見出し画像

自分を見つけること

私はもともと、自分の想いを話すことが苦手だった。
自分が何を感じてるかを自覚することも苦手だし、
それを人に伝えるなんて、無理だと思ってた。

環境省行きたいんだよね~てふと言ったひとことに、
「意識たかっ」
と言われたことも地味にトラウマだった。
(今なら、これが何気ない会話内でのただのリアクションで、私を突き放す意図じゃなかったことはわかる)

日常の中で、まじめな話をするのは避けるようになった。
私からすると他愛もない話をするのと同じくらい自然な話だったのに。

それが変わったのはきっと、環境系学生未来塾に参加してから。

はじめてあんなに、じっくり時間をとって自分と向き合った。
人と言葉を交わし合った。
私は、水を得た魚のように、
今の世界に対するもやもやや、願っている世界を語り始めた。

だれも、否定する人はいなかった。
みんな、興味をもって聞いてくれた。

私は自分のことが好きじゃなかったし、
自分の人生も別に好きでもなかった。
けど、お互いが歩んできた人生を、ここまで生きてきた「私」という存在を、受け入れることができる空間があった。

あたたかい気持ちになったし、
自分で自分の道を選択する勇気をもらえた。

もし、私と同じ苦しみを抱いている人がいたら。
自分が本当に願っている人生がわからなくて、
でもどうにもならないしと周りの期待に合わせて頑張っている人がたら。
自然との関わり方や、世界の在り方に疑問を抱いているけどそれを分かち合えないでいる人がいたら。

環境系学生未来塾を届けたい。
きっと、私の知らないどこかにも、この体験を必要としている人がいるはずだと思うから。

どうか、そんな誰かにこの言葉が届きますように。


実は今、未来塾の集客がピンチな状態です(特に耶馬溪)。
どうにか、まだ日本にたくさんいるであろう未来塾のような体験を必要としている学生に届けるべく、
卒論執筆を一時中断して、拙い文章だけれども思いの丈を綴っているところです。

周りに、興味ありそうな学生がいらっしゃいましたら、シェアしていただけると嬉しいです🙏🏻

環境系学生未来塾 in 耶馬渓
テーマ:地域に根差して生きる
日程:2023年2月13日~2月16日
詳細:https://miraijyuku.info/2023-spring-yabakei/

社会が大きく変化している現代。
進路の選択肢は幅広く、情報も波のように押し寄せてくる。
良い大学?大企業?安定?地方移住?
何を選べば良いのか分からない。
わたしたちは何を頼りに、どう生きていけば良いのでしょうか。
未来塾に参加しても、「答え」が見つかるとは限りません。
でも、共に人生を考え応援しあう仲間との出会いや、大切にしたい「何か」に気付く瞬間がきっとある。
そんな特別な4日間を、一緒に過ごしてみませんか?

環境系学生未来塾 in 屋久島
テーマ:あることを受け入れる
日程:2023年2月28日~3月4日
詳細:https://miraijyuku.info/2023-spring-yakushima/

世界遺産の島、屋久島。
数千年の時を刻む森、数万年の時を刻む大地、数億年の時を見せてくれる星空。
人間の時間軸を超えたやくしまじかんの中で特別な時間を過ごします。
自然とともに生きていると、”人の力ではどうしようもないこと”に直面したりします。
そんな時にそれに抗うのでもなく、征服するのでもなく、
ただそこにあるものを受け入れるという生き方が屋久島にはあります。
命を育む豊かな水の巡りのように、自然に寄り添いながら暮らす人々や仲間と出逢う5日間。
自分自身と向き合う旅にでかけよう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?