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綺麗な夕焼けを見るとなんとももどかしい気持ちになる

昨夜はお客さんのご招待で、カジュアルフレンチのディナーをいただいてきました。
満腹で頭が回らなくて、でもできるだけ毎日書きたいと思っていたので、初スマホ投稿にチャレンジたものの…
スマホ片手に敢え無く寝落ちした、ちさとです。

というわけで、書きかけたものを直しつつ…



お客さんのご自宅に伺っての仕事だった(コンサルのようなことをしている)。

田舎町のさらにちょっと山に入ったところにそのお宅はあり、雑木林の上に綺麗な青空が見えていた。
澄んだ空気はキンキンに冷えていたが、ガラス越しの日差しはぽかぽかと背中を温めてくれて、暖房いらず。
古民家風の小さなお宅は、とても居心地がよかった。

17時半過ぎ、仕事を終えて、そろそろディナーに…と外に出た。
木立の上にあった青空は、いつの間にか深い藍色に変わっていて、鮮やかな朱色にグラデーションしていく様と金星のコラボを見ることができた。

車で走り出すと、雑木林を抜けて開けた景色に、夕焼けの最後の光が広がっていた。
思わず一瞬見惚れて(運転中に危ない危ない)、美しいものを見た感動と、その奥にもどかしさのようなものが湧き上がった。

このもどかしさは何なのだろう。
喉の奥が詰まって胸がギュッとなるのは、多分感動からくる「胸が締め付けられる感覚」なのだと思う。
ではこの心のざわつきは??

終わってしまう今日への想いなのか
誰かと分かち合いたい想いなのか
心が過去の記憶の何かに触れたのか
はたまた集合的無意識のなせる技か


しかし、センチメンタルとも言えるような気分は、その後の料理の数々の美しさと美味しさによって、キレイに消え去るのだ。
食いしん坊の目の前に美味しいものが並んだら、余韻も何もあったものではない。

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