読書記録〜私はカーリ、64歳で生まれた〜
記事タイトルは先日読了した本の邦題で、原題は「Nowhere's Child」です。
邦題から内容を想像することはできませんでしたが、本の表紙に掲載されている写真から一瞬読むことを躊躇いました。読了後、自分がいかに無知であったかを痛感すると共に、遅かったとは言え知らなかった歴史の一部を知ることができて良かったと思いました。
この本は「レーベンスボルン」で生まれ、その後養女として育てられた筆者の人生が綴られています。就職を機に自分の出生地を知り、生まれてから養女として引き取ら