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twitter以上ブログ未満

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twitterでは文字が足りない、とはいえブログで1000字みたいな量でもない。でも、考えたことや心をよぎった想いとかは忘れたくないので、ここに書き留めています。
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何でもない日

何でもない日

日曜日が参観日で、振り替え休日だった月曜日に、長女と商店街の文房具屋さんへ行った。火曜日の授業でコンパスが必要と言われていたから、私が毎日の買い物をする時にスーパーでさくっと買ってもよかったのだけど、好きそうな色が無かったし、どうせなら商店街へ一緒に買いに行こうと思って。

実際にお店に行ってみると、いろんなコンパスがあっておもしろい。文房具屋さんに行く前に、TSUTAYAやドラッグストアでもコン

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レビューから離れて、自分のものさしを育てる

レビューから離れて、自分のものさしを育てる

物を買う時や何かを観る時に、前もってレビューを確認することが増えた。というより、レビューを全く確認せずに何かを買ったのがいつだったのかを思い出すことの方が難しい。田舎に暮らしていると、商品をいろいろ比較しながら買い物できる機会はそんなに多くないので、できるだけ地域内で買い物をしたいけど、どうしてもネットじゃないと手に入らないものも結構ある。

だから特に値段がはるものの場合、その商品を実際に購入し

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移住者でもなく、地元でもなく

移住者でもなく、地元でもなく

都市部から地方に引っ越してきて8年くらい経つと、地元の人より詳しいことがあったりする一方で、8年経っても、”移住者=外からやってきた人”として、声がかかることもある。移住体験ツアーの参加者に、先輩移住者として話をしてほしいとか。

それでも自分の今の気持ちとしては、移住者でもなく、かといって地元の人でもないという感覚なのが正直なところ。この気持ちという立ち位置って、どうネーミングしたらいいのだろう

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300円で夏を買う

300円で夏を買う

近くの歴史博物館で、何年かぶりにお化け屋敷をやるとのことで、家族みんなで行ってきた。お化け屋敷に入るのは、何十年ぶりだろう。これまで一度も自主的に入ったことがない。いつも誰かが行きたいと行ったついでに楽しんでいる。積極的ではないけど、まんざらでもないといった感じだ。

1人300円で、家族5人で1500円。

そこそこの額はしたけれど、十分楽しかった。10分あれば出てこれる長さで、先に入った人の悲

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現実がドラマより奇なりな日々

現実がドラマより奇なりな日々

ここ最近、リアルなライフでドラマのような出来事が続き、すっかりNetflixなどのドラマから遠ざかっていた。「事実は小説より奇なり」と誰かが言ってたけど、現実はドラマより奇なりと言いたい。

”奇なり”なことは、ほとんどが人間関係によるものなので、ここでは詳述できないけど、大きな出来事の一つが台風だ。今週一週間は、家族で奄美大島へ行く予定だったのだけど、一度通り過ぎたはずの台風がまた奄美沖縄方面に

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インドアとアウトドアは相反しない

インドアとアウトドアは相反しない

暮らし系のメディアを読んでいると、

「夫婦2人ともインドア派。おうちが大好きだから、家の中を居心地のいい場所にするために、こだわりたくて。」という趣旨の文章に出会うことが少なくない。

そんな文章を読む度にもやもやする自分がいたのだけれど、最近やっとその理由が分かった。

自分たちはアウトドアが大好きで、世間の枠に照らしてみれば、アウトドア派。一方で、家で過ごす時間も大好きな人間だからだ。

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属性から飛び出して

属性から飛び出して

すっかり間が空いてしまった。運動会に参観日にお祭り。この季節は何かとイベントが多い。そして1カ月先くらいまでも、週末はイベントでほとんど埋まっている。

人に会えるのはうれしい面もある一方で、気を使ったりもする。

”母”や暮らしている”地域”という属性によるつながりよりも、興味や問題意識とかでつながっている友人たちと過ごす方が、素のままでいられる気がするし、心地よくもある。こうしたコミュニティを

