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TOEIC320点アップも夢じゃない。忙しい30・40代が単語をスイスイ覚える方法

私ね、学生時代から暗記が苦手なんです。

というか勉強が大嫌いでした。

でもね、大人になって旅行が好きになったのをきっかけに、英語にハマって。外国人と話せるのって、超楽しいじゃんと目覚めてしまって(笑)

大学受験が終わった直後の18歳で受けたTOEICは540点だったのが、35歳で受けたら860点になっていました。やっぱり人間、楽しいことを見つけると違いますね。

それは6年続けているオンライン英会話の成果もあるし、めちゃくちゃ効率のいい単語の覚えかたを、10年くらいかけて編み出したからなんですよね。

私が真剣に英語を勉強しだしたのは、26歳。アメリカへの美大留学を考えた時です。始めた当初はぜんぜん伸びなくて、落ちこむ毎日・・。

でも続けるうちに、なんとか受験に必要なTOEFLの点数はクリア。3校の合格通知をいただいたけれど結局進学せず、28歳からは中国語にも手を出してしまいました。今はどっちも話せる状態です。

英語と中国語を両方勉強して、あらためて思うのは単語はめちゃ大事!ってこと。文法がわからなくても、単語さえ聞き取れれば、相手が何を言おうとしてるのか推測できます。読むときも同じ。

でも高校時代の私は、今考えると、すっごく非効率な覚え方をしていたんですよね〜・・。

今回は私の失敗事例も含めて、超かんたんに単語を覚える方法を紹介してみたいと思います!英語だけでなく、他の暗記科目にも使えるかも。
この記事の続編としてお楽しみください。

高校時代に失敗した単語の覚えかた

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(当時を再現。30代の今はこれだけ書いてもう腱鞘炎レベル。笑)

大学受験を控えていた私はとにかく、書いて覚えることに集中していました。英語も日本史もです。青ペンだと覚えやすいという都市伝説をどこからか聞きつけ、ただひたすら、青の文字を書きまくっていました。

第一志望の難関国立大学に合格した妹からは今でも「お姉ちゃん、受験のとき書いてばっかだったよね・・・」と苦笑されるほど。笑

私はひとつの単語をとにかく集中して書き、1度で覚えきってやろうと思っていました。でもね20回書いても、あれっなんだか頭に入っていない・・

とりあえず腕は疲れるので、「やった感」はありました。

時間だけが過ぎていくのを感じながら、でもこの方法を途中でやめる勇気もなく、あえなく大学受験は第一志望敗退。すべり止めを除く4校くらい受けたうち、3校は不合格でした。

当時の敗因が今ならわかります。

ただ「書くこと」がゴールになっていて、「頭に入れること」は2の次になっていたんです。

「猪突猛進に頑張っても、その方法が間違っていると痛い目にあう」ことが身に染みてわかった、はじめての体験になりました。


30代でも頭にスイスイ入る単語の覚えかた

1)ズボラもOK!単語帳をつくる

失敗は成功のもと。私は書いて覚えることを卒業しようと思いました。(現代ではそんなに正確なスペルを求められることもないしね)

そこで取りいれたのが、自分オリジナルの単語帳をつくることです。英文を読んでいてわからない単語があったら、この単語帳に書きこんでいきます。


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①まずノートの1枚を縦に半分に折る
②左に英単語、右に日本語を書く
③覚えにくそうな単語は例文もセットで書いておく

ちなみに私はGoogleスプレッドシートで単語帳をつくったり、アプリの単語帳を使ったこともあるのですが、覚えやすさは手書きがいちばんでした。

例文はすべての単語に書こうとすると面倒で挫折しがちなので、覚えにくそうな単語のみ書きます。このときできれば、自分でつくった例文を書いておくのがおすすめです。そのほうが覚えやすくなります。

名詞・動詞などもわざわざ書くと面倒なので、日本語を読めば明確になるように書いておきます。たとえば「遊ぶ」だったら動詞だし、「遊び」だったら名詞になるように。

2)1日1回だけクイズ作戦

この単語帳は自分の弱点がつまったノートです。これをマスターすれば、どんどん英語がわかるようになっていきます。(1ヶ月でも効果は絶大)

でもひとつの単語を時間をかけて一度に覚えようとするのは厳禁。まさに高校時代の私の二の舞になってしまいます!そうではなく私が編み出したのは、1日に1回だけクイズ作戦です。

この単語帳をまず半分に折ったりして、右側を隠してしまいます。

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そうして英語を見て、どんな意味か自分にクイズを出します。ここで瞬間的にわかれば、自分がもうその単語をマスターしたということ。

でもハッキリ言ってわからないことのほうがほとんどです(笑)5秒考えてわからなかったら、遠慮なく日本語を見ます。

じつは人間の脳は「思い出そうとする時」にいちばん記憶が定着するんだそうです。自分にクイズを出して答えさせることで、その「思い出す」状況をみずからつくりだします。

このクイズを1日1回だけ、覚えたいすべての単語をやります。ひとつの単語につきかかる時間は長くても5秒なので、忙しいときでも、電車の中や寝る前などサッと完了します。

3)単語は「5秒だけ毎日会う」と覚えやすい

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1日1回のクイズを、まずは1週間続けてみてください。するとだいぶ覚えた単語が増えていることに気がつきます!

何度やっても覚えられない単語は、何かしら自分が苦手な理由があります。単語帳の世界を飛び出して、紙に書いて貼っておくのもおすすめです。

高校時代の私は1度だけで覚え切ろうとしていました。でも1度きり長時間会った人より、毎日5秒だけ挨拶を交わす人のほうが、顔を覚えられたことってないですか?

単語はまさにそれと同じ!1度だけで覚えるよりも、毎日1回でもいいから、何度も繰り返し見たほうが覚えられます。

さらにもう覚えたと思う単語も、1ヶ月後、3ヶ月後などに、もう1回見てみるのもおすすめです。忘れていることもあるけど、その思い出す作業で、また定着していきます。

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この1〜3を繰り返すと、どんどん単語が自分のものになってきます。1ヶ月だけでも効果はぜんぜん違います。試しに1ヶ月だけ、やってみるのがおすすめです。ほんとに、1日15分くらいでできちゃいますから。

さあさあ今日は水曜日〜。私は領収書の処理に追われる予定です。
読んでくれた方、楽しい1日をお過ごしくださいね。

小森谷 友美
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