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【オンライン英会話日記】2ヶ月目

惨敗のUS出張以降、毎朝25分のオンラインレッスンを課しています。 子供が起きてくる前に、コーヒーとタブレットとイヤホンを持って部屋にこもり、フィリピンやセルビアとつながっています。 新しい習慣の定着には3ヶ月かかるとChatGPTが言っているので、まずはただ続けることを目標に、楽しみながら定着までの期間をしのぎたいです。 カリキュラム ①Native camp: 毎朝25分。紆余曲折ありましたが「5分間ディスカッション」の利用に落ち着いています。 100個のトピックスか

    • 【ふたこと日記】ドビュッシー 前奏曲第1巻 亜麻色の髪の乙女 1回目

      レッスンメモです。 前半に「沈める寺」を聞いていただき、細かいトラブルの解消を経て、残り20分で「亜麻色の髪の乙女」の初回レッスンとなりました。 技術的なアドバイス ・音価が不安定、不正確な箇所が多い。8部音符単位でのカウントを行って基礎を固めましょう。 ・35小節目:この箇所の指使いには諸説あるが、私は同一の指使い(1−3)でスライドさせている。完全4度の並行移動なので、異なる指で弾くことによる僅かな強弱を避けたいため。同様の理由で、37・38小節目のオクターブはそれぞ

      • 【ふたこと日記】ドビュッシー 前奏曲第1巻 沈める寺 5回目

        レッスンメモです。 技術的なアドバイス 技術面ではほぼ完成なので、曲想の領域に入っていきましょう。 弾きにくい点はなくなったでしょう? →一箇所弾き方に悩む箇所ありご相談 ・28小節目〜40小節目: ここは聖堂のオルガンだと思っていて、ペダルでストッパーを開放してやや鳴らすように弾いてきたが、冒頭の安川加壽子さんの解説では「腕を使いながらできるだけ強く、けれども硬い音になったり拍が縮まることがないように」とあり、悩みが生じた。硬い音とは。 →ここはドビュッシーの曲に絶対に

        • 【ふたこと日記】ドビュッシー 前奏曲第1巻 沈める寺 4回目

          レッスンメモですが、45分のオンラインレッスンの40分ほどを外国語学習の話で消費しました。 技術的なアドバイス ・55〜63小節目:59小節目の頭の最高音では、チョキに似た指の関節を曲げない形が望ましい。60小節目からクレッシェンドで61節目はffでピーク、一瞬だけカテドラルが浮かび上がり沈むところ。バス音のGはもっと鳴らしてよい。次は高音域にジャンプするのでペダルも含めて忙しいが焦らない。 先生との対話(英語学習について) ・七夕にアンリ・バルダさんのリサイタルがサ

        【オンライン英会話日記】2ヶ月目

        • 【ふたこと日記】ドビュッシー 前奏曲第1巻 亜麻色の髪の乙女 1回目

        • 【ふたこと日記】ドビュッシー 前奏曲第1巻 沈める寺 5回目

        • 【ふたこと日記】ドビュッシー 前奏曲第1巻 沈める寺 4回目

          【ふたこと日記】ドビュッシー 前奏曲第1巻 沈める寺 3回目

          レッスンメモです。 3週間ぶりのレッスンです。 この間実家への帰省を挟み、いつもの電子ピアノではなくアップライトピアノでの練習ができました。電子ピアノに適応した指で生ピアノで弾くと全てが煩く乱暴に聞こえ、本来非常に繊細なコントロールを求める楽器であることが改めて思い出されます。音のバリエーションの厚さも再認識し、その難しさがなお面白く、期間中はピアノの魅力に取りつかれ没頭しました。 特に「沈める寺」は積み重なる音の響きに美しさがあり、アコースティックでこその味わいがある気が

          【ふたこと日記】ドビュッシー 前奏曲第1巻 沈める寺 3回目

          【ふたこと日記】ドビュッシー 前奏曲第1巻 沈める寺 2回目

          レッスンメモです。 出張期間と重なりほぼ練習ができず、技術的に弾ききれないポイントが残った状態でのレッスンとなりました。音楽的な仕上げができる状態ではないので、苦手箇所を中心に、その理由を考察し乗り越え方を学ぶことになりました。 技術的なアドバイス ・57〜64小節目。なぜかこれら和音を指に覚えさせることができない件については、単純に音の数が多いからでしょう。音の法則や構造や共通点を発見することで簡単にすることができる。 この箇所は、枠を取っている外側の音は左右ともにオ

          【ふたこと日記】ドビュッシー 前奏曲第1巻 沈める寺 2回目

          【ふたこと日記】ドビュッシー 前奏曲第1巻 沈める寺 1回目

          レッスンメモです。 2週間の猶予を経て、私の短い指では掴みづらい和音や幅広い音域に苦戦し、また同時になんとも言えない和音の響きに浸りながら、なんとか一通りの譜読みは完了。 一度弾き通したうえで、今回は冒頭2ページを中心にアドバイスをいただきました。 技術的なアドバイス ・全体を通して音価が安定しない箇所が散見される。 この曲は全体を通して6拍子ないし3拍子だが、ゆったりと進行していくので狂いやすい。慣れるまでは脳内で8分音符のリズムを叩きながら、また同時に大きな3拍子も

