指で数える

小さな子供が数字を数える時、親指から小指にかけて1、2、3、と指を折ったり開いたりして数えませんでした?
私は小学生の時から足し算や引き算は手を使って計算していました。

でもこの計算の仕方は幼稚な数えかただとか教われて、頑張って指計算から卒業されていった、又はいつの間にか卒業していった人が多いと思います。

私はその指計算からの卒業がとても遅かったです。というか、ちびちほは指計算を卒業する気がさらさらありませんでした。

最早クセというか、計算するとなれば何のためらいもなく両手を準備して、まるでそろばんを使うマインドで素早く指でその答えを示していました。

私にとって指計算はただの手段でしかなく、それが自分にとって効率の良い方法だったから使っていただけに過ぎなかった、いや、頭で数えるより指が早かった、そんな幼少期。

そんな私にも遂に指計算からの卒業が訪れます。
あっけない卒業です。よく考えれば簡単な計算にしか使えないので利便性は低い!


しかし、それから使い方は違うものの指計算、名を変えて、指カウントを多用するようになりました。

なにかを思い出す時、指を折って数えませんか?

昨日信号に引っ掛かった回数、元彼や元カノの人数、経験したバイトの数、たまってる課題の数、あのアイドルグループの人数、消えていった保湿リップの本数、今飲んでるお酒は何杯目?

そして最近はこんな使い方を、利便性をもって使い始めました

リマインダー

何をするにも立て込むとどれか一つは頭の隅っこに仕舞い込んでしまう悲しきあんぽんたんな私を救ってくれたのがこの指カウント

今分かってるやることリストを指で数えて、手の感覚でやることの数を覚えておくと
「あれ?あと何やればいいんだっけ?」
が減りました!

仮にやることを忘れても、「絶対あと○個はやらなといけないことが残ってる!」と思い出そうとするから大丈夫!

単純脳の完成です

スマホのリマインダー機能を使ってもなお取り残していた「やること」を、指の形状で覚えるというなんとも原始的な方法で乗り越えた私ですが


次は忘れ物が止まりません。
一週間に三回は忘れ物してます。

どうしたものか…