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うさぎをめぐる冒険

うさぎ年なので、なんかうさぎにちなんだ神社にお参りに行きたいなぁ(昨年は信貴山に行ったので)、と探していたところ、MKタクシーがツイッターでいい情報をつぶやいていたので、ほくほくと乗っかることにしました。なお、残念なことに、今回MKタクシーは使いません。徒歩で行くので。(MKタクシー、いつもとても有用な情報をちょいちょいくれるのに、売り上げには貢献できてなくてごめんよ……)

MKタクシーのおすすめは、岡崎神社、宇治神社、宇治上神社の三社だったのですが、岡崎神社は三が日の人出がすごすぎて、境内からゆうに5~600mの参拝列(数時間待ち)とのウワサを聞いたので、さすがにひるんで後回しにすることにして、まずは、宇治&宇治上神社に行くことにしました。1月の三連休のお話です。


宇治神社

徒歩圏内(片道25kmくらい)なのに、これまであまり足が向かなかった宇治方面。なぜかというと、道中が河川敷または特に見どころのない一般道で、走っていてあまりおもしろみがないからなんですよね。

なので、わりかしさくっと真面目に走って宇治まで。
宇治公園を通り抜けて、トップ画像の宇治川にかかる赤い橋(朝霧橋)を渡ったところに宇治神社があります。

宇治神社入り口鳥居。人はそれなりにいるけど、全然混んでなくてよかった。
境内にたくさんうさぎがいるのでテンションが上がる。
手水鉢もうさぎさん。


ちなみに、宇治神社でうさぎが祀られている理由は、道に迷った神様・菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)の前に一羽のうさぎが現れ、何度も振り返りながら菟道稚郎子を無事に導いたという伝説が由来だそうです。見返りうさぎは、正しい道、幸せの場所(良縁)へと導いてくれるらしい。なるほど……良縁……。


拝殿には見返りうさぎがいました

なお、拝殿周りにはこんなアトラクション(?)もあります。

うさぎさん巡りとな?

ということで、みんな、本殿をぐるぐるまわって三羽のうさぎを探している。ちゃんとこの掲示物を読んでそれらしきものを探せば、そんなに苦労することなく見つかりました。
(私は掲示をよく読んでいなかったので少々時間がかかった)
(いらちはこれだからいかん)

おみくじ入りの土鈴もゲットだぜ。

うさぎよ、私をよき場所に導いてくれ。


宇治上神社

お次は、宇治神社の奥にある宇治上神社にも参拝。明治時代に宇治神社から分離したそうで、徒歩2分くらいです。


宇治上神社の入り口鳥居。
拝殿は平安時代の遺構。木造建築が美しい。
屋根の縁のところは「縋破風(すがるはふ)」というらしい。
こちらでも、うさぎ土鈴のかわいさに抗えず……



岡崎神社

宇治&宇治上神社でうさぎさんのかわいさを堪能し、これは残り一社も詣でておかねばな、と人出も落ち着いたであろう2月中旬に思い立ち、東天王 岡﨑神社にも参拝(もちろん走っていく)。

こちらは京都市内(平安神宮の近く)。できるだけ止まりたくない&国道を走りたくないので、向日市まで西国街道をてくてく進んで、そこから鴨川河川敷を北上ルート。最短距離なら大山崎から淀川を渡って阪神国道経由なんでしょうが、今回のルートだと+5kmほど遠回りになります。

あれ?もう2月なのにまだまだ人が多そうな気配がするぞ……
しぶい提灯
狛犬ならぬ狛兎。ちゃんと阿形吽形の口をしていてかわいい。
拝殿はまだまだすごい行列で、汗冷えしそうなので、横からささっとお参り。
うさぎたくさん映えスポットもあるでよ
うさぎは多産なので、子宝を願う絵馬が多かったです
例にもれずゲットだぜ!


ということで、見どころ的にも距離的にも充実したうさぎ三社めぐり。
家に帰ってからも、窓際に蒐集したうさぎ土鈴をかざってにやにやしております。三羽三様でかわいいのう。

左から宇治上神社(中吉)、宇治神社(大吉)、岡崎神社(大吉)


ルートものせとく。
(宇治の時は、宇治からだと帰宅ルートがめんどくさいのとお酒が飲みたかったので、7kmほどプラスして伏見まで行きました)

大津にも、三尾神社といううさぎをフォーカスした神社があるそうなので、そのうち行ってみたい所存。最短距離で32km(自分用メモ)。