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ドイツ語勉強~美容師さんに試験合格の報告ができる日を目指して~

ドイツ語関連の記事は久しぶりになります。昨年の9月に2回目のGoethe B1 Hörenを受験して不合格となってからもマイペースに勉強を続けています。趣味で語学勉強をしているので、試験合格にこだわる必要はないけれど
せっかく目標としていたのでできれば合格したいという想いは持ち続けていました。そのような中で合格ヘの想いが強くなったのは、美容師さんとの突然の別れという出来事でした。

以前の記事で、行きつけの美容師さんにオーストリア人のお客様(以下Mさん)を紹介していただいたことを書きました。

昨年12月、Mさんとのご縁を繋いでくださった美容師さんが急逝されました。そのことを知ったのは、別の記事に書いていますが自分の腎臓の予後予測を医師から告げられた日でもあり、しばらくは気持ちの整理がつかない日々が続きました。
美容院を予約しようとする時期が違えば、亡くなられたことを知るのはもっと遅かったかもしれません。とにかくMさんには早く伝えなくてはと思い、その日にメールを送りました。Mさんももちろん大きなショックを受けられ、それは今も変わりません。

美容師さんと出会ったのは、初めてドイツに行った学生の頃です。
当時働いていたバイト先の常連さんでした。
別の美容院にも通っていましたし、私自身もドイツ語の勉強をずっと続けていたわけではありません。その後再びドイツ語の勉強を始め、再び美容師さんのもとへ通い始め、Mさんと出会うという一連の出来事をとても不思議に感じています。
美容師さんのふとした一言から始まり、Mさんを紹介して頂き、短期間の間にお会いすることも叶いました。
「Mさん紹介したのだから、合格できるはず!!」と冗談まじりで笑いながら言われたけれど、直接合格の報告をすることができなかったことが悲しく、そして悔しく感じています。

昨年末ウイーンに行かれていたMさんからは、ドイツ語の本を2冊送っていただきました。実際には一度しかお会いしていないにも関わらず、メールのやり取りでも本当に親切にしてくださっています。

美容師のIさん、本当にありがとうございました。
合格報告ができるよう、そしてMさんとIさんの思い出話ができるよう、ドイツ語勉強を続けていきたいと思います。

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