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【ゼミ活動報告】国連ウィメン日本協会東京のチャリティイベントに参加!

2023年11月25日に安斎ゼミが、文京区の今井館で行われた国連ウィメン日本協会東京主催のチャリティコンサート「朗読と音楽で聴く絵本『ちいさな曲芸師 バーナビー』」にボランティアとして参加しました。会場では、フェアトレードのLISAチョコレートを販売し、売上の一部を国連ウィメン日本協会東京に寄付しました。

会場でLISAチョコレートを販売

国連ウィメン(UN Women)とは、2011年に発足した「ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関」であり、女性に対する暴力の根絶をはじめ、女性の地位向上に関する多彩な支援活動を展開しています。国連ウィメン日本協会には全国7 地域に協力協定団体があり、国連ウィメン日本協会東京はその協力協定団体の一つとして開発途上国のプロジェクト支援のための事業や寄付活動を行い、日本協会を支えています。安斎教授が2022年度から2023年度にかけて、国連ウィメン日本協会東京にて「大学教育最前線」の連続講義を実施するなど親交を深めていたことから、このたびの連携が実現しました。

集合写真

LISAチョコレートは、有限会社ネパリ・バザーロが作っているフェアトレード商品です。LISA(Low Input Sustainable Agricultureの略、低投入持続型農業)とは、農薬や化学肥料、石油エネルギーの使用を抑え、自然生態系の力を活かし、収量を維持しながら高い品質を目指す持続可能な農業のことを指しています。ネパリ・バザーロのLISAチョコレートは、3.11の大津波で壊滅的被害を受けた陸前高田で復興支援として開設した工房でインドのカカオや沖縄の黒糖などを材料に作られています。2022年度の「陸前高田フィールドワーク」でその支援に取り組み、今回参加したメンバーは2022年夏に岩手県の陸前高田市でLISAチョコレートの製造過程の一部も体験していました。

参加者からは「朗読やチェンバロの演奏を今回初めて聞きとても感動した。あっという間のチャリティコンサートだった」「最初は30個のチョコレートが売れるか不安もあったが、来てくださった皆さんがたくさん話しかけてくださり、楽しみながら販売することができた」「1年前に陸前高田に行って実際にチョコレート作りの体験をし、また横浜のショップで色々学んだ思い入れのあるチョコレートを、多くの方の手に届けることができてとても幸せだった」という感想が寄せられました。