見出し画像

HERMESのリング?私が?という気持ちの記録

こんばんは!ちりぺです!
ずっと迷っていたエルメスのコリエドシアンのリングを…買ってしまいました!
〜My first HERMES〜
良い響きです〜。

それにしてもなぜこんなことに?
エルメス?私が?という気持ちがまだある…。
しかし自問自答ファッション※をしていくうちに、そうか、別に私でも買って良いんだよね!と思えるようになった経緯を書いていきたいと思います。


そもそも買えないものに興味が持てない

ファッションはずっと好きだったけど、ハイブランドは…という気持ちでずっと過ごしてきました。
ちょっと好きだったカッコいいけどプライドの高い男の人に「ずっとファッション好きなのになんでハイブランドに興味ないの?」と言われて、買えねーからに決まってんだろ😇とちょっとムカついたのを今でも覚えています。

そもそもアクセサリーより服

アクセサリーにお金をかけようと思ったことがあまりなかった!どうしても色んなものを欲しくなっちゃうタイプだったので。
そしてお金は服の方に費やしてしまうのでアクセサリーは本当に二の次だった。

持っているアクセサリーはピアスが多くて、その次がネックレス。ピアスは顔まわりが華やかになるし、ネックレスはファッションのアクセントになる。リングは…一番興味がなかった!
ファッションの一部としてはあまり機能しないし生活する上で少し邪魔だと思っていたくらい!なので優先順位は低かったのです。

手を飾るワークで変化が

では、なぜリングに興味が出てきたのか…。
それは多分「手を飾るワーク」かもしれない。
手を飾るワークとは、好きな色(塗りやすい、いつもの色じゃない所がポイント!)のネイルをしたりリングをしたり。
あとは好きな小物などを置いて手と一緒に写真を撮り世界観を表現するワークです。

私もやってみたけど、好きな色のネイルは塗り慣れてないしリングは一つだし小物も統一感がない。あ、まだ自分のことよく分かってないんだなーって事がよく分かった!

(ちなみにこのワークを境に好きだけどネイルとしては抵抗のあった濃い青のネイルを塗るようになりました!)

その時に他の人たちのワークを見て、やっぱりステキなネイルだったりリングをしている人に憧れが!

ピアスやネックレスは付けてても自分からはあまり見えないけど、手元はよく見える。ここに私の推しリングがあれば、なんか頑張れそう!
ピアスは無くす可能性もあるし、ネックレスはファッションに左右されるので毎回同じものは付けづらい。となると、お金をかけるアクセサリーとしてはリングがいいかも?と思うようになりました。

妄想クローゼットに入れたままのリング

自問自答ファッションでは、値段関係なく欲しいものの画像をどんどん集める「妄想クローゼット」を作ることをオススメされます。

その中で比較的初期からこのエルメスのリングを入れてはいたんですよ!
スタッズと揺れるリングのついたデザインで、初めて見た時、エルメスにもこんなカッコいいデザインのあるんだーエレガントなデザインのしかないと思ってた!という無知ぶりで。

でも高いし買えないよねーと現実的には考えられないまま時は過ぎました。

その後もいろんなブランドを見て、いいなと思うリングはあった。だけど、どれも素敵でその度に買っていたらキリがない。
ファッション的に気軽に買うのもありだけど、リングは多くても3つくらいしかしたくないので、そうすると厳選する必要がある。

厳選した3つしか付けられない!というルールを作ったとして、1つは結婚指輪がある。
あとの2つはどういうものが良いんだろう…と思った時、自分が見てテンションが上がって、力をもらえるようなリングが欲しいと改めて思いました。
その基準でいくと、エルメス…ありだな?となったのです。

分不相応というワード

とりあえずいっちゃんええやつ買う人みたいで嫌な気もするし、価値もよく分かってないのに買うなんてかっこ悪いな?とマイナスの事ばかりがよぎった。

あとはやっぱり「分不相応」かな〜とすごく気になった。この言葉、嫌いなんだけど気になってしまう。私なんかがエルメス?
給料も低いのに、偉くもないのに、カジュアルな私には合わない…など買うのをやめる理由はたくさんある。

