写真家でもカメラマンでもなく 記録者でありたい
どうもこじらせのミルフィーユ状態のちろです、こんばんは。書く書く言うて先延ばしにしてしまう悪い癖が出てしまいました、ごめんなさい。
私事なのですが、先日誕生日を迎えまして、まぁまぁええ年になったのですがこれを機にセルフポートレーターと名乗り活動することにしました。
おいおい、突然どうしたんだよ、という声が聞こえてきそう…そして名乗ったからと言って何かが変わるわけでもないのですが。まぁ少し経緯をメモがてら書き起こすことにします。
たくさんの皆様とお話する中で
この記事でもお話したような経緯で、ここ2年ほどほぼ毎日のようにカメラを触るようになって。
どうしてもメイン機のX30の方が使い慣れていてX-H1とは一向に仲良くなれないのですが…笑
(もっと使えよって話)
ありがたいことに、私の周りには創り出すことを続けている方々が多くて。そんな皆様にいつも刺激をいただいているのですが、私自身何かをしていくには「私の型はこれです」と言えた方がいいなぁ、とふと考えてしまうときがありまして。
そんな時、親しい人たちと自分の写真についてお話することが何度かあり…その中で見えてきた私という人が撮るものは何か、どういったものは他者と違って見えるのか、というお話をたくさんお聞かせいただいて。
その中でのひとつ「なるほど」と自分の腑に落ちことが「お洋服たちを纏って好きものばかりに囲まれたアトリエで撮ることなんじゃないか」ということだったんです。
私自身のアイデンティティを見つめて
以前からお話しているように、今も現役のヴィンテージショップ販売員を続けています。
そんな中で出会ったヴィンテージのお洋服たちを身に纏うことは自然なことで、今では息を吸うような感覚で…つまりは私のアイデンティティだと思っていて。
そちらに加えて、築50年以上の家の一室であるアトリエに祖父母が大切にしてきたものたちと私の好きなものたちを一緒に撮ることは心地よくて、自然と続けてしまっていることだったから。
そして以前もお話したようにコンペに少しずつ参加しているのですが、その際に送るものはいつもセルフポートレートばかりなんです、実は。
なぜかというと、何かを表現する際に、コーディネートと自分自身の表情がとても便利な道具といいますか、表現手段で。あくまでも写真はそれらの記録係に過ぎません。とはいえジャンルとしては写真に分類されてしまうのでそうか、と思いながら続けています。
自分自身を使うこと、に関してはきっとこちらの自己紹介でも書いたような今までの経験がここで生きてきているのかな、なんて未熟者なりに感じています。
そんなこんなで、もういっそのことセルフポートレーターと名乗ろうと至ったわけです。ちなみにこちらでは本名の「千広」名義で活動します。
名前から受ける印象もそうですが、ニュートラルでありたいから。ここについてはまた追ってつづれたらと思います。
セルフポートレーターというと加工がものすごい方が多いので、私なんかが名乗っていいのかな…と今でも思ってしまうのですが…私は私なりにやってみたいな、と思います。
かと言って、あ、いいなぁ、と思った瞬間を撮ることもしたいし、そういうものは引き続きInstagramやみんなのフォトギャラリーにて公開したいと思いますのでよろしくお願いいたします。
だらだらと書いてしまいましたが、少しずつ撮りためていこう、と思います。実現するかなんて全然わからないけど、いつか素敵だなと思っている方と作品を作ったり、写真を見ていただける機会を作れたらいいなぁ、なんて淡く思ってしまっています。
○直近の参加展○
第5回 オープンスペース公募展 (国画会写真部近畿)
・2/1㈫-6㈰ 10:00-17:00
(初日は13:00より、最終日15:00まで)
・兵庫県立美術館王子分館
原田の森ギャラリー 東館2階展示室
こちらでもアトリエで撮り下ろしたセルフポートレートの作品が展示される予定です。はじめて人に見てもらうからドキドキするなぁ…なんて。
いつの日か皆様のお目にかかれる日を心待ちに。以上、報告でした!
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