          【ふたこと日記】ドビュッシー 前奏曲第1巻 沈める寺 1回目

          【ふたこと日記】ドビュッシー 子供の領分 ゴリウォーグのケークウォーク3回目

          レッスンメモです。 最初に1度弾いて「はいもういいんじゃないでしょうか」と言わたので 残りの45分どうするんだろうと思いましたが、 おしゃべりで完結しましたので今回はその記録となります。 ドビュッシーの功績 ドビュッシーの楽譜の特徴はテンポに対する綿密な指示。 一方、ペダルや指使いの指示は全くないので困ってしまう。 だから私は安川加壽子さん校訂版をお勧めしています。 ちなみに安川加壽子さんは知っている? 日本の音楽教育といえばドイツ式だったが、家庭環境に恵まれてフラン

          【ふたこと日記】ドビュッシー 子供の領分 ゴリウォーグのケークウォーク3回目

          【ふたこと日記】ラフマニノフ 楽興の時4番 1回目

          未だ完成しえないこの曲、 先生のレッスン題材としての取り扱いは一旦終了しているものの、 このところ水面下でまた日々弾いています。 過去に調べたことや先生とのやり取りを残しておきたいです。 聴くクラシックとしてはロマン派からドビュッシー、ラヴェルなどを中心に楽しんでいた私が、 何かの経緯でこの曲と接触して興奮し、 数年ぶりに楽譜をダウンロードして苦しみながらも最後まで譜読みしきったわけなので、何らか自分の琴線に触れる要素があったものと思います。 ラフマニノフが23歳の189

          【ふたこと日記】ラフマニノフ 楽興の時4番 1回目

          【ふたこと日記】ドビュッシー 子供の領分 グラドゥス・アド・パルナッスム博士

          過去のレッスンメモです。 グラドゥス・アド・パルナッスム博士とは 《子供の領分》の第一曲にあたるこの曲は、クレメンティの練習曲《グラドゥス・アド・パルナッスム》が題材となる。あの《ツェルニー30番》(1850年代)が書かれる以前の1810〜20年代に作曲されたメカニスム的な練習曲。 ※当時社会の中心が宮廷から市民となり家庭に楽器が普及すると同時に音楽様式もより自由度が増したことにより、技術を習得するための体系だったプログラムが重宝されたそう。 「グラドゥス・アド・パルナ

          【ふたこと日記】ドビュッシー 子供の領分 グラドゥス・アド・パルナッスム博士

          【ふたこと日記】ドビュッシー 子供の領分 ゴリウォーグのケークウォーク2回目

          レッスンメモです。 弾きづらそうにしていたいくつかの箇所が技術的に解決され、少し表現する余裕が出てきたように見える。 残るいくつかの小さな課題を解消して、今日は表現の話を中心にしたい。 残る弾きづらそうな箇所の解決 ・81-82小節目は、右手が弾きづらければポジションごとにまとまり(和音)として捉えるようにするとよい。 そのグループ分けは必ずしもフレーズと連動させる必要はなく、運動として弾きやすい塊を考える。 「結果としてどのように聞こえるか」が重要でその経過は自由だか

          【ふたこと日記】ドビュッシー 子供の領分 ゴリウォーグのケークウォーク2回目

          【ふたこと日記】ドビュッシー 子供の領分 ゴリウォーグのケークウォーク

          レッスンメモです。 ゴリウォーグのケークウォークについて 子供の領分はDebussyが溺愛する娘のシュシュに捧げた曲集ですが、子供向けの練習曲ではなく、シュシュを取り巻く情景やお気に入りのおもちゃにまつわる表題曲です。 ゴリウォーグはイギリスの児童文学者が考案した黒い肌で縮れ毛のキャラクターで、模したお人形も人気があったそう。 (6:22〜) またケークウォークはアメリカの黒人の間で誕生した踊りで、2拍子の軽快なリズムでまさにジャズの前進。コンテスト優勝者にケーキが与え

          【ふたこと日記】ドビュッシー 子供の領分 ゴリウォーグのケークウォーク

          【ふたこと日記】出直しピアノ

          30代最後の歳にして、23年8月より息子の通うオンラインピアノ教室にて25年ぶりにピアノを再開しました。 先生に自分のレベル感を伝えるため、 私が子供の頃どんなレッスンを受けてきたか、 当時の教本と合わせてお伝えしました。 ■当時の教本 ハノン ツェルニー30番 バッハ インベンション バイエル→ソナチネ→ソナタ ※コンクール期間はコンクール向けの曲にかかりきり 思い切って正式にレッスンをお願いする以前に、独学で格闘していたのが「ラフマニノフ 楽興の時第4番」

          【ふたこと日記】出直しピアノ