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2Dから3Dへ[その1]

ヘルメットネタであれほどビューがつくとは思っても見なかった。
とりあえず,ネタはちょっと違うが自分なりのまとめを。


前置き

今回はヘルメットもカブも全く関係なく,大好きなくまモンネタで。
熊本のふろモーション課ってのがあって,その動画にくまモンが出てる。
これがまたたまんない。
そこで出てくる「ふろモ」の暖簾が欲しいんだが,手に入りそうもない。
それなら何らかの形で作ってしまえと以前から思っていた。
だから暖簾ではないのだがネタはそれで。

環境

MX-Linux 21.3
linuxだといろいろなソフトが無料!で使える。
FreeCAD 0.19
Inkscape 1.1

Windows版もあるのでWindows環境でもできる「はず」
Slic3r 1.3.0
スライサーは普段使っているもので良いかと。
キャプチャ画像はlinux版なのでWindows版はちょっと違うかも。
3Dcadの操作が少しはできないと難しい作業。

2D元データの用意

本来はデータをスキャナーで取り込むか,PC上でデータを作る。
今回は「ふろモ」の画像をweb上で見つけたのでそれをそのまま。
販売するわけではないので著作権的には問題ないかと。

2Dのデータ化+エクスポート

3Dcadで使える(取り込める)データにするために必要。

ファイル→開く

ファイルを開くとこんな感じ。
上部メニューの"パス→ビットマップのトレース"
画像をクリックして選択→適用

ここからはbmpに変換したデータから作業中(無駄な作業だった…)

上部メニューの"ファイル→名前をつけて保存"
svgファイルが出来上がる。

インポート+3Dデータ化

3Dcadなら「多分」どれでもできるかな?
FreeCADはクセが強いと言われている。
操作が独特なのでFreeCADにこだわらなくても良いかと。
上部メニューの”ファイル→開く”で先程のsvgを開く。
その際に”SVC as geometry (import SVG)”で。

ビューを3Dにした後
パーツを選択すると色が変わってどれかわかる
文字等の部分を全て選択
ワークベンチをpartにして押出(数値は適宜変更)
こんな感じになる

選択が続いている状態でそのまま押し出されたデータの和を取る。(Fusion)
バラバラだと面倒なので。
ベースになる部分が残るのだが(上の例だとpath12)そこも同様に押し出し。
当然,押出量は調整しないとただの「板」になってしまう。

ちょっと色を変えてみる
こんな感じで
こうなった

パーツ名も適宜変更しておいたほうが良い。
何をやっているかわからなくなる。
後はstlでエクスポート。

スライサーで読み込ませる。

パラメータを適宜変更してプリンタへ。

今回はここまで

時間とやる気が出なくてこのデータはまだプリントアウトしていない。
いずれまた。

ビューを意外なほどにいただいた元データと出力後(塗装済み)

多少の記憶違いはどうぞご勘弁を…


[追記]


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