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#676 ママたちはもっと強かにビジネスしてみませんか?

この記事は、音声メディアVoicyで配信している番組の台本を掲載しています。主にインタビューをお送りしている番組です。気になる方はぜひ、アナウンサー鹿島田千帆のコミュラジオをご視聴ください。チャンネル登録もよろしくお願いいたします。
Voicy→ https://voicy.jp/channel/1718
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アナウンサー鹿島田千帆のコミュラジオ、改めましてこのチャンネルを聴きにきてくださってありがとうございます。チャンネル名は、アナウンサー鹿島田千帆のコミュラジオ。私はアナウンサープロデューサーとして30年近く放送局に勤め、音声の研究者として心地よい声の研究を続けています。Youtube朗読チャンネルはフォロワー2万8千人を突破し、このVoicyでも聞き取りやすく、また聞きたくなる声を意識しながら、月曜日から金曜日の毎朝6時半から配信しています。よかったらいいね!またコメント欄へのメッセージもお待ちしています。

最近、女性たちとの仕事を通じて、彼女たちの取り組むママイベントについての気付きがありました。

主婦たちは心を込めてママイベントを企画・実施しています。その主目的は、子供たちや参加者のためになること。しかし、企業はこのイベントを低価格でスポンサードし、大きな経済的利益を想定します。この現状には、ジェンダーギャップ、または日本の「お金の話はタブー」という文化が背景にあると考えます。

よくお金のことを言うなんてはしたない。という声を聴きます。これは女性だけではなく多くの日本人がお金の話をするのは恥ずべきことと考える人は少なくありません。

でも私たちの生活はお金を稼ぐことにより、食べ物を購入し、必要なものを買い、税金を納めることによって公共施設が整います。お金を稼ぐことは決して悪くないのです。

ジェンダーギャップについて
OECDの統計によれば、日本の男女の賃金格差は他国と比べても顕著です。ママイベントのような取り組みが経済的に正当に評価されていないことも、この格差の一因かもしれません。
企業側は、ママたちの提供する価値を正しく理解し、適切な報酬を提供して欲しいと願います。また、ママたち自身も、自らの活動の価値を正当に評価し、ビジネスとしての側面をより意識することが求められます。

女性が稼ぐことについてどう考えますか?
OECDの統計によると、男女間の賃金格差は韓国が34.6%、日本が24.5%。欧米諸国が10%台なのに対して日本・韓国だけ突出しています。日本の賃金格差は2005年は32.8%でしたが、 諸外国と比較すると、日本の男女間賃金格差は国際的に見て大きい状況にあることが分かります。

女性は男性のサポート役という固定観念はまだまだ根強く、女性は夫の扶養の範囲内で働く、働きたいという意識が根強くあります。「扶養控除の存在」が、女性が働くこと、稼ぐことをセーブする方向に作用しているのは、明らかで、女性の経済的自立からかけ離れます。

集客を成功されたコミュニティのママたちはぜひこれをビジネスにしてほしいのです。ビジネスにするためには、ビジネスモデル、収益構造を整える必要があります。金銭のやり取りがあれば、請求書の発行、インボイス対応など準備することが増えます。企画書を作ったり、営業に出向いたり、ビジネスの設えを学ぶ必要があります。また、集客の成功モデルをマーケティング会社と共に協業することができるかもしれません。


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ママコミュニティの労働は無料ではありません。ボランティア活動も重要ですが、過度なボランティア活動は疲弊を招き、ビジネスとしての可能性を閉ざしてしまうかもしれません。

企業側も、ママコミュニティの活動を安価で継続的に利用することは、男女の経済的格差を拡大する要因となり得ます。企業は、同じ仕事を男性に求めたときの対価と同等の価値を提供すべきです。

ママたち自身の意識改革、そして企業側の理解と協力が求められます。グローバルな視点で見れば、日本のジェンダーギャップには厳しい目が向けられています。ジェンダーギャップについての理解と継続的な学びが不可欠です。

鹿島田千帆のコミュラジオでは、月曜日フリーテーマ 火曜日車やモビリティに関わる人、水曜日 医療、最新の治療 木曜日 農業に関わる人 そして金曜日はクラシック音楽に関わる人へのインタビューをお送りしています。今日の話が良かった方は「いいね!」ボタン感想はコメント欄に、今後も聞いてみたい方はフォローをお願いいたします。また、Twitterのシェアボタンから感想やツイートをいただけると嬉しいです。積極的にリツイートします。アナウンサー鹿島田千帆のコミュラジオ、お相手は鹿島田千帆でした。ハピハピスマイルでまた明日

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