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ドイツ一人旅2017~私を変えた旅②~

ドイツ到着2日目。ホテルの宿泊に朝食がついていたので朝食会場へ。
朝食はビュッフェ形式で、着席するとコーヒーか紅茶をポットから注いで貰えました。勿論ミュンヘン名物白ソーセージも食べました。

朝食会場の入り口
(ドイツ語で書かれているだけでテンションが上がります)

この日はヘレンキームゼー城へ行く予定にしていたので、少し早めにミュンヘン中央駅へ。実は、今回の旅ではルートヴィヒ2世に関係するお城を巡りたいと思っていたのですが、このお城に関してはシーズンオフのためツアーが見つからず、自力で行くことになりました。旅の中で一番苦労した日です。

通勤ラッシュの時間帯、まず券売機で切符を買うのに悪戦苦闘しました。
クレジットカード払いをしようとしたのですが、なかなか上手くいかず。
それでも、急いでいるであろう多くの人が困っている私を助けようとしてくださり、なんとか無事に購入できました。(この後も色々な券売機に出会うことになりますが、親切な方々に助けて頂きました。)
切符を購入できた瞬間、いつの間にか集まっていた数名の方から拍手を頂き、人の温かさに触れた素敵な時間でした。

切符を買って安心していたのも束の間、次は乗る電車がどのホームから出発するのかがわかりません。巨大なホームの電光掲示板を見ながら探しまわりました。諦めて人に尋ねるのですが「わからない」と言われるばかりでした。そしてやっと見つけた瞬間、ちょうど電車が出発してしまいました。
4月とは思えない寒さの中、次の電車を待ってようやく乗ることができて一安心。プリーンアキームゼー(Prien a Chiemsee) 駅まで乗りました。
途中、同じ駅に向かっているお婆様から話しかけられ、時間はあっという間に過ぎました。

無事にプリーンアキームゼー(Prien a Chiemsee) 駅に到着。ここからキーム湖の船着き場まで行かなければなりません。オンシーズンならSLに乗って行けるのですが、この時は運航されていませんでした。仕方がないので歩いていくことにしたのですが、素敵な住宅街を歩いていたら道に迷ってしまい、(明らかに遠ざかっているなと気づき、慌ててGoogle Mapを起動)、途中道を尋ねながら船着き場まで辿り着きました。船着き場の窓口で往復のチケットを購入し、ヘレンインゼル島へまで乗船しました。

乗船口でルートヴィヒ2世がお出迎え

島に到着後お城のチケットを買うことになりますが、ガイドツアーがドイツ語か英語しかありません。ツアーの時間を考えて英語にしましたが、勿論理解できなかったので、帰りに日本語で説明があるガイドブックを買いました。
お城へ向かう途中の森は空気が澄んでいて気持ちよく、リフレッシュできました。

お城へ向かう途中の森

その後に訪れたノイシュヴァンシュタイン城、リンダーホーフ城も素敵でしたが、個人的にはヘレンキームゼー城がお気に入りです。ヴェルサイユ宮殿を模したと言われていて内部も圧巻ですが、目の前に広がるフランス式庭園も素晴らしかったです。いつかオンシーズンに訪れてみたい場所です。
移動時間やガイドツアーの時間を含めて、ほぼ1日を費やしました。
トラブルもあり、スムーズな旅ではなかったけれど最初に決めていたことは身をもって体験でき、心地良い疲れを感じた2日目でした。そして異国の地で人の優しさが身に染みた思い出の日になりました。

季節によって異なる光景になるであろう庭園




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