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【現役医学生】受験勉強は何の役にも立たない?


今必死で勉強していることは将来何かの役に立つのだろうか…

受験生であれば誰もが一回(僕は何百回)は思うことだと思います

微分積分なんて日常生活で使わないし、物理は医学とそんなに関係なさそうだし…強いて言えば役に立つのは英語くらいなんじゃ…

なんて考えても受験からは逃れられないので、つまらないことは考えずに必死で勉強するしかありませんでしたが(笑)

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医学部の4年生になり思ったことは、

受験で勉強した知識は将来使うことは少ないしもうほとんど忘れてしまっているけれど、必死で勉強して合格を勝ち取れるまで努力できた、というのは大事な経験になった

ということです


そこまで興味がないことでも必要であれば努力することが出来ることはとても大事なことだと思っています

僕自身もそうでしたが、医学に興味があるから医学部に入りたい!と意気込んで入学する人が大半だと思います。しかし、実際入ってみるとあまりの膨大さと難しさにに絶望します。

4~5教科を勉強すればよかった大学受験とは違い、とんでもない量の科目を詰め込まなければならず、毎月のように行われる試験に落ちたら留年というプレッシャーを感じながら勉強することになります。

いくら医学に興味があるといえど、自分に向いていない科や、どうしても苦手で敬遠したくなる科は誰にでもあります
例えば僕は外科志望なので、解剖学は楽しくてしょうがなかったですが、内科志望の人からすれば苦痛でしかなかった様です。

医学部の科目は全て必修、つまりこれは興味がないから勉強しない、ということは許されないわけです。

振り返ってみると、僕が4年間再試なしで進学し、CBTでも上位の成績を収めることが出来たのは、無意識のうちに興味が少ない科や苦手な科でも頑張って取り組む姿勢があったからなのかな、と思っています。
そのような姿勢を身につけることが出来たのは受験期に何事も必死で取り組めば結果は出る、という自信をつけることが出来たからだと思います


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