嫌なワードを跳ね返すべく自問自答

エルメスに相応しい人物ではないかもしれないけど、欲しい!
なぜこんなにエルメスが気になるのか、自問自答した。

自分が思ってる以上に品のあるモノに惹かれるのかもしれない。品格、伝統などのキーワードに対しては心地良い緊張感がある。
そしてエルメスは職人集団だし、ヨーロッパの大きなファッションのグループ(言い方)にも入ってなくてわたし的にポイントが高い。
作るものに対して真摯に向き合ってる感じが伝わってくる。

エルメスオレンジも好きだ。
この時期に発表されたアイシャドウも好きな配色だし、デザインもいい!
「バウハウスを連想させる幾何学のフォルム」とか妙にそそることを言ってくる。エルメスが誘ってくるよ。

何でもいいからエルメスが欲しいというわけでもない。
やっぱりこのスタッズのデザインが単純にかっこ良くて好きだし、揺れるリングがついているのも遊び心がある。
似たようなデザインで2万円くらいのものがあって、それを買おうかとも思った。

値段が理由?
確かにほぼ8万円!でもこの前、このパンツとあのパンツ買ったけど、それ合わせたらその金額だぞ?

…買えるやん。

もう似合う似合わないじゃない。
相応しくなくてもいい!
欲しいのよ。
買えるんだし欲しいよ!
私の右手に居てくれませんか?

買った日

よし買おう!と心に決めつつも、いざとなると迷っちゃう私。
その日は韓国語の教室に行った後、近くの百貨店で試着しようと思っていた。でも、3ヶ月前にも試着したことがあったが、その時はサイズがなくて、お取り寄せに時間がかかると聞いた。
だから、まあ、今日すぐに買えるわけでもないし…と思っていた。

土曜日だったので、店の前には少し行列が。
そういう少しのことで簡単に心が折れるので、一旦ランチする事に。
(やっぱりまだ迷ってるし…一旦ランチして、また戻ってきた時に誰も並んでなかったら入ろう)
小心者というか、他人任せというか、嫌んなっちゃいますね。

で、戻ってきたら運良く列はなかった!

そして入店してリングを見せてもらうことに。
12号くらいがいいんですけど…と言うと、どうやらあるようだ…!
試しに13号とか、薬指にはめることは考えてなかったけど、7号あたりも…全部あった。
全部あるんかい!
もうこうなると運命を感じてしまいますよね。

今日全部揃ってるんだよ。
これは買えってことだね。

🔸

さっきたまたま作ったので、タカシマヤのカードのポイント付きませんよね?とか言っちゃうくらいには気分が良く、調子に乗っていた。
店員さんは若干引いていたように見えたが、エルメスのアイシャドウの話をしたら、笑顔になってくれた。情報を掴んでおいてよかった。

まだ懐かないリング

エルメスのリングをしていたら無敵な気がして、翌日は大してメイクもせず堂々と街へ出た。完全に浮かれている。

しかし、私の相棒のリング!という感じはまだない。
どちらかというと「イヤイヤここにはめられているんだ!」という声が聞こえてきそう。
このリングの主人としては器が小さすぎる。どうにか、このリングに恥じない人間になれるよう頑張らないと!

予想外の所へ連れていってくれた自問自答

朝、装着するとスイッチオン!と気合が入る!
自問自答ファッションを始めて、まさかエルメスのものを買うなんて思ってもいなかった。
今までの私だったら、エルメスのあるカテゴリーと正反対のところに住んでいると思っていたので。

一つずつ自問自答を重ねて、辿り着いた先がエルメスのリング!

自分でも予想していない所に連れていってくれる自問自答ファッション。
もうすぐ丸3年経つけど、まだまだ面白くなりそうです。

※自問自答ファッション あきやさんのnoteはこちらです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?