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2021年 / タイ渡航における最新情報

2021年10月より入国時の隔離に変更点がありました!
2021年10月タイ入国についてのまとめ
2021年10月新たな施策、サンドボックスとは?

2021年1月より日本⇒タイの渡航規制に緩和が出たとのことで色々まとめてみましたが、下記は新たにタイに就業に来る方向けに限定し記載させていただきます。(ビザ・労働許可証を持っていない方向け)

まずはタイ大使館の案内をご覧ください。
http://site.thaiembassy.jp/jp/news/announcement/9763/

1:【まず始めにすること】

渡航日の決め、航空券を取得(ビザを取得するために必要な招聘状を発行するために必要なため)

自分でも予約可能かつ、代理店を利用しても手数料の請求はないようです。現在タイ航空は東京・羽田国際空港(HND)→バンコク・スワンナプーム空港(BKK)の運行を水曜日以外4月15日までは毎日運航予定だそうです。
※こちらのサイトをご参照ください。
https://www.tokutenryoko.com/service/airticket/58

2:【次はビザ申請!必要書類を用意します。】

ビザに関しては大使館の案内もご確認ください。
http://site.thaiembassy.jp/jp/visa/type/9316/

①ビザ取得のための招聘状
②内定先企業の登記簿謄本コピー(全ページに担当者の署名・捺印が必要)
③内定先企業の署名者のパスポートコピー
④下記3項目のうちの1項目が必要

 1、タイ労働省発行の就労者の From WP3(労働許可証の事前審査受理書)/ 入国期限:30日
 2、タイ投資委員会(BOI)のビザ申請承認状
 3、タイ工業団地公社(IEAT)によるビザ推薦状 / 入国期限:無

上記①・②・④を取得内定先の企業より郵送いただき、原本をタイ大使館・領事館へ持っていきビザ(ノンイミグランドビザ / 期間90日)を申請していただく形となります。③はPDFで送付後印刷すれば問題ないようです。

※ここで気をつけなければならないのは、WP3の場合発行から30日以内にタイへ入国しなければならないということ。(BOIはまだ情報がないので不明です・・・。)
そのため企業サイドは入国日から逆算して発行しなければなりません。
WP3の申請から発行までに約2週間程度かかりました。

※通常国際便2~3日でタイから日本へ届きますが、現在コロナの影響もあるため4~5日ほどかかる予想です。(土日・タイの祝日を除く)

こちらのサイトをご参照ください。
https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/09/205dcf1be382ad77.html

3:【ビザ取得後は、COE(入国許可証)の申請準備】

①パスポートの写し
②タイ入国目的に応じた書類(2の②1~3)
③英文医療保険証 (タイ滞在全期間、申請者がコロナウイルス感染症及び関連疾患の治療費を含めた医療費を補償するもの)

・保険期間はタイ滞在の全期間をカバーして新型コロナウイルス感染症及び関連疾患の治療費を含む10万米ドル以上の治療補償額が必要。
・保険証には新型コロナウイルス関連疾病治療費をUSドルの表記で付保することが、英文で明確に記載しなければなりません。

※保険についてはこちらのサイトをご参照ください。
http://covid19.tgia.org/
https://www.tokutenryoko.com/news/passage/10598

※COEは申請から3営業日以内に事前承認されるそうです。
その後、15日以内に航空券と10日間の代替隔離施設(ASQ)の予約確認書を新システムを通じてアップロードすると、
3営業日以内にCOEが発行され、システムからダウロードできる仕組みになっているとのことです。

ここがかなり変更ありましたね。
今まではCOEの取得にASQホテルの予約確認書・航空券が必要だったため、COEの取得ができなければキャンセルせねばならなかったり、航空券が取れるかどうかでASQホテルの予約をずらしたり一苦労でした。

4:【COE(入国許可証)の申請】

申請は下記サイトより可能です。
https://coethailand.mfa.go.th/

【Step1】
1、外国人を選択
2、国籍、利用する大使館・領事館を選択、自分のタイ国におけるステータスを入力(WP持ち、家族がタイ国籍など)

