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人生は「勘違いさせる力」で決まる

※この投稿は、「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている」(ふろむだ)を拝読し、自分が実行したいと思った要点をさらにまとめたものです。

錯覚資産 = 人々が自分に対して持っている、自分に都合のいい思考の錯覚


社会人の世界は 錯覚>運>実力


この世の中は実力主義ではない        成功するかどうかのほとんどは運次第で決まる

そう言われると、どうしても納得できない。実はこれも思考の錯覚の一種だそう。

学生時代の勝敗は錯覚資産ではなく実力で決まっていた。成績が良ければ偏差値の良い大学に行けた。

社会人になるとルールが変わる。仕事は運によるところが多く、錯覚資産の多寡で結果が大きく左右される。

つまり、社会人においては、錯覚資産を持つものの人生は「イージーモードの神ゲー」になるそう。


運はコントロールできる?

だれしも、未来はおおむね自分が予想する通りになるはずだと思っている。

人間には、物事をコントロールしたいという強い欲求が備わっているからだ。

確かに私もそう感じます。自分で自分の人生をコントロールできていると感じると、より幸せを感じるという研究結果もあるそうです。

「成功するのは優秀な人」という思い込みもこの心理が影響しているそう。成功は、才能や努力でコントロールできると思っていた方が幸せな気がしますもんね。

成功の原因が運だとすると、成功はコントロールできないことになってしまうから。

しかし、運自体をコントロールできなくとも、運の運用はコントロールできるそう。


ハロー効果を利用する

ハロー効果 = なにか一点優れている人に対し、その人がすべてにおいて優れているように見える錯覚 (認知バイアスの一種)

例) あるサービスをヒットさせた起業家

人々はその起業家が全体的に優秀で、次も成功する確率が高いと錯覚する → 多くの資金が投資され、人材も集まる。期待感が醸成されてユーザも増える。 → 次のサービスも成功をとげる。

失敗は成功の母、でなく成功こそ成功の母なのである。


錯覚資産を得る方法


錯覚資産がある→新たな仕事を頼まれる→実力が付く

では、錯覚資産を増やすにはどうすればいい?

いろんなことに小さく賭ける = 様々なことに積極的にチャレンジ「何とかするんで私にやらせてください!」

特にハロー効果を生じやすい、具体的な数字が作れそうな案件や本の執筆・講演を積極的に引き受け、獲得した小さなハロー効果を利用すれば、もう少し大きなハロー効果を手に入れることができる。

人間の直感は、思い浮かべやすい情報だけを使って判断するという特徴がある。知人に自分のことをアピールしたりSNSのフォロワー数を増やすことで、自分を思い浮かべてくれる人を増やそう。

錯覚資産は、あくまで手段


成功には、3つのループがある


①実力 → 成果 → 錯覚資産 → よい環境 →実力

②錯覚資産 → 成果 →錯覚資産

③恵まれた環境 → 成果 → 錯覚資産 → 環境に恵まれる

錯覚資産を増やすことに集中してスキルアップをないがしろにするとループが回らなくなる 錯覚資産を増やすこととスキルアップは車の両輪であることを知っておくべきだ  

スキルアップそのものよりも「スキルアップしやすい環境を手に入れること」に時間を投資すると良いという


どのような考え方で仕事をすれば良い?


自分に才能があるのかと悩むことは時間の無駄だそう

人生は「当たると当たる確率が上がる運ゲー」だと思って、数を打って錯覚資産を手に入れること、そして確変のときに大きく投資することに集中する

運任せにするのではなく、運ゲーであることをわかったうえでシビアに運を運用する意欲を持つことが大切である

私は、錯覚資産の存在を受け入れ、有効に利用できる人間になりたいと考える。

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