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新生活が、はじまった

――新生活が、はじまった。

新しい土地と環境、
新しい仕事、
新しい人間関係、
新しい生活サイクル。

いろんなものが一新した。

少しずつ、慣れてきた。

noteを開く余裕がようやく生まれた。

今自分に起こっている変化を、まだ自覚できないし、うまく位置づけることができない。

でもとりあえず、なんらかの言葉を残してみたくなったので最近の出来事と気持ちとを少し吐き出してみる。

10月1日。
Warm up Campという名のいわゆる新入社員研修に参加すべく、磐梯山へ。
道中はとにかくどきどきだった。
同部屋の子と3時間ぐらい語って、落ち着いた。

10月2日。
Campが始まった。
愉快で楽しくて忙しい時間だった。

10月4日。
Campが終了した。
驚くほど心が満ちる3日間だった。
会社のことが、同期のことが、大好きになった。

10月5日。
同期がそれぞれの場所へ旅立っていった。
寂しくなった。
私は石垣島に飛んだ。
到着してから、前後不覚になるほどの不安に襲われた。
八重山組同期と飲んで気を紛らわした。

10月6日。
ついに竹富島に上陸した。
目に映る緑に、なんだか安心した。
寮につくと、そこは思った以上にシェアハウスだった。
吉と出るか、凶と出るか。

10月8~10日。
初出勤から3日間は座学が続いた。
話聞いてるだけなのに、驚くほど疲れた。
同期の「これやりたい!!」の強さにやや圧倒される。
ずっと糸を張ってるような、そんな状態。
緊張と、なんとなくの焦りと。

10月11日。
初めての休日。
メンタルが一番死んでいた。
買い物のために、石垣島に渡った。
竹富島にも、石垣島にも、私の居場所はなかった。
この2年で転勤が3回あるわたし。
この後もまたこの感覚を味わうことになるのかと思うと、気が滅入った。
寮に帰ってきてからは夕飯を一緒に食べることなく自分の部屋に引きこもった。そこでようやく気持ちが落ち着いた。

10月12日。
客室清掃のトレーニングがはじまった。
身体を動かすようになって、リズムが整ってきた。
施設の大きな売りのひとつである客室を清掃するのは、意外と楽しかった。

10月15日。
集落の月例会があった。
はじめての集まりでどきどき。

10月16日。
休日を使って、同期と竹富島の散策をした。
ビジターセンターの資料がおもしろすぎた。
ご近所の陶芸家かつ財団理事の方ともおしゃべりした。

10月18日。
早番生活が始まった。
悪くない。
定時だと15時15分に退勤できる。

10月19日。
仕事終わりに石垣島に渡って買い物と同期との飲みと。

10月20日。
今回の休日もまた、同期と竹富島散策。
うちの施設でやってる集落散策とビーチクリーンを掛け合わせたツアーを体験させてもらう。
今までやってたことが直接使えそうでわくわく。
うまく時間つくって企画書書こう。
午後はじーまみ豆腐づくり体験も。

10月21日。
夜に、近所にある馴染みのご飯屋さんへ。
祭りや神様、歴史についてのお話がおもしろすぎた。

ああもう、書き上がらぬままにもう10月28日になってしまった。
日記形式やーめたっ

会社の人もしくは島の人との人間関係が今の私の99%を占めていて、まだ自分のポジションが定まってなくて、何かを本音で語ることも少なくて、特に自分のやりたいことや夢を本心から語るような機会はなかなかない。
その中で、自分が何者なのか、よくわからなくなっている。
私は私で間違いないのだけど、
新しい環境でのチューニングがまだできていなくて、ややしんどい。

新しい人間関係つくるのしんどすぎ。
耶馬溪か屋久島に帰りたい。

特に、竹富島内にある寮に住んでいるのだけど、
毎日一緒に夕食を食べてるもんだから
退勤後であっても休日であっても会社とは離れられない。
島にいる限り、どこかしらで会社の車とすれ違う。
どこにいても、気が休まらない。

共同生活も、変に気を遣ってしまってしんどい。
料理が好きなメンバーが主に夕飯をつくってくれる日々。
とても楽ではある。
おいしいし楽しい。
けど申し訳ないし、
かと言って自分がみんなの分つくるにはクオリティの差が激しくてハードルが高い。

会社にいても、島にいても、自分の何かしらの価値を示さなきゃいけない。
と私は思っている。
どうやって見せるのがいいのか考えながら振る舞う。

ここにはまだ、
ただ私の存在を認めてくれるような、
私という存在を大切に扱ってくれるような人はいない。

きっとそれが普通なのだろうけど、
それでも受容のあたたかさに包まれたくなる。

とはいえみんな親切で良い人たち。
この会社の人たちに共通するのは、
好きを否定しないところだと思う。

鳥が好き、
干潟が好き、
地理が好き、
環境に配慮した暮らしが好き、、
何を言っても、否定されたことはない。

「へ~、○○フックなんだね」
と簡単に受け入れられる。

あとこの新しい暮らしの中で楽しいのが、
島について知るのがおもしろすぎること。
地形、自然環境、歴史の積み重なりで今があること。
その生存選択の上での今みたいなものを観るのがとても好きなのだけど、この島ではそれが際立っているように思える。
もっともっと勉強したい。

すでにわかった部分だけでもとてもおもしろいので、
それは会社用につくったnoteで今後発信してみようと思ってる。
(ここにはリンク載せられないけど、どこかで見つけてください笑)

あと、この会社でやりたいことについても、ぐるぐると。
マネジメント養成プログラム的なコースに所属しているのだけど、なぜマネジメントなのかを最近考えさせられる機会があった。
私にとってマネジメントをやりたい理由はきっと、一番地域にとって環境にとっての判断ができると思ったから。企画ができると思ったから。それができるならマネジメントじゃなくていい。というか、マネジメントのポジションじゃなくてもやってる先輩を見つけてしまった。
あとは、全体像を捉えたい気持ちだな。

やりたいことが、多すぎる。
島についてもっと勉強したいし、
島の人との関係性を築きたい。
仕事に活かせそうなことはがんがんやっていきたい。
会社全体で学べそうな要素はできる限り吸収したい。
周辺観光も自分の言葉で語れるようになりたい。
職場の人と仲良くなりたい。
仕事以外でも友達ほしい。
これまで築いてきた関係性も大事にしたい。
なによりかにより自分が健やかに生きることを第一に、
好きなことをちゃんと摂取していきたい。
気楽に生きたい。

1年という期間が、短すぎる。

どう優先順位をつけて、
どこにどうキャパシティを割くか。
効率的にいかないと、
1年じゃ何もできずに終わる。

焦って詰め込んでも、
心の調子を崩してしまう。

あー、どうしたら1年間楽しく生きられるかな。

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