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【医学部】医学部受験を迷っている貴方へ

親が医師だったり知り合いに医学生がいたりすれば、医学部受験がどのようなものなのかある程度知ることができると思います。

しかし、そうでない場合、医師になりたいと思っても中々親に言い出せなかったり、どのような準備をすればいいのか分からない、という方が多いのではないでしょうか。

僕は身内にも知り合いにも医師はいませんでした。医学部を受けたい、と思っても中々両親に言い出せずにいました。

というのも高校1年生の段階で成績が壊滅的だったので、こんな状態で言い出しても受け入れてもらえない、と思ったからです。それでも両親の支援なしでは勉強も受験もできないので、素直に打ち明けることにしました。

すると予想通り、
「今の成績で受かるほど甘くはないんじゃないか?」
と返されました。決して僕に意地悪がしたくてそのような事を言ったのではなく、現実は厳しいということを教えてくれたのだと思っています。

成績が理由で両親に言い出せないでいる方は、是非勇気を持って打ち明けてみてください。厳しいことを言われるかもしれませんが、親は必ず貴方の味方になってくれます。打ち明けたからにはもう後戻りは出来ないので、勉強をするモチベーションにも繋がるはずです。

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医学部受験を迷う原因として、最も多いのがやはり成績だと思います。
自分は地頭が良くないし、天才には敵わない、と思っている方も多くいると思います。実際僕も理系科目はほとんど苦手でしたし、少ない勉強時間でいい成績を取っている友人が羨ましくてしょうがなかったです。

しかし、医学部で3年間勉強していて気づいたことがあります。
それは、
地頭の良さなんてどうでもいい
ということです。

医学部での勉強、医師になってからの勉強で1番大切なのは、学ぼうとする姿勢を続けられるか、だと感じています。

数学が得意でも、理科が得意でも、医学部に入ってからは特に使わないので、医学部での成績にそのまま反映されるわけではありません。

僕は頭が良くないなりに、一生懸命勉強をしているので、これまで試験を落としたことはないですし、逆にいくら頭がいい人でも勉強をしていないと試験に落ちています。

医学部に入学したての頃、海外で活躍されていた名医の先生が授業でおっしゃっていた言葉で、今も強く覚えているものがあります。
「医師になって、勉強を怠ることは犯罪に近い」
そうか、今まで合格するためだけに勉強を頑張っていたけど、これからは自分のためではなく、患者のために勉強をするんだ、と勉強に対する意識が変わりました。

結論として、皆さんに伝えたいことは、努力次第でなんとでもなる、と言うことです。地頭が良くない、と思っているのであれば、一日中自習室にこもって手から血が出るほど勉強するのみです。こんな勉強して将来なんの役に立つのだろう、と思うこともあるでしょう。しかし受験で1番大事なのは、何を勉強するか、ではなく、どれくらい努力できたか、だと思っています。

こんなもの何になるんだ、と思っていることでも全力で勉強し、努力することが出来た貴方なら、医学部でもその姿勢で続けられるでしょう。医学といっても幅は広いです。中には興味を持てない科もあるでしょう。興味がなかったとしても、勉強しなければ、それは医師として失格になってしまいます。

偉そうな事を長々と書きましたが、医学部受験で相談したいことがあれば、僕でよかったらいつでも相談に乗ります。ぜひコメント欄までどうぞ。



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