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英語が嫌いな4歳と2歳がハマった、英語コンテンツ(無料いっぱい)

「子どもの英語、何かさせたいけど、何にすればいいか迷っちゃう」

そんな方はいませんか。英語、と聞くとなんだかザワザワしてしまう。私はそんな親のひとりです(笑)

1年前は、意を決して、インターナショナルスクールのサマースクールに入れてみたんです。5日間、先生もお友達も英語オンリーでの会話。

しかし、シャイな息子は・・・
朝から「行きたくない」を100回くらい連発し、スクールでも5日間ともずっと黙りっぱなしだったとか。その時の様子はここに書いてあるので、よかったら読んでみてください。

このとき以降、私が英語の本を読んであげたり、英語で話しかけようとすると、

「ママ、英語やめて」

と言われるようになってしまいました。ああ息子に相当なトラウマを与えてしまった。私は反省し、その後はまったく、英語を話すことはありませんでした。

しかし!ここにきて頭角をあらわしだしたのが、2歳の次男です。

実は家でかける音楽や、YouTubeの動画は、意識的に英語の歌やアニメを選んで見せるようにしていました。(あきらめの悪い母です)
すると。

ランデンランー♪

とある日聴こえてきたんですよね。まだ1歳の後半でした。

それは彼がよく聴くお気に入りの「Wheels on the Bus」という曲の「round and round」というフレーズでした。びっくりした私。

その後も「オーマクダナファー♪」と聴こえたので、何かと思ったら、「Old MacDonald had a farm」のサビでした。あの「イヤイヤヨー」の曲です。

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歌じたいが大好きな次男は、知らず知らずのうちに英語の歌まで覚えている状態になりました。

今のところ彼の歌う6〜7割は英語の歌で、保育園の先生からも、「たまに知らない英語の歌を歌っています」と言われることもあります。「きらきら星」も「トゥィンコー♪」と英語のほうを先に覚えました。

そうした次男につられてか、英語嫌いの長男も英語の歌を歌い出すように!少しずつ、私の与えてしまった「サマースクールのトラウマ」を回収している状態です。

実は私は、世界でいちばん人気のあのキャラクターの英語教材も買ったことがあります。といっても中古で、それでも7万円もしました。(私のギャラが吹っ飛んだ!)

でも試してみると、アニメなのに静止画をくっつけたような映像が古いし、曲もいまいち乗り切れない(笑)息子たちの好みではありませんでした。

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それよりも無料のコンテンツのほうが息子たちは大好きで、ハマっています。語学をはじめる時、そんなふうに清水の舞台を飛び降りるような大金を払うのではなく、無料のものからはじめてみるのがおすすめです。

今回は次男や長男が好んで遊んでいる、英語コンテンツをご紹介。もっとも高額なものでも1980円です。英語初心者の、小学校低学年以下のお子さんにおすすめの内容。それではどうぞ。

●まずは無料で遊べるものから

1万回は聴いたこの曲

まずおすすめなのが「Wheels on the Bus」です!見ての通り、キャラクターがかわいくて、曲もノリノリ。

歌詞の内容は「バスのタイヤがまわるよ〜くるくる〜」という内容がリピートされるだけなのですが、その中に、こんなフレーズが出てきます。

People on the bus go up and down 
バスにいる人は、上がったり下がったり

The doors on the bus go open and shut 
バスのドアは、開いたり閉まったり

これを聴きながら私は、実際に手を上にあげたり、下にさげて見せたり。
ドアのように手を開いたり、とじたりしました。

すると「上がったり下がったりするのが"up and down"なんだ」と感覚的に理解してくれたようで、ベビーカーで段差を上がって下がるときに、

おっぺんだん〜♪
(up and downのこと笑)

と歌っていたんですよね。子どもの記憶ってほんとにすごい。

リピートがくせになるこの曲も

うちの息子たちがハマっていて、なんといっても覚えやすいこの曲。ただ「Do you like〇〇?」が続くだけの曲ですが、私もなんだかこのメロディが好きになってしまいました。

そしてアイスクリームを食べる時とかに、

Do you like Ice Cream?
アイスクリーム好き?

と聞いてみます。そして「Yes I do!」と答えたらあげる、みたいなゲームをしています。

その他にも息子たちお気に入りのおすすめな曲はたくさんあって、spotifyに全部まとめてみました。無料で聴けるので、ぜひおうちや車の中で、楽しんでみてください。44曲あるのできっと飽きないはず。

きっとママのお気に入りの曲も見つかるはず。
私はちなみに「Baby Shark」や「Hello!Hello!」が好きで、イントロが流れると、「ママの好きな曲だ!」と息子たちが教えてくれます(笑)

幼児もできる英語のゲームが楽しい

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そして!英語にトラウマのあるうちの長男でもハマるゲームがこれ。「Make an Ice cream」という、ただアイスクリームをつくるだけのゲームです。

ただ一緒にフレーバーやトッピングを選ぶときに

Which flavor do you like? 
どのフレーバーが好き?

What color of ice cream do you want?
何色のアイスクリームがほしい?

How many cherries do you want?
さくらんぼ、何個ほしい?

