オペラの記録:ベルリン・ドイツ・オペラ(DOB)、《ニーベルングの指環》、第一チクルス《神々のたそがれ》(11月14日)

ベルリン・ドイツ・オペラ《ニーベルングの指環》第一チクルスの最後(第三夜)、《神々のたそがれ》を観ました(11月14日)。

おなじみ、劇場前の『のぼり』です。


プログラム。


オーケストラ・ピット。

客席。

休憩時のフォワイエ。
キラキラ輝く服がフリッカみたいな女性、黒い服が多い中で、ひときわ目立っていました。


カーテンコール、まず歌手とコーラス。


指揮者ラニクルズ登場。

演出チームも登場。
ものすごいブーとブラボーの応酬です。
これはワーグナー作品のプレミエでは当たり前です。
ヘアハイムも笑っていました。

右隣の男性(ドイツ人)から「あなたは《指環》の中でどれが最も良いと思うか?」と訊かれました。
そこで「《ジークフリート》か《神々の黄昏》のうち、最も最近観た方。つまり今日は《黄昏》、一昨日は《ジークフリート》。もっとも、この二作品、全く違いますから言うのは簡単ではないですね〜。ですが、『オペラの楽しみ』がぎっしり詰まっているのは《黄昏》だと思います。まったく贅沢な6時間ですね」と答えました。

左隣の男性は、ロンドンから来た、とのこと。チクルス上演の間に州立オペラのバロックターゲとKOBの《マハゴニー市の興亡》を観る、という私と同じ行動でした。

後ろの列の4人は、パリから、でした。

前の列にいた(みめ麗しく若い、きちんとした)男性は、コペンハーゲンから、と言っていました。「ドイツにいたら素晴らしいオペラハウスがたくさんあり、いろいろなものをたくさん観ることができて、いいですね。羨ましい!」と言っていました。

《指環》チクルスは4公演、基本的に同じ席のことが多いし、1週間の間に4回も会うので、なんとなく言葉をかけ合います。

これで、1週間があっという間に終わりました。

FOTO:©️Kishi

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