの医療保険に加入
・ご家族、配偶者本人が社会保険に加入されていることが分かる社会保険カード(SSOカード)の提出が必要

③その他
最低5万米ドルの医療保険への加入が必要(年齢にかかわらず加入が必要)

【申請方法】

右記サイトより申請できます。(https://tp.consular.go.th
Exemption from Quarantine (Test and Go)を選択し、各情報を入力します。
申請終了後、数日でQRコードが発行されます。
※偽サイトも出てるようなのでお気を付けください。
※ファイルをアップロードする必要がありますが、PDFファイル形式のアップロードはできないようです。
※拒否されることもあるため、最低でも渡航7日前の申請がおすすめです。


【タイ入国に必要な書類】

①ワクチン接種証明書(英文)もしくはワクチンパスポート
⇨弊社スタッフはワクチン1回目をタイで摂取し、2回目を日本で接種したため、書類が異なりましたが問題なかったようです。
なお日本で摂取する場合は役所にいき、ワクチン摂取証明書の発行が必要です(接種会場で貰ったものはNG)

②医療保険加入証明書(【タイランドパス申請に必要な条件】参照)

③タイへ到着した際の隔離ホテル予約証明書(1泊分)
⇨相場は4,000THB前後。現状3,500THB以下はありませんでした。
上記はホテル宿泊代、空港からホテルへの送迎、3食の食事代、PCR検査代すべて含む値段です。(サミティべでPCRを受けるより低価格ですね笑)

④渡航前72時間以内に受検したPCR検査の陰性証明書
⇨ただしコロナの罹患履歴を持つ者については、完治から3ヵ月以内であることを証明する書類でも可

⑤パスポート(通常通り)

【タイへのフライト及び入国審査の流れ(弊社スタッフの実体験)】

利用空港:中部国際空港セントレア
利用便 :タイ国際航空
客数  :20名弱

1:スワンナプーム国際空港到着
2:飛行機を下り第一検査
⇨タイランドパスQRコード・日本で受けたPCRテスト陰性結果用紙が必要
3:イミグレーションで入国手続き
4:荷物のピックアップ
5:出口へ
⇨10番出口(C)に隔離ホテル関係者が勢ぞろい。ホテルのドライバーと合流し乗車します。

ここまでの所要時間は30分未満だそうです。
タイランドパスを取得することで、空港内の混雑がかなり緩和されるようですね。

【隔離ホテルでの様子(1泊2日)】

ホテル到着後は書類の確認及び、この後の流れ、専用アプリのダウンロードを指示されます。
その後PCR検査を行い入室。
翌日部屋に結果の連絡をいただき無事ホテルの外へ。

チェックアウト時にコロナの簡易検査キットを渡されるため、指定される日に検査をし検査結果の写真をホテルのメールやLINEへ送付します。
送付後はホテルから政府へ結果を連絡してもらえます。


弊社スタッフの渡航にかかった費用は航空券 約38,000円、隔離ホテル 3,650THB、一時は50万円程度かかったことが信じられない程に格安ですね。

なおホテルは「フラマ シーロム」を利用。
ネットにて予約可能だそうです。


参考までに!

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