見出し画像

Frieskole&Svenborg

いつも日記に書くけど今日はここに書きたいと思うので記録

3学年で20人以下のクラスのユニークな学校に行ってきた。kindergartenから9th gradeまでかな?確か。
元気な生徒たちと会ったあと学校見学。日本!ポケモン!ってテンション上がってて、こんなに離れたところでも愛されてる日本はまだまだ終わってないのかもと思えた。
授業後の校長先生が体育館横にある小さなキッチンコーヒーとクッキーでおもてなししてくれて、ホーム感がとてもあった。先生も生徒も自由に出入りしていて、校長先生も言っていた通りひとの距離が近いと感じる。ついこの間も地域住民たち、親、生徒、先生が一緒に数百本の木を植えたと言っていて、地域とのつながりも深い。あとは金銭面と理想とか、シビアな話もしてくれた。
成績もテストもない。その分勉学以外の部分での学びもかなり多そうだし、エキスパートが生まれやすそうな感じ。先生発のプロジェクトでPodcast用のプロ用マイクなどもあって、先生も生き生きしていた。校長に提案したら、よし!やってみよう!となるの、とてもいいなと思う。先生たちも休むのが自由らしい。まず、先生たちがやる気ないと生徒に会って教えられない、気力ない、辛いなら休む方がいいと。うんうん。
テストも成績も無いのはフォルケも同じだ。でも私が利用するフォルケはギャップイヤー的な立ち位置だけど、これは幼稚園から高校手前までちゃんと通って学んで、しかも結構良い大学に行く子もいるっていうのがびっくりポイント。日本は教育要領?みたいのあったよね。

わたしたちの先生Rasmusと、この学校の校長は初対面だったけど共鳴していて会話を聞いていてとても面白いと思った。自分でも「Old Rasmus!」みたいなこと言ってた。
トピックも教育から派生して色々話して、ネットの発展に関して、失ってるものが多いよねと。本当にそう思う。得てるものもたくさんあるけど。
オーディオブックもそう。読むのと聴くのだと集中の仕方が違う。わたしと本 だけの世界に入るには"読む"行為が必要で、それはやはりオーディオブックのそれとは別物だ。と。
あと、ワークライフバランスについて、ワークとライフって分けるのは違うのではないか。人生はひとつだよね。
という言葉はハッとしたし、とてもグサっときた。

クッキーとコーヒー
Class room
15人くらいの生徒しかいない
SDGs
Podcast

この学校の後、結構時間が余って、
『帰る予定だけど、もし行きたいところなどがあれば教えて』
となって、近頃気になって自分で行こうと思っていたSvenborgに行きたい!と言ってみた。
Rasmusの住んでいる場所でもあって、彼も愛している街らしかったので快諾してくれた。ありがたいことに運転をしてくれていたEmilyも他の人も行こう!と乗ってくれた。
即興的にここで予定を生徒が決めて、すぐに連れて行ってくれるなんて嬉しすぎて、嬉しすぎて、つい、I love you, Rasmus.と伝えてしまった。でもとても嬉しそうにしていたのでよき。

Svenborgについて、トイレ行こうと、よく分からない建物に連れて行かれた。そのあとよく分からないドアを開けて入るとそこは赤い椅子の並んだ市議会で!!!
Rasmusの即興サプライズ。
この赤い椅子二つと蝋燭はウェディングの跡らしい!市議会で!Rasmusもpriestを執り行えるんだとか。
Emilyに聞いたら、もしその時が来れば彼にお願いしたいと。愛されてるなぁRasmus。

先生の席。ソングブックもあった。

その後はSvenborgガイドしてくれた。
日本語を話せるデンマーク人の方のキッチン用品店はお気に入りらしく、先生に聞いたら料理が得意って言ってた。意外!ちょっと怖いけど食べてみたい。
きっと美味しい。 
イルカに会える港にも連れて行ってくれた。
イルカはいなかったけど港から見た島々の景色が綺麗で大きな船もあってカッコよかった。
夏は最高らしい。だろうな、という感じ。住みたいかもしれない。
その後の先生は好きに観光して適当に帰りなーと颯爽と去っていったよ。その後すぐ知り合いに会ってて彼の庭なんだなと。
目力強くて圧倒されがちだけど熱くて暖かい心の人!Tak for todayと言ってみんなとばちこんハイタッチしてた。手のひら2分くらいヒリヒリしたぜ。

こんな充実した一日を想像してなかったけど、いつかの授業でRasmusから教わった『アンテナを張って両手を広げてウェルカム!ってしてみること』を心がけたら色々ないいことが集まってくると。実感できた日でした。これからも好奇心もって、ウェルカム体制で過ごしたいです。

Tak!
おやすみ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?