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CHINA CASE 2024-05

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急速に進む中国のCASE(Connected,Autonomous,Shared&Service,Electric)やMaaS、自動車産業についての最新情報。BYD、MINI E… もっと読む
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記事一覧

NETA、CATLと10年戦略協業、電池交換も示唆、CIICを採用へ

中国新興メーカー合衆(HOZON)の「哪吒(NETA)」と、動力バッテリー世界大手の寧徳時代(CATL)は2024年5月24日、上海市で今後10年にわたる戦略的パートナーシップを締結した。 2023年から兆候は見えていたが、2024年になって販売が急減速しているNETAだが、だからこそバッテリーの優先確保に急いだか。 https://www.chinacase.xyz/archives/28183411.html

倒産の中国新興、子会社がSPAC合併で復活、欧州輸出を再開か

実質倒産した中国新興EVメーカー愛馳(Aiways)に新たな動きがあった。 その欧州子会社であるAiways Automobile Europe GmbHが特別買収目的会社(SPAC)であるHudson Acquisition Corpに吸収合併される形で復活する可能性がある。 https://www.chinacase.xyz/archives/28144621.html

NIO、一汽集団とバッテリー交換で提携、Aultonは?CATLとも

BEVのバッテリーパックをそのまま真新しいバッテリーパックに交換してしまうバッテリー交換が業界として慌ただしくなってきている。 この中国しか採用していない技術ルートについて、その最先端の蔚来(NIO)が今度は中国国有メーカーの一汽集団とこの方面での協業を発表した。 https://www.chinacase.xyz/archives/28136242.html

理想、BEVの「M」シリーズ展開見送り、販売に大打撃も英断か

中国新興メーカー理想(Lixiang)は2024年に投入を予定していたBEV三車種を2025年以降に先伸ばすことを決定した。 計画が遅れているわけではなく、市場環境の悪化、特に弾みをつけたかった初のBEV「理想MEGA」がおそらく同社の見込みの3分の1程度の販売で推移していることが大きい。 https://www.chinacase.xyz/archives/28135963.html

広汽AION、CATL電池交換とも協業、NIOとの一本化遠のく?

広汽集団のオリジナルBEVブランド「埃安(AION)」は2024年5月16日、バッテリー世界大手の寧徳時代(CATL)とその傘下の時代電服とバッテリー交換分野においてパートナーシップを締結した。 広汽集団及びAIONは蔚来(NIO)ともに同分野で提携したばかり。 https://www.chinacase.xyz/archives/28112280.html

Xpeng、独自AIシステムを全車にOTA実施、25年に自動運転化

中国新興メーカー小鵬(Xpeng)は2024年5月20日、「AIスマートドライブの時代を切り開く」と題したAIデーを開催した。 独自のAIシステム「天璣」を同日中国時間20時からすべての同社モデルにOTAで展開していく、とした。 中国自動車業界はどこもかしこもAIではあるものの、Xpengはその筆頭。 https://www.chinacase.xyz/archives/28110324.html

BYD初のピックアップはPHEV「シャーク」、テック感ある内装

BYDは2024年5月14日、ブランド初のピックアップトラック「シャーク」をメキシコで発表した。 当初はBEVも設定されるとも噂されていたが、方程豹が採用しているDMOプラットフォームに基づくもので、DMがPHEVを指していることから、PHEVのみとなる。 https://www.chinacase.xyz/archives/28109724.html

バイドゥ、武漢限定も自動運転タクシー事業24年末にも黒字化へ

バイドゥApolloは先日、第六世代となる自動運転タクシー「頤馳06」を発表した。これは江鈴(JMC)との共同開発で、販売価格は20.46万元。第五世代で発表されていた1台当たりコスト48万元と比べ、半減している。 https://www.chinacase.xyz/archives/28090200.html

ファーウェイAITO、山西高速道路「M7」事故で技術的公式声明

山西省の高速道路で2024年4月26日、ファーウェイ問界(AITO)「M7 Plus」が作業中の道路メンテナンス車両に追突した事故が発生、乗員3人が死亡した。 中国のインターネットで大きな話題となり、特に自動緊急制動(AEB)やバッテリー発火、ドアハンドル等に関する疑問の声が多く、人々に注目された。 https://www.chinacase.xyz/archives/28087519.html

理想、個人の自宅充電スタンド設置数50万本突破、設置率70%

中国新興メーカー理想(Lixiang)は2024年5月13日、ユーザーの自宅付近に設置する充電スタンド数が累計で50万本を突破したと発表した。 これはLixiangの全ユーザー数の70%に相当する、という。では残りの30%は未設置、ということになるが、この70%というのは中国においてはかなり優秀な数字だ。 https://www.chinacase.xyz/archives/28062508.html

新興WeRide、仏ルノーと全仏OPで自動運転シャトルバスを運営

中国自動運転スタートアップ文遠知行(WeRide)は、仏ルノーの今後の自動運転戦略の核心的要素となったことを発表した。 自動運転を切り口にした、ルノーの公共交通方面における低炭素モビリティ領域の探索と実践に協力していく。 https://www.chinacase.xyz/archives/28055184.html

ステランティスと蘭に合弁会社設立、新興のLEAP海外進出加速

ステランティスと中国新興メーカー零跑(LEAP)は2024年5月14日、両社の合弁である零跑国際(Leapmotor International B.V.)が登記に必要なすべての手続きを完了、設立したと発表した。 持ち分はステランティスが51%、LEAPが49%。両社は2023年に資本提携、今回の合弁展開をすでに予告していたが、それが実現した形。 https://www.chinacase.xyz/archives/28054983.html

NIOが第二ブランド「楽道」と初弾SUV発表、Model Yキラー?

中国新興メーカー蔚来(NIO)は2024年5月15日、第二ブランド「楽道」を正式に発表した。 その初弾となる中型SU BEV「L60」は21.99万元で、NIOの基本的には30万元以上という価格帯と差別化を図った。 同年9月に発売開始、即日納車を開始するという。 https://www.chinacase.xyz/archives/28062164.html

長城、海外進出加速、2030年に年間100万台販売、日韓が競合

中国民間メーカー長城汽車(海外ではGWM)は2024年5月11日、株主カンファレンスを開催、株主や、ファン、メディアと交流を行った。 その中で、今後力を入れていく分野として、海外市場開拓を挙げ、2024年の海外販売目標を50万台とし、2030年までに年間海外販売100万台を目指す、とした。 https://www.chinacase.xyz/archives/28005899.html