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ジェンダー、LGBT、BL、百合とはなんぞやなハナシ

現在、テーマを決めながら、文章の練習をしています。今回からは全8回「自分の中で定義づけしたいもの」今回のテーマは「ジェンダー・ LGBT・BL・百合とは」です。インプットに少し時間がかかるので、更新は2.3日に1回になりそう。よかったらお付き合いくださいませ。

——————————————————————-go!


先日行った文学フリマ東京で、「百合」って言葉を聞いて、全く分からず、家に帰ってから調べて、ハッとした。

ウィキペディアによると、百合っていうのは、女性の同性愛やそれを題材とした作品ジャンル名のこと。なるほど。

わたしのいたブースはBLの場所と近かったから、そんなワードも飛び込んできたわけだ。

同様にウィキペディアによると、BLは(boy‘s love 和製英語を略してBL)男性の同性愛を恋愛模様を題材としたマンガや小説のジャンル名のこと。なるほどなるほど。

百合、BLはそれぞれ、女性の同性愛者レズビアン、男性の同性愛者ゲイのお話ってことになる。

これをきっかけに、そういえば、最近の性別や、性的な意味について、はっきりと定義づけできないなと思い、調べてみることにした。

最近よく聞く「LGBT」は?
これは「性的少数者」と言って、男、女の性別に、先述のレズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーが加わる。

・Lesbian(レズビアン):女性同性愛者。同性を好きになる女性。
・Gay(ゲイ):男性同性愛者。同性を好きになる男性。
・Bisexual(バイセクシャル):両性愛者。性別に関わらず、同性を好きになることのある人。
・Transgender(トランスジェンダー):性別越境者。心の性と体の性が一致していない人。

なるほど、なるほど。
では「ジェンダー」は男女と LGBTの総称か?
と思ったら、どうやら違うらしい。

「男女の性物学的区別はSEX」と言われ、男か女かだけの違いを指す。
対して「ジェンダーは社会的・文化的な性差」をいう。

??社会的・文化的な性差??どゆこと?

社会や文化によって決まる、男と女の違いを指す。
服装や髪型、言葉遣い、家庭や職場での役割や責任、職業などにみられる男と女の違いということ。

一番わかりやすいのは、家庭で説明すると、男は会社に出て仕事をする、女は家にいて家事をする、といった、男と女の社会的みられかたの違いなどのことを言っている。

この概念を元にSDGsでは、ジェンダー平等を掲げ、世界的に低い身分にある女性差別を取り除こうという、未来のための17の目標の中の「目標5」にジェンダーに当たる項目を作った。

今回参考にした本は、SDGsの基本、未来のための17の目標、ジェンダー、「目標5」
という、子ども向けの絵本だ。(以下にURLあります)
とてもわかりやすく解説されていたのでおすすめです。

この本には、男女差別の現状は、どんなことがあるか、女性の社会進出ができない要因、貧困や差別、についも書かれており、それが、ジェンダー平等を阻む大きな要因としている。それはしっかり心に留めた。

最後に、この性的少数派「LGBT」や「男女の社会や文化によって決まる性差」ジェンダーを考える上で、一番大切だと思ったことがある。それが「ステレオタイプ」

「ステレオタイプ」とは
おこないや考え方がかたにはまっていて自分らしさがないこと。
ここで使われるステレオタイプは、男だから男らしくしなさいとか、女だからピンクを着なさいとか、男みたいな服は着るなとか、男は泣くなとか、化粧をするなとか、そういった、男女の区別だけで、その人に固定概念を押し付けることといっている。
また、ここにあげた性別の区別の考え方を不思議に感じない人もステレオタイプと呼ばれる。

ジェンダーやLGBTを考える時には、この「ステレオタイプ」の考え方が邪魔をするなーと思った。生物は環境によって進化していくから、脳の構造が変わるのと一緒に、考え方も変わっていくと思う。だから、古きものを引きずらなくてもいいよね。今の時代で時代に即したものを、みんなで考えていけるといいなと思ったよ。


<参考・引用文献>



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