無

ご挨拶

皆さま、こんにちは。

森島はむです。

見出し画像に「無」とありますが、Twitterのアイコン画像をなんとなく使ってみただけでして、この文章を書いているイマ現在の気持ちが「 無 」なわけではないのでご安心ください(?)。


中学生の頃からひっそりと日記をつけてきた私。

苦しいことがあったとき、頭の中が爆発しそうになったとき、死んでしまいたいとき。自分の気持ちを文章におこして、「一体いま、自分は何を考えているのか?」「この気持ちの正体はなんなのか?」を整理しようとしてきました。

本当の本当に整理はできなくとも、現実の世界で生きていけるよう、自分を言いくるめることはできました。

自分のために何かを書いて、後悔したことはありませんでした。


突然、コミックエッセイを描き始めたのも同じような動機で、「どうにかなりそう」だった気持ちを、「どうにかしたい」という一心からでした。

「とかくこの世は生きにくい」の第1話を描いたのは、仕事場から大泣きをして帰宅した日の夜でした。もう、本当にどうにかなってしまいそうで。

せっかく転職したのにうまくいかなくて、新しい会社でも「突然涙が出る」「過呼吸になる」といった症状が出始めてしまい、自分は何をやってもダメ、不良品、ポンコツ、給料泥棒……と自分を責めてばかりいた頃です。


誰かに話を聞いてもらいたかったけど、勇気がない。

わざわざ時間を取って、こんな話をされても迷惑なだけ………。

……という悩みを解決するのが、『インターネットにエッセイとして投稿して、読みたい人に読んでもらう』ことでした。コミックエッセイにしたのは、その方が読みやすい、易しい内容になるんじゃないかと思ったからです。

(なお、投稿先をnoteに決めたのは、山本さほ先生に憧れてのことです。笑)

結果、このように、多くの方にフォローしていただいて、エッセイを読んでいただけるようになりました。本当にありがたくて、嬉しくて。毎日、noteからの通知を楽しみにしていました。


一方で、私の描くエッセイが、読んだ方を不快にしてしまうこともありました。

そして、いつからか、コメントをいただくことが恐ろしくなってしまいました。そして、そのコメントに対する私のリアクションも、本当に未熟で、幼くて、みっともないものでした。(特にTwitter!)

ご不快な思いをされた方、申し訳ありませんでした。


SNSが発達し、作者と読者の距離がとても近くなりました。その恩恵をたくさん受けた一方で、私は、これ以上描いてはいけない、と思うようになりました。というより、描けない、と思いました。

私についての推測や想像を、あたかも事実かのように広める人。個人を特定し、実生活に影響を与えようとする人。家族や友人まで攻撃して構わないと思っている人。

このような人たちが読者にいる状況で、これ以上エッセイを描くことはできない。これが正直な気持ちです。

そして、読者にこのようなことをさせたくなるエッセイを描いてしまう私。自分の気持ちを描いた結果、こうなってしまうのなら、もう描くわけにはいかないなと思いました。


森島はむは、2月いっぱいをもちまして、活動を終了いたします。今までずっと、本当にありがとうございました。

たくさんの方に、エッセイ活動も実生活も応援していただいて、「とかくこの世は生きにくい」は完結しました。

おかげさまで、noteという居場所を見つけることができました。つらくてどうしようもなかった第1話から、生き延びました。


エッセイを書く(描く)のが好きです。

自分の話をするのが好きな人間なのだと思います。

だから、これからも、頭の中で、日記帳で、インターネットのどこかで、書き続けると思います。

Twitterアカウントは、2020年2月いっぱいで削除をいたしますが、こちらのnoteアカウントは残します。理由は…… 自分が購入したnoteがあるからです!笑

書いたものは、現状のまま残していきますので、またいつでも戻ってきて、戯れに読んでみてくださいね。(「とかくこの世は生きにくい」は電子書籍化にともない有料になってしまいましたが)暇つぶしになるエッセイがいくつかは……見つかっ……たらいいなと思います。見つからなかったらすみません。



それでは皆さま、どうかお元気で。応援してくださった皆さま、本当に本当にありがとうございました。

応援って、人助けなんですね。命を助けていただき、本当に本当にありがとうございました。



そうそう、「noteは読む専門だ」という方はいらっしゃいますでしょうか。

試しに、何か書いてみませんか?私は、皆さんのお話を読めることを、楽しみにしております。

無題q

では改めまして、皆さま、お元気で。

ありがとうございました!


森島はむ




えっ!? いいんですか…!?(うるんだ瞳)