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主婦が一時保育を利用する時の心理。


私は不妊治療を理由に仕事を辞め、1年間を期限に主婦になった。
ありがたいことに娘を授かり、家庭保育をしている。
娘が1歳に満たない頃に第二子の不妊治療も開始し、現在出産間近である。

娘を産んで家庭保育をする中で、
自分は子供と一日中一緒にいることに
とてもストレスを感じることがわかった。

でもそのストレスを認められるまで時間がかかった。

主婦なんだから、お金を払ってどこかに預けるなんて
どうなんだろう?
働いてもないのに、そんなことにお金を使っていいのだろうか?
一人の時間が欲しいというのは、贅沢なのか?

そもそも私は娘を愛していないのか…。

というモヤモヤ。

誰かと比較している訳では決してなく、
ただ自分の中にある正義みたいなものに苦しめられていただけ。

それでもその正義より、
自分の精神的な負担やそれによる娘への態度の悪化。
それに伴う自己嫌悪。
そして娘も離れる時間を持ちたいという自分の欲求の方が大きくなった。


そして私は行動に移す。
一時保育や一時預かりを利用している保育園や施設を探し、預ける手続きをする。
そしていざ娘を預けた。


でもね。
ものすごく欲しかったひとり時間。
やったー!解放されたーーー!!
とはならなかったんだよね。


娘は寂しくないだろうか。
私のことをひどい親だと感じただろうか。
寂しい思い出として娘の心に残ってしまうだろうか…

そんなことばかり考えてしまう私。
ぶっちゃけ預けた直後は罪悪感で押しつぶされそうだった…。
今思うと、たった数時間だけなのにね。

お迎えに行くと、娘をみてくれていたスタッフの方が
「最初は泣いていたけど、楽しそうに遊んでましたよ」
と教えてくださった。
それを聞いて私は泣きそうになるのを必死でこらえた。

この時間が娘にとって苦痛にはなっていなかったことがわかり、ただただ安心したのだ。


その後も娘をいくつかの施設に預けることになる。
もちろん私自身のために。


以前強く感じていた自分の中の正義や娘への罪悪感みたいなものを全く感じなくなった訳ではない。
でも自分の欲求も大切にしようと徐々に割り切れるようになっていたのが大きい。

そして何より、
娘はその場所場所に意外と順応するのが早く、どの場所でもそれなりに楽しんでいるようなのが、私の心を軽くしている。
そんな娘の頼もしさに感謝感謝である。


私のように苦しんでいるママに、
一度子供と離れることをオススメしたい。

自分のことを大切にするって、
子供を持つ親としてはとても難しいと感じる。
(私自身も正直わからなくなることが多い。)

それでも限界を超える前に
一度離れてみよ。


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