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「意外なギャップ」のあるタイトルは、めちゃ読まれる。

私の大好きな映画「美女と野獣」がもし、
「美女とイケメン」ってタイトルだったら?

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私は絶対観たくない(笑)はいはい、カッコいい人はキレイな人とくっつくよね。ケッ。そう思って、見向きもしないかな。

この「美女と野獣」が初めて書かれたのは1730年なんだそう。

でも「美女とイケメン」だったら、300年も人気は続いていないはず。

実際は、呪いをかけられて野獣になった王子が、物語のエンディングでは素敵な王子に変わります。なので「美女とイケメン」でも、タイトルとしてはいちおう成立するんです。

「美女と野獣」と普通ではありえない意外すぎる組み合わせが、タイトルで端的に示されています。だから見た瞬間に「えっ、なんだか面白そう」と興味が湧いて、本編を観てみくなります。

さらに私たちの多くは、見た目に何かしらのコンプレックスがあるもの。「野獣」の言葉からは、共感と勇気を与えられるような気もします。

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私たちはどうやら、意外でアンバランスな組み合わせに惹かれるようです。

最近話題のTVドラマ「恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール」もそう。

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盲学校の女の子と、根は純粋なヤンキー君の物語です。これが「恋です!〜ヤンキー君とギャル」だったら、なんとなく情景が想像できますよね(笑)

でもヤンキーと目の見えない女の子という、今まで見たことのないほどの意外な組み合わせのストーリーだからこそ、どんなふうに恋をすすめていくのか気になります。

この考えは、実はnoteのタイトルでもめちゃくちゃ使えるんです!

note編集部がセレクトする「今日のおすすめ」に選ばれた記事を見ていると、このワザを使ったものが多い気がしています。

タイトルを見た瞬間から「これは読んでみたい」と思わされて、実際読んでみるとさらに面白い。今回はタイトルからそんなワクワク感を伝えるための「意外性をつくる戦法」を紹介します。

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