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~4章~クラファン支援のお願い

https://readyfor.jp/projects/kalye_xmas
(11月2日10時~12月4日23時32日間)

International development studiesという学問分野をご存じですか?日本語にすると国際開発学と呼称しますが、もう少し噛み砕くと「世界の成長のあるべき姿を考える学問」です。Snowcafeが使い捨て容器を止め、スペシャリティの珈琲豆に特化し、フェアトレードカカオを使ったチョコのシフォンケーキしか焼かないというポリシーはこの学問の延長線上にあります。

 資源の殆どを国外に頼る日本は、国際協調無くして存在することは出来ません。橋を架ける、港湾を整備する、鉄路を敷く等インフラの支援もあれば、貧困対策などの草の根的な支援もあり、取り組みは様々です。

 現在、Snowcafeはフィリピンで貧困支援を行っている国際NGO組織ICANと一緒に、路上で生活する若者の就業支援に取り組んでいます。負の貧困スパイラルを断ち切る為には、学業と就業訓練が不可欠で、ICANの支援を受けて設立したカリエ・カフェは、これまで製パン業で生計を立て、路上の子ども達の自立を促してきました。

 フィリピンではまだ一般的ではないのですが、シフォンケーキは今アジア地域でも人気の高いお菓子となっています。Snowcafeのフォロワーのうち約1割がインドネシア、ジャカルタからのアクセスです。その様な経緯で、カリエ・カフェのラインナップにパンだけではなく、シフォンケーキも加えることで、より安定した経営基盤が作れるのではないかと考えています。

 これまでに最低限必要な製菓道具を日本から送り、特訓特訓を重ねていますが、なかなか上手く焼けない日々が続いています。カリエの持っている昭和世代のオーブンはとても古く、シフォンケーキを膨らますには、全くの役不足、加熱能力が弱いのです。

 その様な経緯で、この度カリエカフェがフィリピンで自立していく為の大きな設備投資に支援したいと考え、クラファンを通じて皆さんに応援頂ければ有り難いと考えています。資金の主たる用途はコンベクションオーブンの購入です。ここを足掛かりに、2つめ、3つめのカリエカフェが続いていけば、より多くの路上の子ども達に新しい可能性を見せてあげられるのではないかと考えております。

https://readyfor.jp/projects/kalye_xmas
(11月2日10時~12月4日23時32日間)

シフォンケーキで貧困支援など、これまで耳にしたことは無いですが、この試みから眺められる景色を皆さんとも共有できたら、とても嬉しく思います。

どうぞよろしくご協力をお願い致します

Snowcafe 代表 渡辺洋


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