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土方歳三の一生「燃えよ剣」観ました

ともかく、話の進みが早い。 あっという間に、函館五稜郭。  

大河にもなる原作を、映画一本にまとめたのには無理があると思う。 

事前に何も情報を得ずに映画を楽しんだが、普通に面白かった。 

少なくとも、前後編で作れれば、良かったのにと思う。 

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ここからは、ネタバレもありますので、観てから読んでもらえると、うれしいです。



主人公、土方歳三の足さばきなど、もっと踏み込んだ描写があれば、と残念に思うことが沢山ある。  

夜間の剣劇でCGがかなり使われていたが、割と地味に使っていて、あまり目だたたく、気にはならない。 後、夜間の描写は巧いと思う。 明るくなく、人の顔は判別出来て、動きが見えるのは良いと思う。

最後、単騎で突入するとは原作にもあるが、後を付いてくる部隊がはるか遠く過ぎて、いきなり、戸板で運ばれるのは、無理がある。

池田屋のセットは、史実に基づいていて、北添の階段落ちもなく、これこそ映画だと言う巧い作りになっています。

幕末、特に新選組を知っていないと、感情移入が出来ない映画になっているのが残念。 

岡田以蔵が、チョイ役で出すなら、新選組の面々の交流をもっと描いた方が良かったかも、などなど、思うことが多すぎます。 

まぁ、これがきっかけで、幕末がまた話題になると良いなぁと言う記事です。


Twitterで「北添の野望」と言う、リレー小説をしていましたが、

今度は「試衛館の日々」と言うリレー小説をやろうかと、考えています。



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