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足りなかったのは、エッセイだった

足りなかったのは、エッセイだった

世界を理解したいと願いながら、ここ最近は、ノンフィクションと呼ばれる本をそれなりに読んできた。

こんな世界もあるのか・・・
こんな考え方もあるのか・・・

少しずつ見えるものの解像度が上がってくるような感覚はあったものの、そこで感じたことを自分の言葉で書くときに、どこかで読んだような表現や言葉しか使えないという不自由さからはずっと抜け出せなかった。むしろ沼にはまった気分。

エッセイだけじゃなく

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告知、募集、宣伝以外のあなたのことを知りたい

告知、募集、宣伝以外のあなたのことを知りたい

アルゴリズムが変わってしまったからか、それともSNSの使い方が変わってしまったからなのか。

SNSの投稿で、告知とか募集とか、宣伝とかがぐんと増えた気がする。いや、私の周りというかFBでいう友達の範囲の中でだけ起こっている現象なのかもしれないけど。

SNSの投稿は人それぞれでいいとは思っているけれど、役に立つ情報というよりは、誰かがある出来事に対して何を感じているのか、どう考えているのかという

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小さな約束をつくり続ける

小さな約束をつくり続ける

9月に入って、森のようちえん活動が再開した。久々に子どもたちやそのお父さんお母さんと一緒に自然の中を歩きながら、こうした時間の尊さを噛みしめている。

子どもと大人が、ただひたすら自然の中で遊ぶ。決まっているのは、活動する場所だけ。終わりの時間もだいたい決まっているけれど、プログラムは特に決められていない。効率とか成果とかからは対岸にある時間だ。

今、周りを見渡してみると、いろんなイベントで溢れ

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損とか得とか

損とか得とか

先日、山口周さんのvoicyを聞いていたら、”本当の学びは予定調和しない”ということを話されていた。そんな学びを実践してる人がめっちゃ身近にいたから、ついメッセージをしてしまったのだけど、その友人は共感してくれて考えをnoteにまとめてくれた。

このvoicyの中で、山口周さんが話していたことの肝はこんなこと。

私自身も大共感したのだけれど、効果が見込める学びにだけ実を投げ出してしまう気持ちの

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ボーダーとの決別

ボーダーとの決別

「何でみんなボーダー着てんのかね?」

友達の一言にギクリとした。友達はデザイナーとして働いているのだけど、やたらめったらボーダーを着てる人が多いことにうんざりしているらしかった。紺とか、黒とかいわゆるベーシックと言われるタイプのボーダーのことだ。無印とかORCIVALとか・・・。

私はその日かろうじて、ボーダーを着てはいなかったことを幸運に思いながらも、友達が発した言葉がずーっと頭から離れなか

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夏休みは、時間の使い方の練習

夏休みは、時間の使い方の練習

小2長女の長い、長い夏休みが始まった。どうやって過ごそう・・・という悩みをもつ保護者の方も多いかもしれないけれど、自営業で仕事の時間に融通がきく私にとっては、結構楽しみな時間の1つである。

というか、学校教育だけで子育てが完結すると考えていないので、こうした休みの過ごし方が結構”肝”なんじゃないかと考えている。

昨日は早速近くの川へ行ってきた。妹たちが参加している(私たちが参加者の人たちと一緒

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何度でも、原点にもどる

何度でも、原点にもどる

連休中、管理のお手伝いをしているため池に作業しに行ったところ、子どもたちがため池に接続する排水路で遊び始めた。あっという間にびしょ濡れになったので、あきらめて見守っていたところ・・・足元の水路に視線をずらすと、斜面にいるドジョウがいるのを発見!

農業土木を専攻していた20年前の学生時代に、魚道(落差がある場所を魚が上れるようにする施設)の勉強をしていたこともあって、子どもをそっちのけで観察した。

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