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キャリアチャートで伝えるストーリー

前職で別部門会議にゲスト登壇し、私のキャリアストーリーをお話しする機会がありました。その時依頼があり初めて作ったのがキャリアチャート📈 

とても好評で「今まででいちばん面白かった!」なんてコメントもいただき、私のコーチングやグループセッションでも取り入れております。


キャリアチャートとは?

これまでの人生を振り返り、いつどんな出来事があったのか、縦軸に充実度、横軸に年齢軸にチャートで表したものです。 自分の人生の上がり下がりを可視化することで理解が深まります。

キャリアチャートの縦軸が、外側の成功の価値観ではなく「充実度」なんですね。

私の考えるキャリアチャートの素晴らしい点は、以下の3つです。

  • 価値観の棚卸し、キャリアの棚卸しに役立つ

  • 自己理解が深まり、客観的に振り返ることができる

  • 自己紹介で自分のストーリーを立体的に語ることができる

私のキャリアチャートをご紹介


当時作成したキャリアチャートを少し更新しました。結構な紆余曲折です。

無職、派遣から30歳で、USCPAを取得するまでが最初の凹。
未経験からの外資ファイナンスキャリアをスタートし、もっと大きなことができるようになりたいと自己成長の実現が楽しく、ちょっと野心的に突き進んでゆきました。

37歳で大手外資のFinance Controller(財務部長)として転職。
はじめての部長職では、ものすごい試練が待っていました。強烈なダメ出しを受けたりチームマネジメントに悩んだり、苦悩や挫折がいっぱい。この時期が私のキャリアチャートのどん底時代。

一人でただ頑張っていたところあまりに行き詰まり、ある方に相談したのがブレイクスルーのきっかけに。グローバルとの折衝や調整なども一緒に入ってくれて、グローバル企業でのリーダーシップスキルやTipsを学んだ回復期でした。

このメンターの存在が、今のコーチの活動の原点。社外に率直にキャリアのことを相談できる人がいたらという思いがきっかけです。

40歳でMBAにもチャレンジしました。このチャレンジもメンターのおかげ。大変だったけど仲間との出会いや学びも楽しい思い出いっぱいの第2の青春。
修了後は、外資系化学会社の日本法人グループを管轄するカントリーコントローラー(経理部長)として転職しました。

多くのチェンジマネジメントプロジェクト、歴史上初の組織再編もリードとしてかかわったり、徐々に自分らしいリーダーシップが発揮できていくようになりました。大きかったのは、結婚です💍46歳でついに🤭

組織再編後、私のポジションはシンガポールに移ることが決まっており退職しました。1年のブランクを経て、自分の経験をもう一度活かしてみようと外資コンサルという新しい業界でカントリーコントローラー(経理部長)職につきました。

コロナ禍の入社で人にも会えず大変だったけど、今までにない経験ができました。この間コーチングに出会ったのがきっかけで、独立した現在に至ります。これが私のキャリアストーリーです。

キャリアチャートを使った自己紹介は、より魅力的に!!


これまでグループ講座で、私自身のキャリアチャートを紹介しQ&Aセッションをしたり、参加者の皆さんがキャリアチャートを作成・発表してしていただいたりしてきました。

このツールを使うとみなさんのキャリアストーリーが立体的により魅力的に浮かびあがってきます。とてもカラフルで、経験の背景にある想いが溢れていてじーんときます。すべての経験はギフト。発表後はお互いの経験してきたことやバックグラウンドに参加者からの興味が溢れ、質問がとまりませんでした。

企業の研修でもキャリアチャートを取り入れるのは、自己理解の深掘りにも、チームビルディングにも役立つワークショップになると思います。ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?

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