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ドイツ一人旅2017~私を変えた旅③~

ドイツ到着3日目。この日はノイシュヴァンシュタイン城などを巡るバスツアーを予約していたので、早めに朝食をとってミュンヘン中央駅へ。4月のドイツはまだ寒いと聞いていたものの、この日は少し吹雪いていて本当に寒かったです。スプリングコートしか持っていませんでしたが、寒がりの私は手袋とカイロを持ってきていたのでなんとか寒さを凌ぐことができました。
今回巡りたいところはしっかりと日本語で説明を理解したい場所だったので、日本語ガイドツアーにしました。貸し切りバスでの移動でしたが、シーズンオフだからか参加者が10名ほどだったので、アットホームな雰囲気でした。

まずはユネスコの世界遺産に登録されているヴィース教会へ。
草原の中にポツンと建っているのですが、中に入ってみると外観からは想像がつかないほど華麗で鮮やかな装飾が施されていました。

ヴィース教会の中

その後フュッセンへ向かい、ノイシュヴァンシュタイン城へ。だんだんと悪天候になり、お城のビューポイントであるマリエン橋に行けるか厳しい状況でした。なんとか吊り橋の上まで行けましたが、かなり視界が悪くぼんやりと見えるような状態でした。その後天気が良ければお城まで歩くこともできましたが、かなりの悪天候だったためガイドさんの配慮でバスで行くことになりました。お城内のツアーもガイドさんの解説があってとても充実した時間となりました。お城を出た時には少しお天気が回復していたので、帰りは同じく一人参加されていた方とお話しながら麓まで歩いて、ランチをご一緒しました。この方は偶然にも同じホテルに宿泊されていて、その後もとても親切にしてくださいました。

次の目的地はリンダーホーフ城でしたが、途中オーバーアマガウという小さな村に立ち寄りました。この村では10年に一度『キリスト受難劇』が上演され、木彫り人形でも有名です。とても寒かったのですが、ガイドさんに勧められたアイス屋さんでアイスを食べたり、散策をしました。
外壁に鮮やかなフレスコ画が描かれている家が沢山あるのですが、ガイドさんから「一般の方の家なので移動中のバスから撮るくらいならいいですよ」と撮影許可を頂きました。

「赤ずきん」の壁画の家

バスツアー最後の目的地、リンダーホーフ城へ到着。ルートヴィヒ2世が建設した3つのお城のうち唯一完成に至ったお城であり、長い間暮らしていたということを聞いてから中に入ると一層感慨深いものがありました。
庭園は季節的にも寂しい感じで噴水も止まっていましたが、ドイツアルプスの山々に囲まれていてとても素敵な場所でした。

リンダーホーフ城

天候には少し恵まれなかったものの、一人で手配して巡るのは大変だったと思うのであらかじめツアーを申し込んでおいて良かったです。
何よりもガイドさんがとても親切で知識が豊富な方だったので、バスの移動時間も楽しく過ごせました。
この日はあまりドイツ語を話す機会はありませんでしたが、ランチで入ったレストランで色々とやり取りできたのが嬉しかったです。
身体の芯まで冷えていたので、ホテルの部屋に浴槽がついていたことにとても幸せを感じた日でした。

お世話になったバス(アウトバーンはやはり恐怖)




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