ドイツ一人旅2017~私を変えた旅⑥~まとめ
ドイツ到着6日目は友人夫妻とローテンブルクへ。友人のご主人がローテンブルクに詳しかったため穴場的なところに連れて行ってもらえました。日曜日ということで閉まっている店が多かったですが、街をゆっくり散策するにはちょうど良かったかもしれません。
この日はニュルンベルクのホテルに宿泊するため、友人宅から荷物を引きあげてホテルまで送ってもらいました。友人夫妻とはここでお別れです。
ドイツ到着7日目、早朝からニュルンベルクを散策。夕方にミュンヘンのホテルへ戻る予定だったのですが、友人が急遽途中から合流してくれました。
ドイツ到着8日目、帰りの飛行機に乗る前に時間が許す限り色々回りたいと思い、早朝にチェックアウトして動き出しました。すでに公共機関の乗り物であるバス、トラム、ドイツ鉄道(DB)は「切符を買って乗る」という自分の中での小さな目標を達成していましたが、唯一乗っていなかった地下鉄に乗ろうとBMW博物館へ行くことにしました。
荷物を預けているホテル近くまで戻ってきて、有名なホーフブロイハウスに行っていないことを思い出し、急いで向かうも何度も道に迷ってしまい焦りました。さすがにゆっくり食事をしている時間はないので、お土産屋さんで
蓋付きビアマグを二つ買いました。実はBMWで何か買おうと思っていたのですが、ドイツ製のものが欲しかったので買いませんでした。(日本でも日本製はなかなか見つからないのと同じだと思います)ビアマグを免税したかったので、そのことを店員さんに伝えるのが緊張しました。
ホテルに荷物を取りに行ってから空港へ向かうバスへ。飛行機の時間に遅れないように時間との闘いでしたが、無事に空港に到着しました。
この旅では、バスツアーや友人夫妻以外で日本人に会うことがなかったので、空港で日本人観光客の団体を見た時に不思議な気分でした。
空港での免税手続きのため税関に行くも、他に誰もいなかったので不安になりました。ところがパスポートを見るなり税関の爽やかでイケメンのお兄様がニコニコしながら日本語で挨拶をしてくれたのでリラックスしながら話すことができました。最後もニコニコしながら見送ってもらい旅の最後がいい思い出になりました。
税金払い戻し窓口のお姉様は少し怖い感じでしたが、なんとか話が通じたようで後日クレジットカードの口座に無事に返金されていました。
今この旅を振り返ってみても、短いけれどとても濃くて良い思い出ができたと思います。30代半ば過ぎに趣味としてドイツ語を学び始めてから初めてのドイツ旅行でした。英語が通じるところも多いし、こちらの顔を見て英語で話しかけられることも多かったけれど、自分のチャレンジのために拙くても沢山ドイツ語で話すことができました。話せなくても見たり聞いたりすることができただけでも嬉しかったです。
色々な人に助けてもらっているので完全な一人旅とは言えないかもしれませんが、大人として日本にずっと住んでいてるだけでは体験できないことが沢山ありました。飛行機慣れも海外旅行慣れもしていない私が、一歩を踏み出せた瞬間でした。海外の人から見れば子どもにしか見えないであろう容姿かつ女性ということで、夜に出かけることはありませんでしたが、日中に出歩く時も常に緊張感をもって行動していました。
旅の後は、ニュースでしか見たことのなかった移民・難民問題も以前より身近に感じるようになりました。
何かを行動、チャレンジするときに「時間とお金の問題」は大きいと思います。でもやはり「心身が元気であること」が一番だし、これからも自分でできる範囲のことは頑張って楽しみを見つけながら過ごしていきたいと思います。
この旅のために援助してくれた両親、そして自分も大変な中送り出してくれた夫には本当に感謝しています。
先日、ドイツにもドイツ語にも全く興味のなかった夫から「今度は一緒に行きたいな」と言って貰えました。そのためにもなんとか身体を持ちこたえたいなと思います。
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