ベトナムの京都・フエの移動は成り行きで
こんにちは。
ホーチミン市在住のChifukuです。
日本は大型連休ですが、ベトナムは1日休めば5連休。と言うことで、ハノイに住む主人とベトナム中部のフエに行きました。
しかし、バスなどの公共交通機関がなく、Grabもあまりつかまらず、暑いので歩くこともできず、来たものに乗るしかありませんでした。
タンソニャット空港SGN
11:10発。
連休だから混むかと思って8時に着いたらガラガラ。皆昨晩移動しているのかな〜
国内線ラウンジは普段あまり利用しませんが、長い待ち時間を過ごしました。搭乗は早めに始まり、飛行機内でかなり待たされ、10分遅れでフエに到着しました。
フーバイ空港HUI
空港から市内行きのシャトルバスに乗ろうと思ったら、運行していなかった。ベトナムの地方空港はコロナ明けもシャトルバスを再開していない所がちらほら。車で行くしかありません。
ちなみにホテルに頼むと40万ドン。
空港内カウンターは24万ドン。
空港外の待機場は22万ドン。
Grabなら19万ドンだけどつかまらない。サービス圏外ではないけど「ソーリー、見つかりません」って表示される。
そんな時、「タクシー?」と聞いてくるオヤジがいた。
私:いくら?
オヤジ:25万ドン。
私:ありえない!
オヤジ:じゃ20万ドン。
私:20万ドン?Grabは19万ドンだよ。
オヤジ:Grabは3km先に行かないとつかまらない。
私:じゃ、3km歩くわ。
オヤジ:OK、OK。19万ドンね。
交渉成立。
価格交渉はベトナム語で、更にGrabの価格を見せました。乗ったらタクシーじゃなくて、個人の車だったけど。
ベトナムはインドと違ってぼったくりが少ないので安心です。
但し、Grabの価格を見せながら最低英語ができないと、旅行客と思われて、交渉が難航するでしょう。また、ベトナムもハノイやホーチミン市の大都市空港はぼったくりが多いので、メーターや白タクは絶対に乗らない方がいいです。
Huong Giang Hotel★★★★
お手頃価格でリバービューに宿泊するなら、ココがオススメ。
建物は古くて、隙間から虫が入ってきたり、エアコンから水漏れしたり、トイレのシャワーが水漏れしたり、などなど色々ありましたが、歴史のあるホテルらしいホスピタリティが素晴らしく、フーコックの様な立地だけをウリにしている高級ホテルの若いスタッフとサービスレベルが違います。
これで2名朝食付きで1泊6,000円。客層は国内海外問わずシニアが多く、若いカップルやグループは少ない印象でした。スタッフのそつのない対応でゆったり過ごしたい方にオススメです。
ドンバ市場
昼間は暑かったので、プールに入ったりしてホテルで過ごし、夕方、川沿いなど周辺を散策しました。
但し、ガイドブックに書いてあった場所に夜市が見当たらず、ドラゴンボートの客引きが鬱陶しかったです。
ドンバ市場は周辺を含めるとホーチミン市のベンタン市場より大きいのでは?と思うほど広大。ローカル色の強い市場でしたが、日本人を見分けるスキルが高く?日本語で話しかけられました。
朝食
連休ということもあって、朝食会場は大賑わい。朝6時から9時ごろまでずっと混雑していましたが、なぜか料理を取るときは混まず。
コーヒー、クロワッサンが美味しくて景色も良く大満足。
皇帝陵
皇帝陵は点在して、ホテルに車を頼むと三箇所巡って94.3万ドン。ちょっと高いなーと思って、都度車を呼びました。
おかげで、毎回「次はどこ行くの?」「待っているよ。Whats App?」って言われましたがお断り。そうするとまるっといくら、みたいに価格根拠が曖昧で交渉が難しくなるし、運転手が見つからず探したりするのが面倒だからです。
もちろん、車が少ない地方ではGrab圏外で再度見つけるのが難しい場合もありますが。
結果、2回Grab、2回直談判。Grabも直ぐつかまらず、半分白タク。
白タクも空で走らせたくないから、Grabと同じ価格帯で交渉成立。
3箇所まわって、4回で合計37万ドン。
約2,000円程度で済みました。
ちなみに船着場から観光バスが出ていて、帝陵を巡回していました。
110,000đ 1周90分
150,000đ 2回下車
300,000đ 終日乗り降り自由
カイディン帝陵
どこか1つ選ぶならココがオススメ。
ミンマン帝陵
トゥドゥック帝陵
グエン朝王宮
一日で帝陵の後見ることも可能だったけど、チケットは2日間有効なので翌日朝8時に。
こちらも、広くて暑くて、アオザイ着て写真撮影する人で映えスポットは混み合っていて、1時間くらいで早々に退散しました。
ランコービーチ
ドンバ市場横のバス停からランコービーチ行きのバスが出ているのを発見し、行ってみることに。
片道2時間。4.5万ドン。
8:30のバスに乗ろうと思ったら8:10ですでに満席で出発。
早めに行ってよかった〜
その後どんどん乗車して満員御礼に!
