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未来塾と、わたし

環境系学生未来塾

2020年3月に初めて参加して以来、毎回のようにスタッフ参加し続けているイベント。

未来塾とは
自然環境や地域、第一次産業など幅広く環境系の分野に興味のある大学生を対象にした、これからの人生をデザインする4泊5日のワークショップ型合宿イベント。
環境系学生未来塾HP

自分は未来塾とどう関わっていきたいのだろう?
ていうかなんでこんなずっと参加してるん?

関わる理由とかはっきりさせたくない気持ちもあるんだけど、
今自分の中にある言葉を、表現してみることにした。
今は、そのほうが安心できそうだから。

未来塾と、私の2年間

もはやライフワークとなってる未来塾との関わりを、一旦振り返ってみた。

第6回in屋久島

はじめて参加した回。革命的出逢い。
ゆるーくてあたたかい空間で、
自分とつながることを知った。

第7回in耶馬渓

未来塾同窓会で太さんに誘われてスタッフ参加することに。
スタッフ対話で定期的に未来塾の安心できる空気に触れられること、
未来塾という場をつくる場にいられることが喜びだった。
逆に当日は少しアウェイな感じを受け取ってしまいちょっと寂しかった。

第9回in屋久島

第7回で事前準備の幸福感に味をしめ、またスタッフをやりたいと思った私。
今度は屋久島にスタッフ参加。
自分も誰かに影響を与えることができるんだという感覚を得た。
生きててよかったと心から思った。
次も屋久島でスタッフをやると決めた。

第12回in屋久島

未来塾特有の安心感とか整う感、それから思考が加速する感覚も少なくなった。慣れてきたというか日常に浸透してきたというか。
当日参加者のみんなの人生が美しくて、チェックアウトでビデオ回しながら泣けてきた。
次回もビデオ回す係をやると決めた。

2022年春in泰阜村(オンライン)

将来自分も未来塾みたいな場をつくりたいって、最初に参加した後からずっと思ってた。だから、全国展開しようって場に関わってみたかった。
でも、運営側に寄ることで自分にとっての安心安全が低下する危惧も感じてた。そこに携わる覚悟みたいなものは持てなかった。
とりあえず、初めて開催される泰阜村の未来塾にスタッフ参加することにした。
結局オンラインになっちゃったけど、自分も2つワーク担当させてもらえて嬉しかった。
”嫌な怖さ”なく半歩分のチャレンジができるのも、未来塾にはまる所以。

2022年夏in泰阜村

今ココ。
これまでよりも、2歩分ぐらい事務局側に寄った。

未来塾と、願う世界

私には、願っている世界がある。
みんなが、自分を大切に、目の前の相手を大切に、地域を、社会を、環境を大切にできる世界。
分断ではなく、いかしあうつながりが溢れる世界。

もし、地域とか環境を大切に生きていきたいのに、
それらとともに生きることを自然と諦めている人がいたら。
未来塾に来てほしい。

本当は自分が何を大切に生きていきたいのか、考えてみてほしい。
自然や地域に関わる生き方はまだまだたくさんあるということを、知ってほしい。
その上で、どういう道を歩んでいくのか、選択してほしい。

みんなが大切にしたいことを大切にできる世界で、
私は生きていきたいから。

未来塾と、夢

願う世界を実現するための私の行動として、
私は、世界を観る体験をつくるという野望をもっている。

「観る」という言葉には、
1. 意識をはたらかせて対象をしっかり見ること(観察、観測、、)
2. 対象を見る技法とその結実としての思考(世界観、主観、、)
という2つの意味がある。
「観光のレッスン―ツーリズム・リテラシー入門」より勝手に要約

この、特に2つ目の「観る」が、私は好きで。
人は、社会的に構築された世界観を前提に物事を観ている。
だから、意識が変わると、見える世界も変わる。

その”世界を観るメガネ”がいくつもあるのって、豊かだなと思っていて。
そして、自分と他者のメガネは違うと認識することで、
思いやれる範囲が広がる。と私は思う。

この「世界を観る体験」のひとつとして、
私はこの後観光業・宿泊業の世界に身を投じようとしている。
でも、従来のレジャーとしてのツーリズムをつくりたいわけではない。
私は欲張りなので、
世界を観るメガネを、しっかりと手渡してあげたいし、
その事業に関わる人全てがしあわせであってほしい。

そう思うとやっぱり、
各要素の比重は変わったとしても、
未来塾のようなものをつくりたいんだと思う。

だから、その勉強も兼ねて、未来塾のスタッフをしている。

未来塾と、違和感

未来塾には2回目からずっとスタッフとして参加はしてるけど、
回を重ねるにつれてスタッフとして受け取るものが増える半面、
参加者として受け取るものが減ってきた。

未来塾当日の場には、何も方向性がない(私はそう受け取ってる)。
ただ、目の前の相手を尊重し、今ここの自分を尊重する。

けど今回未来塾の広報をやってみて、
いろいろそぎ落として簡単に言えば
「未来塾に参加する人数を増やす」という方向性ができた。

焚人(≒スタッフ)のみんなと一緒にやりたい」
「みんなのエネルギーが自然と発揮される形でやりたい」
「自分の立場でできることをやりたい。貢献したい。信頼されたい。」
そんな気持ちも出てきた。

てなると、だんだん、「今の自分を尊重すること」の割合が減ってきた。
「どんな自分でも存在していて大丈夫」という安心感も薄れてきた。

「だからこの後こうしていきたい」っていうのはまだわからない。
もうスタッフをやりたくないというわけでもない。
けど多分そこに、事務局側に寄っていくことへの違和感がある。

のちの自分のために、それだけ記しておこうと思う。

未来塾の、仲間たち

私は、未来塾に関わる仲間たちのことがとても好きだ。
お互いを尊重し合って、応援し合える仲間を得たことは、
未来塾に関わり続けたいと思える大きな要因。

そんな2022夏屋久島未来塾の焚人たちが、素敵なリレーノートを書いてるので、ぜひ読んでみて。


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