#717 車のTVラジオ番組振り返りとMFゴースト

この記事は、音声メディアVoicyで配信している番組の台本を掲載しています。主にインタビューをお送りしている番組です。気になる方はぜひ、アナウンサー鹿島田千帆のコミュラジオをご視聴ください。チャンネル登録もよろしくお願いいたします。
Voicy→ https://voicy.jp/channel/1718
Youtube→ttps://www.youtube.com/channel/UCd7IbcEnNviWK4oBaKpAOjg
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アナウンサー鹿島田千帆のコミュラジオ、改めましてこのチャンネルを聴きにきてくださってありがとうございます。チャンネル名は、アナウンサー鹿島田千帆のコミュラジオ。私はアナウンサープロデューサーとして30年近く放送局に勤め、音声の研究者として心地よい声の研究を続けています。Youtube朗読チャンネルはフォロワー3万人を突破し、このVoicyでも聞き取りやすく、また聞きたくなる声を意識しながら、月曜日から金曜日の毎朝6時半から配信しています。

3万人感謝企画で、コメントくださった方のお名前を動画でご紹介しています。お正月期間まで行う予定です。よかったらコメントお願いいたします。

さて、2023年最終週に突入しましたね。火曜日は車に関する話題をお伝えしています。
車といえば私が勤めていた放送局で開局の翌年から続いている番組モーターフリークは放送局最長の番組30年を超えました。

地方局ってそんなことは自分で調べて自分で祝うが当たり前。特に今のラジオの制作現場は1−2人の少人数で制作しているため、自分たちしか知らない。長寿番組ということさえ気づかない。
おそらく、これが今のラジオの現状です。

でもそんな中、私の担当しているモーターフリークという番組はカー用品の専門店オートバックスがスポンサーとしてついてくださっている希少な番組でその広告代理店さんとも良いコミュニケーションをとらせていただいていることからこれだけ長く続けることができています。

同じ業界で長く仕事を続けていると、ほんと仕事って義理と人情でできているのだというのを痛感します。そこには必ず良いコミュニケーションがあるんですよね。この番組は毎月オートバックスの店舗に行って店舗のスタッフさんへのインタビューを収録しています。番組が30年続いていますので、最初はペーペーだったスタッフさんも管理職になったり、番組を続けるかどうかの決済をする立場になったりしています。お互いに苦楽を共にした仲間が支えてくれているという思いがあり、この絆を手応えとして感じることができます。
ただ、そこにあぐらをかくのではなく、常に新しいアイディアを提案できたことも続けられた理由の一つかもしれません。

でも、車の情報番組は放送局の中でもレアで、昔はユーミンの旦那さんの松任谷正隆さんが出演していたカーグラフィックTV

自動車雑誌「カーグラフィック (CG誌)」 の監修番組として1984年にスタート。自動車評論家田辺憲一がブレーン役、第二期からはメイン司会者として松任谷正隆、メインの解説者として田辺憲一さんがナビゲートしています。時代の流れで番組のテイストも変化していきましたが、現在はBS朝日で毎週木曜日夜10時から10時半に放送しています。
海外ロケなど当初は制作費は数千万だったんじゃないかというくらい贅沢な作りで、誰もが憧れを持ってみていた番組です。
しかし、時代の流れで車番組自体どんどん減っていき、現在では
があったりしましたが今では本当に僅か。AUTO TREND.TV.

おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO

毎週土曜 21:00〜21:54放送

  • 愛車遍歴を辿れば、その人の人生が見えてくる!」をキーワードに 繰り広げるカートークバラエティが有名です。

番組を見ていると、ほんとに車が好きな人たちが集まって作っている手作り感が時々ほのぼのとしていいなと思っています。ただタレントさんを起用していたり、TVの場合スタッフの人数も多いため、番組を継続するためにはスポンサーの獲得などご苦労も多いと思います。

一方私の制作しているラジオといえば、取材インタビュは一人、アポも自分、企画構成も自分。台本を書くのも自分。番組をパッケージにして包装用に仕立てるかんパケ作業はディレクターと分業でと人的コストはTVの4分の一以下です。周りからはよくやれているね、と言われることもありますが、このスタンスがフットワークの良さに繋がり、番組が続いているのだと思います。

この番組があったことで、栃木県の茂木町に国際サーキットツインリンんく茂木の開業とともに、アメリカンレースCART、インディ、MOTOGPなど数々のレースの取材で、海外のジャーナリストたちと一緒に取材をし、海外で取材をすることもできました。私にとっては本当に貴重な経験を積み重ねることができました。

番組の名前がモーターフリークということ、栃木県には車を愛してやまない車ばかたちがたくさんいることからMFKBというキャッチネームで車ばかたちを取材しています。そんな車ばかたちが必ず通る道、車漫画の中でもはやバイブルとなっているのが頭文字Dです。

AE86 藤原とうふ店とプリントされた白黒のレビンは時々、栃木県にいると峠で見かけることがあります。その続編、MFゴーストが現在TVやネットフィリックスなどで配信中です。

現代のトヨタ86をドライブする主人公と、イニシャルD時代のちょっとおじさんになったキャラクターたちも登場するのがファンの心をくすぐり、今ハマっている私たちの同世代、また若者世代の車好きの心をとらえているようです。
トヨタの86がリリースされるあたり、この伏線があったんじゃないかと妄想したくなります。
2024年は2NDシーズン放送決定しているので、これから楽しみですね。

アナウンサー鹿島田千帆のコミュラジオ、お相手は鹿島田千帆でした。さて、これから大掃除せねばです。ハピハピスマイルでまた明日!

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