【Step2】
1、渡航情報
2、個人情報
3、連絡先(タイ国外の情報を入力します)
4、タイ国内の連絡先(住所・電話番号)
※ASQホテルではないではない住所・電話番号を入力する必要があります。
まずは家の住所・電話番号が無い方は未入力でいきましょう。
入れないで申請して、もし「入力してください」と返答が来た場合は、
住所:内定先の住所・ASQ後に泊まる予定のホテルを取り急ぎ予約して情報を入力
電話:下記サイトのようなサービスを利用し、日本にいながらタイで利用できるSIMカード・番号の取得が可能
https://www.berrymobile.jp/thailand/services/berry/howto/sim.php

5、緊急連絡先
6、パスポートの写真をアップロード
7、タイ入国目的に応じた書類をアップロード
8、英文医療保険証 (タイ滞在全期間、申請者がコロナウイルス感染症及び関連疾患の治療費を含めた医療費を補償するもの)をアップロード
※ドラッグ・ドロップ後、その下に小さく出ている↑マーク(アップロードボタン)押さないと反映されない。
※変更前まではファイルサイズは10MBまででした。


入力後はSAVEを押して返答メールを待ちます。

申請がきちんとできたか確認するには、同サイトより確認可能です。
パスポート番号と名前と、6桁の数字の入力画面が出てきます。
※この6桁の数字は、Royal Thai Embassyから送られてくるメールに記載されています。

なお、この6桁の数字は忘れないようにメモ・スクショをした方が良さそうです。

【Step3】
問題なければCOE申請第2へ進みます。
ここでは、ASQホテルの住所・往復航空券予約確認書など、詳細を追記・アップロードしていきます。

COE申請完了後は、メールからCOE許可証をダウンロード&出力する
COE申請のすべてが完了&OKが出たら、Royal Thai Embassyからメールが来ますので必ず確認を。

5:【航空券・ASQホテルの予約】

② 代替隔離施設(ASQ)ホテルの手配
自分でも予約可能(Agodaなどで)、旅行代理店を利用すると3,000THBほどかかってしまうそうです。

6:【チェックインカウンターにて申告する際に必要な追加書類】

COE受領後、チェックインカウンターにて申告するために必要な下記追加書類を準備する必要があります。
(1) パスポートと有効なタイのビザ
(2) 入国許可証 (COE) ※必ず紙で持参
(3) 渡航前72時間以内に発行された英文の搭乗可能健康証明書(Fit to Fly or Fit to Travel Health Certificate)
(タイのHealth Controlは原本が必要)

※こちらのサイトをご参照ください。
https://www.clinicfor.life/articles/covid-thailand/

(4) 渡航前72時間以内に発行された英文のRT-PCR検査による新型コロナウイルス非感染証明書

※こちらのサイトをご参照ください。
https://www.tokutenryoko.com/news/passage/11655

(5) 保険会社または雇用主が、タイに滞在する申請者に発生する、新型コロナウイルス感染症の医療費を含む医療費を10万米ドル以上補償することを保証する英文医療保険の証明書または雇用主からの手紙。

※保険期間はタイ滞在全期間を対象とすること(こちらはタイ渡航後にキャンセルも可能らしいです)

(6) T.8 Form(タイ王国健康質問書)
T.8 Formは下記からダウンロードできます。 

https://bit.ly/34X6sAJ

※ (3) (4) (5)の書類は英語またはタイ語のみ可能。
原本がその他の言語の場合は、認証を受けた英語またはタイ語の翻訳書類が必要。なお、上記の追加書類は、タイに到着した際に入国管理局と疾病管理局職員に申告する必要があります。


現在は労働ビザを持たない観光目的の方もタイへは入国可能とのことで、色々緩和されてはいますがまだまだ費用負担は大きく(最近LCCの便も飛んでいますので荷物が少ない方はおおそよ30万円程度が予想です)気軽に出入国ができない状況にあります。

徐々に緩和されるとよいのですが、、、

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