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40代の今、小中学生時代の音楽遍歴を振り返ってみる

今朝、ネット記事でB'zの稲葉さんの記事を読みました。今はテレビで時々見聞きするだけですが、中学時代はとても熱心に聞いていたので当時を思い出してとても懐かしくなりました。
私の10代を支えていたのは色々なジャンルの音楽でした。最終的に一番惹かれたのは、世間的にヴィジュアル系やロック系と言われているバンドが多かったと思います。

私が小学生の時、音楽と言えばレコードやカセットテープが主流でCDが普及し始めた頃でした。テレビの音楽番組やラジオのランキングなどを聞いて過ごしていた中、両親に頼んで最初にファンクラブに入ったのは中山美穂さんと男闘呼組でした。残念ながら男闘呼組のライブに行くことはできませんでしたが、中山美穂さんは親同伴で何度か行きました。
ちょうどその頃病気を発症して、入退院を繰り返す日々が始まりました。
入院中はテレビを見ることができませんでしたが、ラジカセを持ち込むことはできたのでカセットテープやラジオに癒されていました。

元々活発な私も、病気の副作用で見た目が変わったり日々の治療で落ち込んでいました。そんな中、入院中に仲良くしてもらっていたのが3歳ほど年上のお兄さんお姉さん達で、音楽はもちろん多くの刺激を受けました。
ちょうど尾崎豊さんの「卒業」の歌詞のイメージがぴったりで、少し年上といってもとても大人に見えました。

この時に教えてもらった音楽の数々が、その後の私に影響しています。
そのうちの一つがB'zでまだ中学生だったにもかかわらず、音楽雑誌の文通コーナーで知り合ったお姉さんに一人で会いに行くまでになりました。
今考えると無謀な行動だし、両親は心配だっただろうなと思います。
もしかしたら私が自暴自棄になっていた時期なので、どんな形であっても前向きに生きる希望になるならと信じて許してくれたのかもしれません。
B'zと同時期に同じくらいXに夢中になっていましたが、段々とテレビに出ていないようなバンドを知り始めたり、聞く音楽の幅が広がり始めました。

音楽を聞くと当時の光景が鮮やかに思い出されます。その時は辛かったこと悲しかったことも多かったけれど、それを乗り越えて今があることに感謝しているし、その音楽、アーティストに出会えて本当に良かったなと思います。
今も現役で音楽を続けてくださっている方々、復活をして活動されている方々、残念ながら今は別の道を歩んでいる方々、色々な生き方があると思います。でも音楽という作品はずっと残るので、これからも聞き続けて行きます。

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