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やらないでって言うとよけいやっちゃう子


治療院にはよくお子さんもきます
お母さんにずっとくっついている子
危ないことをやろうとする子
ひとりの世界に没頭している子
色々な子がいるのですが、

今回は

【やらないでって言うとよけいやっちゃう子】

よく多動やADHDと言われるような子

こういう子には無理やり言葉や力ずくで行動を制限するのはあまり効果的ではないと思っています

この行動には多動傾向と愛着のどちらかまたは両方が関係していると思います


◎多動傾向の場合

本人は発達するために自分でわかっていてその動きをしていると考えます

アクセル全開にすることで、本人は楽しいし
周りの反応をみてみんなも面白いでしょ?!
って思っているかもしれません

そういう子ほどIQが高かったりします
IQが高いので言われたことは理解していても
出力として出せない。
言葉に変換できず上手く言葉がでない

だから態度に出たり手が出てしまう

この出力の問題は

原始反射が統合したり身体が整っていくと解決していきます

そのためには身体をたくさん動かすことが大事なのです



怒られてもやめないのは
自分の身体にはこの行動が必要だとわかっているから
ただ、周囲に迷惑がかかるような事だと親御さんもこどもも苦しくなってしまいます

だから
その子に必要な動きを発達の段階から見ていき

トランポリンがいいですよとか
綱引きがいいですよ
この子はくたくたになるまでとにかく身体を動かすことに付き合ってあげることで深い信頼関係が築けますよ

など問題行動に変わるお家でもできるような発達方法をアドバイスをさせていただいています

療育などでブレーキの仕方を覚える
のも大切なことですが

その前に、または並行して
身体から発達させて整えていくことがもっと大切だと思うし、そうすることでブレーキの仕方も自然に身に付いていきます


問題行動とされるような
やりたい放題やる
ずっと走り回る
障子に穴を開けたい
お友達を押してしまう

昔なら
森や公園で夕方まで親の目がなく自由に遊び
どろんこの土にたくさん穴をあける
高いところから何度も飛び降りる

そんなことで勝手にやり切って発達していました

こま、たこあげ、虫取りなどは遊びのなかでできるビジョントレーニングでした


外からの評価で
この子は
「落ち着きがない」
「人の気持ちがわからない」
「言っても言うことを聞かない」
「発達障害じゃないか」
などと言われたとしても

まるごとそれを信じる必要はないし
不安になりすぎず

“子どもは自分に必要なことをちゃんとわかっている”

とどれだけまわりが信じられるか
そんな大人を増やしたいと思っています

今言われているようないわゆる“発達障がい”
は発達段階

発達の仕組みを理解すれば
解決の糸口が見つかります

私たちは子どもも親も先生もみんなの心がラクになるようなそんなお話を伝えています


個別の発達相談もしています
40分5000円 対面、オンライン可
ご希望の方はお電話や公式LINEからご連絡ください



過去のオンライン発達講座のアーカイブ配信とスライドもご購入できます↓
原始反射の統合、過敏症の対応などについて詳しく知りたい方はぜひ


発達講座は不定期で開催中 
予定はSNSなどでお知らせしています


今後の予定
2024年2月28日(水)
脳を育てる!ビジョントレーニング
竹屋陶板浴(茨城県龍ケ崎市)

2024年3月16日(土)
オンライン発達講座 トモニトウコラボ企画
詳細は以前の投稿をご確認ください☆





◎愛着からくる場合は

何かしないと大人が向き合ってくれないから
大人が振り向いてくれることをやり続けるとも考えられます

周りに構ってほしい、
水をこぼしたら、大声出したら来てくれた!
怒られてるというより
相手をしてくれて嬉しいという感じ
行動がどんどんエスカレート

こんなときどんな方法を取るといいかわかりますか?意外なことです

これは親側の考え方やインナーチャイルドを癒していくところから始める必要があるかもしれません
またそれについては個別の対応になっていきます

治療院ではセラピーなどもしていますので、必要な方はご相談ください

茨城県ひたちなか市で夫婦で統合的な見方による治療院をしています
お身体の不調、心や自律神経の不調、発達相談など
ご縁がありましたらよろしくお願いします

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