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あの人に、ぜんざいを贈りたかった。
帰り道にぜんざい贈る屋「達磨善哉」を始めてから、1年が経過しました。はやいものです。この1年のうちに、商品のラインナップや活動の拠点が広がり、だんだんと私たちの存在を知る人が増えていることを実感しています。
一方で反省していることもあります。それはお客さんから聞かれる、“そもそも”の話に対して、うまく答えられてこなかったことです。少なくとも、“ちゃんと伝わるよう”には回答できていませんでした。
東京での暮らしは甘い。2021年の出会いを振り返ってみた
先に社会人になった友人が教えてくれた。
「大学生までは勝手に時間の“区切り”をつけられていたけど、社会人になったら自分で区切りをつけなければいけないんだよ」
分かる。ごく最近まで学生だった私も、学生最後の方は週5でインターンをする日々で、結局卒業式にも行かなかった。それでいつの間にかぬるっと学生生活を終わらせてしまった。
なんとか曖昧になっている生活へ“区切り”をつけようと、社会人になるタイ