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【母と娘】母親の子育ては正解だったのか。


子育てに、正解も不正解もないってよく聞くよね。


そう言われても、
親は(特に多くの母親は)正解を探して。
正解だと自分が思うことをやってみて。
打ちのめされて。
悩んで。
それでもまた正解を求めて探して。
やってみて…。

を繰り返す生き物だと思う。

正解はないって言われて、安心する反面、
自分のやっていることが正解だと言う確証を持ちたいんだ。

なんかそんなことを思って、
私の母親の育児は果たして正解だっのか。
私自身をanswerにして考えてみた。

私自身、
幼少期はど田舎で育ち、両親共働きのもと祖父母に日頃のお世話をしてもらっていた。
極度の人見知りで、保育園も小学校も友達が少なく、行きはじめの数ヶ月は朝、毎日吐いていたらしい(本人覚えてないけど。笑)。

中高は成績もトップクラス(自分で言うな)で、学級委員や生徒会、部活の部長をやったり…。
ザ、優等生。

大学も国立に現役で入り、ストレートで卒業。
大学病院の看護師として就職。結婚。
不妊治療を経て、妊娠出産。
2人の子供を授かり、今はパートで看護師として復帰した。

これだけを辿ると、いかにも真っ当に生きているように見え、我が母親の子育ては「正解」だったかのように思える。

でもね。
私も人には言えない悩みを抱えながら、日々もがきながら生きてる。

自分のことを普通じゃない、普通以下。と思うことだって多い。

自分の性格がめんどくさくて歪だと思っている。


つまり、
「私」という母親の子育てのanswerは、
正解でも不正解でもなく、
それを判断する基準なんてない。
いや、ありすぎるからわからない。

でも事実として私は
今もがきながらも、毎日様々な感情を抱きながら生きていて。

自分の命より大切だと当たり前のように言える2人の子供と出会うことができて、とても幸せである。


厳しいと思っていた母。
優しくされた記憶より、怒られていた記憶の方が鮮明にある母。

でも母親も育児が初めてで、
正解を求めて探して、打ちのめされて。
それでも正解を…。

とがむしゃらだったんだと
今ならわかる。


娘たちが大きくなってから
私の子育てをどう評価してくるのか。

楽しみでもあり、
ちょっとこわい。
(いや、だいぶこわい。)

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