など、さりげなく5W1Hを教えることができます。色や、数の数えかたも。勉強っぽいのは子どもは嫌がることが多いですが、ゲームなら嫌がりません。それに、このゲームをやっている時だけは、私が英語を話すのにも長男はなんだか寛容です(笑)


●ネットで安く買えるもの

1年半ハマる英語のうた絵本

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幼児にダントツでおすすめなのは、ボタンを押すとネイティブによる英語の歌が自動で流れる絵本。歌が好きそうなので、外出自粛がはじまったくらいに買ったのですが、大正解。この1年半、ほぼ毎日遊んでいます。

家事をする間など、勝手にボタンを押して永遠に遊んでいてくれます。しかもそこから勝手に、英語の歌をつぎつぎに覚えていってくれました。シリーズで2冊あるのですが、どっちも買ってよかったです。

こっちは手遊びができるもので、次男お気に入りの「the wheels on the bus」などが8曲入っています。じつはそんなに手遊びはしていなくて(笑)、聴いているだけです。

バスの歌の次は「Row, Row, Row Your Boat」を覚え、「The Finger Family」なんかも一緒に歌っていたらすぐに覚えました。

1冊目がよかったので、すぐにこっちも購入。これも「ABC song」とか基本的な曲が入っていてイイ。冒頭の「Old MacDonald Had a Farm」はこの本から覚えました。

かるたみたいに遊ぶフラッシュカード

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歌などで少し英語に慣れてきたら、次にやってみてよかったのが、この英語のフラッシュカード!といってもフラッシュカード本来のやり方みたいに、次々にカードを見せるのではなく、かるたのようにして遊びます。

上のようにカードを無造作に並べて、私がたとえば、

Lemon!

と読み上げます。そうして急いでカードを取ってもらう、というやり方です。このときおすすめなのが、まずは日本語でもわかる単語から読み上げること。Lemon、spoon、lionとか。そうして自信をつけたあとに、spiderとかcarrotなど、少し難しい単語に移行していきます。

このカードは3種類あって、私はまずこれを試してみました。

これで思いのほか、英語キライの4歳長男がハマったので(笑)、つぎにこっちに挑戦。といっても、どっちも簡単な単語しかないので、やりやすいと思います。

そうして単語に慣れた段階で、この動詞編も試してみました。動詞編は、かるたをするときに、たとえば

I eat a carrot

とか読み上げて、動詞(eat)と名詞(carrot)を両方取ってもらう、なんて遊び方をしています。

息子が体の部位を覚えた絵本

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英語にトラウマのある長男は、私が英語の本を読むと嫌がっていたのですが。それでも大のお気に入りの絵本があって、それがこの「Where is baby's belly botton?」なんです。

Where is baby's mouth?
赤ちゃんのお口はどこ?

Where are baby's eyes?
赤ちゃんのお目目はどこ?

など、ただただ「Where is~?」を繰り返す絵本です。でも私がこれを読むたびに、息子たちのお腹とか、頭とか、お口をさわってコショコショしたところ、息子たちは「キャーーーーー!」と逃げまわって大喜び(笑)

これで息子たちは自然と、体の部位の名前を覚えました。口コミがとてもよかったから買ったのですが、買って大正解でした。


●ちょっと慣れてきたら

「幼児向け」のオンライン英語

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(画像はサイトからお借りしました)

私は自分自身がやっているオンライン英会話に、息子を参加させてみたりしたことがあるのですが、うまくいかず・・・。逃げたり、叫んだり、もう大変。先生もあきれ顔。

「うちの子はオンライン英語まだ早いかも」

落ち込んだことがありました。
でもオンライン英語にもいろいろあることを知り、その中でも幼児向けに特化したものをいくつか体験してみました。

リップルキッズパーク、GSAなど体験してみたなかで、いちばんコスパに優れ、先生が幼児慣れしていると思ったのが「ワールドアイキッズ」です。

冒頭の写真のように、先生がまずかわいいカチューシャとかつけて登場。テンション高めで、ノリノリの先生が多いんです。そして子どもが飽きているようなら、すぐさま次のコンテンツを用意してくれます。

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こんな感じの独自の教材もあって、絵を見せながら自然とアルファベットを覚えさせてくれたり。(といっても息子はあまりアルファベットは好きじゃない)

月額1980円で週に1回受講ができるので、まだまだ始めたての子にはいいペース・金額なんじゃないかなと思います。うちは次男で申し込んでいるのですが、長男も横から聴いていたりもしています。

ーー

私はあくまで幼児期は「子どもが英語を楽しむ」ことを目的としているので、「ちゃんとしゃべれるようにならなきゃ」とかは全く思っていません。それよりも母国語が大事だと思う派です。

しかし自分自身の経験から、3歳くらいの時に英語の「音」に触れたことが、のちのちの英語や中国語の発音にとても影響したので、音を聴かせることを重点的にやっています。

また私は外国語に興味があるいっぽう、中国語と日本語がネイティブな夫は、「外国語なんて今やらせなくていい」という考え方の持ち主です。彼ならではの考え方がとても面白いので、またエッセイ(対談形式かな?)で紹介したいと思います。

それではよい週末を。また月曜にお会いしましょう。

小森谷 友美
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