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探鳥会レポート<M谷編>2022年11月 雨の探鳥会と鳥の傘

    先日、ゆる支部の平日探鳥会に参加してきました。
    この日は朝から雲行きがあやしく、途中で降られるだろうと覚悟していました。

     探鳥会にはいつも鳥柄の折りたたみ傘を持っていくことにしています。
     雨が降れば残念だけど、同時に鳥柄の傘を使う楽しみができます。

    集合場所は道の駅でした。
    今日のM谷に行くのは初めてです。

    心配した先輩方が
    「ナビあるでしょう?」
    と、私に声をかけてくれました。

    「T山って入れてみて」
   私がスマホに入力すると、T山頂までの登山道が表示されました。
    「この途中で集合だから」
    「迷ったらT山で調べて」

    ここから車で少し移動するそうです。
    道の駅はトイレ休憩ってところのようでした。

    やがて役員が出発の合図をして、先導車について進みました。

    民家が途絶えた林道を進みました。
    T山登山道の手前に広い場所があり、車を停められるようになっていました。

    探鳥会ご一行はここで車を降りました。

    準備が済んだ人から集まって輪になり、役員から今日のコース説明を聞きました。

    今日はM谷の林道を歩いて、また戻るコースだそうです。

     探鳥会ご一行は天気を気にしながら歩き始めました。

    進行方向の右側は山で、崖が壁のようです。
    管理されているようで、木を切ったばかりの区画、木を切った後に苗を植えた区画、背の高い木がたくさん生えている区画と整理されていました。
    若木には鹿よけの網も張られています。

    進行方向の左側は崖下で、川が流れていました。

     鳥が多いのは右側の崖で、背の低い枯れ木の中に潜んでいました。

    先頭を行く役員が
      「今、動いた」
    と言って足を止めました。

    崖一面に雑草が生えてゴチャゴチャした所から、鳥がパッと飛び立って、また藪の中に消えました。
    まったく何の鳥なのか分かりませんでした。

撮れたのもありました。
シジュウカラ

     どんなに進んでも、鳥がパッと飛び立ち、藪の中に消えていきました。

    見える人には見えるみたいで
     「あれはルリビタキでした」
     「今のはベニマシコ」
   というのを聞くばかりでした。

おそらく、ホオジロのメス?

    途中で降り始めました。
    さっそく、鳥柄の傘を出して使いました。

    デザイナーさんの作品で、傘には野鳥が描かれていたのですが
     「スズメ」
     「ハクセキレイ」
     「ゴジュウカラ」
    私の後ろで鳥の名前を当てている人がいました。

    こんな風に楽しんでもらえるなら、買ってよかったです。

    予定どおり歩いて、元の車を停めたところに戻りました。

    ゆる会長が
     「鳥合わせをします」
    そうに声をかけました。

     「ベニマシコ、いましたね」
     「ルリビタキ、いましたね」

    鳥合わせで、見た鳥を確認し合っていましたが、私はちっとも分かりませんでした。
    私には藪から飛び出した鳥が、違う藪に飛び込むまでの2秒くらい見えただけだったのです。

    少し物足りないまま、解散となりました。

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