キュッツキュと鳴き砂を楽しんだら帰宅。帰りのバスを発見して、大手を振ったら止めてもらえた。
行きに乗ったバスだった。
良かった〜
これを逃したら、1時間待つことになったから。
11:00だった。
帰りは大型スーパーGo!で下ろしてもらうようお願いしました。
すると、
Go?
みたいな感じになって、他の乗客に
「I want to go to Go!」
と伝えて、
あ〜Go!ね〜
となって、皆でGo!Go!歌い出したw
終点のドンバ市場の横にコープマートがあるけど、Go!の方が品数豊富なので。(しかもコープはトイレが有料)
12:30到着。
帰りは乗り降りが少なかったので早かったです。
夕食
ガイドブックで見つけたMadam Thuの2号店。一号店に行ってみて、なんかこぢんまりしているな〜と思ったら2号店を発見。こちらの方が断然店構えがオシャレでいい感じ!スタッフも外国人慣れしています。この日、日本人3組、欧米人1組でした。
しかも、すごく美味しい〜!!
ベトナム南部のバイン・セオとはまた違ったお味だけど、ペーパーライスで巻いてタレにつけるのは同じ。ベトナム料理はこのタレが秘訣ですね。
ご馳走様でした。
フエ名物、シジミご飯とシジミ炒めも美味しかった〜
ホテルの近くに沢山レストランがあってホント便利でした。
フーバイ空港
11:00にチェックアウトしてGrabで空港へ。車は直ぐつかまり、道も混んで無くて30分程で到着しました。
行きも帰りも空港は混雑なく拍子抜け。
旅費
4泊5日で約6万円。
暑くて午前中に観光して、午後はホテルでのんびり過ごしたので、お金はあまりかかりませんでした。
尚、飛行機以外2人分の料金です。
Vietjet(SGN-HUI) 3,717,600đ
Huang giang hotel(4泊) 4,298,558đ
観光(王宮と皇帝陵) 1,060,000đ
Taxi(空港往復、皇帝陵周遊) 750,000đ
バス(ランコービーチ) 180,000đ
食事(レストラン) 320,000đ
部屋飲み(ビール、つまみ) 250,000đ
まとめ
フエはホーチミン市より暑く、昼間は38〜40度。正直、これだけ暑いと体力だけで無く気力も消耗するので、終日ツアーよりも、車で自分のペースで移動するのが良いと思います。
また、似たような中国の観光名所と比較して、コンクリート剥き出しで現物に近い色使いで修復されていなかったり、ボロボロのままだったりすると感動が薄れ、さ〜っと見るだけになってしまいました。
でも、アオザイ姿の観光客が写真を撮る姿は古都らしい風情を感じ、フエ料理を楽しみ、旅自体はのんびりできて良かったです。フエはダナンとホイアンを一筆書きで巡るのも良いと思います。
これで、ハノイ、ダナン、ホイアン、フエ、ニャチャン、ダラット、フーコック、ホーチミン市と、ベトナムの主要都市は観光し終えました。
次はどこへ行こうかな〜
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