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「令嬢アンナの真実」

皆さまこんばんは。本日はお久しぶりに観た作品の紹介とオマージュコーデをお送りします。

「令嬢アンナの真実」

重窃盗罪に問われて勾留されている、自称資産家の令嬢、アンナ・デルヴェイ。記者のヴィヴィアン・ケントは上司 に背き、彼女の記事を書こうとする。

Netflixより

アンナは1991年、モスクワ郊外でアンナ・ソロキンとして生まれ、2007年に家族とドイツに移住。それからパリへ移り、アンナ・デルヴェイと名乗り始め、2014年にニューヨークに移ってからもその策略は変わらなかった。ニューヨークでは、ホテル代を踏み倒して豪華な生活を送り、この街の上流階層の人々と交流し、彼らからお金を騙し取ったのだ。

Harper's Bazaar onlineより

これはソーホーの詐欺師と呼ばれた彼女の嘘のようで本当にあった話。

主人公アンナを演じるのは、エミー賞を受賞し「オザークへようこそ」でも話題のジュリア・ガーナーさんが演じていて、そのおしゃれな着こなしにも目を奪われつつ「え、どうなるの?!」と先が気になり気がつけば一気に見終わってしまうドラマでした。

お金持ちになるという夢なのか、それともよりたくさんの人に愛されるという夢なのか…虚構の自分を現実のものに手にするあと一歩のところまでいった一人の女性の物語。

なんだか現代の闇を見ているようで、なんとも言えない気持ちになってしまったなぁ…(いかなる犯罪行為も許されるわけではない、ダメ絶対)

オマージュコーデ

オマージュしたのは他でもない、アンナ。彼女の華やかな着こなし(クルーズ船でスカーフをたなびかせる様は圧巻!)は眼を見張るものばかりだけど、一転キャリアウーマンとしての信頼を勝ち得るため、オールブラックコーデに身を包む様と、あのお酒を煽るシーンをオマージュ。

彼女はセンスがある、本物を知っている…と言わしめる彼女にわかりやすいハイブランドなんてナンセンス。シルクのヴィンテージシフォンブラウスにcacharelのタイトスカート、そしてアイコニックな黒縁メガネを。

第8話「出どころ」の酒を煽るシーンをオマージュ

虎視眈々と狙い、自分の願いを叶えていく様はもはやあっぱれとしか言いようがない。嘘のようでほとんどホントの話…驚いている間に見終わってしまいました。


事実は小説より奇なり…を地で行くような話でした。驚きなのが本当に私達世代ということ。ミレニアル詐欺師とも言われるけれど…デジタルネイティブ世代の初代の私達。理想という名の幻想に惑わされず着実に生きていきたいな…


 
Chiro (Chihiro Takatsuka)
大阪府出身。衣料管理士1級保持。
2013年より主にフランスヴィンテージを取り扱うPetit Bonheurの販売員として勤務している。現在はデジタルディレクター、ビジュアルプレスも兼任。また『ヴィンテージをもっと日常に!』をモットーに着こなしだけでなくケア方法も交えた日常的に楽しむ方法を各種SNSにて発信している。
趣味のカメラを用いてコレクションしているヴィンテージを纏った自身と古家具をメインに撮り、セルフポートレーターとしても活動中。
 
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