スキンケア論・外伝【○○フリー編】

今回は補足的な内容になりますので、まずこの記事

をお読み下さい。
そしてその勢いで、この記事

もお読み戴き、補足と言ってもわたくしの場合、激しく蛇足的な内容となります事をご理解戴けると大変非常に助かります。
今回、鰻よりも取り入れやすいものを見出し画像にしておきましたのでね。
かぼちゃにはβ-カロテンもビタミンBもCもEも含まれますよ～って事で。

****************************************

今回は、スキンケアにおいて特定の成分を抜くと云う事について書きます。
ちょっとだけこの記事で

触れた事があるのですが。

化粧品にはよく「○○フリー」という表記がありますよね。
「○○が入っていません」という事です。
この○○の中に入る言葉は、オイルやアルコール、それから紫外線吸収剤やパラベンなどなど現在はものすごく種類が増えていると思います。
でもこれは、○○が肌に良くないと云う意味ではなく、○○が肌に合わなかった人にわかりやすくするための親切な表示です。
だからパッケージにでかでかと○○フリーの表記があるからお肌に良い！という事は一切ありません。
勿論アレルギーの方や○○が合わなかった方には全力で避けて戴きたいですが、全ては自分の肌との相性になります。
ただですね、オイルフリーに関しては、脂性肌（オイリースキン）の方には効果があると言われているため概念も製品も広く知られていると思います。
脂性肌の方は乾燥によって余計に油が出てしまうので水分をたっぷり補ってしっかり保湿してバランスの取れた綺麗なお肌を目指しましょう、的な。
特にお肌があぶらっぽいせいでニキビが出来やすい方はオイルフリー製品をすすめられる事が多いと思います。
勿論、合う方も大勢いらっしゃいます。
でも、オイルを抜いた事で必ずしも肌トラブルが解消される訳ではないと思うんですよね～。
〈保湿を頑張っているのに〉皮脂分泌が激しい方・部分的にあぶらっぽくなってしまう方や、それどころか〈保湿を頑張れば頑張るほど〉肌に赤みが出たり赤黒く見える・毛穴が開いている（毛穴の黒ずみがひどくなる）ように見える方、総じて、保湿してもどうにもならんよ！と、お困りの方はいらっしゃいませんか？
今回はそういった方々に向けてグリセリンフリーについて書きます。
安全性の高い成分であるためか「グリセリンフリー」の表示は導入されていませんし、オイルフリーほど有名な概念ではないからです。

ちなみに、ニキビが出来やすい方は「ノンコメドジェニック」表示を優先して製品を選ぶ事をおすすめします。決してニキビが出来ない＆改善される保証などはないのですが、ニキビの初期症状が生じにくい製品であるか試験（ノンコメドジェニックテストと言います）済みという証なので、表示のない製品よりも安心して使えます。
でも！もし今ニキビが出来ていたら、こんな記事を読んでいる場合ではありません。すぐに皮膚科へ行って下さいお願いします。
と言うのも、今回もメイクの技法寄りのスキンケアの技を披露するだけだからです。
メイクって、何をどのタイミングでどこにどれぐらいどういうふうに塗るか、というのがポイントですからね。それを活かした技と云う訳です。
このところスキンケアに関する記事を続けてしまっているので、誤解のないようにお知らせしておきたいのですが、わたくしはメイク研究家です。
なので、わたくしが本領を発揮＆技を炸裂させまくって皆様に見せびらかしたいと思っているのはこの記事や、

この記事なのであって、

スキンケアの方法を提唱したい訳ではありません。
わたくしはスキンケアについては専門家ではなく素人ですので宜しくお願いします。

現在、グリセリンフリーと云う言葉で検索をかけるとさまざまな情報が出て来ます。
中には身体を張って情報を提供して下さっている一般の方もいらっしゃるのですが、むしろそういう情報のほうが信憑性があると思います。
問題は、他人の意見をまとめているだけの人や成分表示を読むだけでその化粧品がどんなものか語っている人です。困った事に、こういう人々のほうが素人意識がないどころか専門家ぶって堂々と情報を発信しています。
スキンケアの基本って有識者はほぼ同意見なのでつまらなくてごめんなさいね♡とわたくしも散々書いて来ましたが、たとえばニキビがなかなか治らないからと言って、その基本のつまらなさを疑ったり嫌ったりして「つまらなくない夢のような奇跡のスキンケア法」を探す旅に出てしまうと、上記のようなそれっぽい主張や語りで塗り固められた、実は信憑性のないおかしな情報に当たりがちなのです。
ニキビに関しては跡にも色素沈着にもなってしまうので後悔しないためにも皮膚科一択でお願いします。

再度書きますが、今回はグリセリンフリーと云う言葉にピンと来た方、
それから〈保湿を頑張っているのに〉皮脂分泌が激しい方・部分的にオイリーになってしまう方、〈保湿を頑張れば頑張るほど〉肌に赤みが出たり赤黒く見える・毛穴が開いている（毛穴の黒ずみがひどくなる）ように見えてしまう方に向いている内容です。
誰にでも当てはまる内容ではなく、対象が思い切り限定されます。
そして、あくまでも視覚的な効果や体感に基づいたメイクの技法寄りのスキンケアの技ですので、誤解を避けるためにも有料とさせて戴きますね。
通りがかりの長文が読めない方に自己判断で部分的に取り入れられたりしたら、わたくしも傷付いてしまうからです。
上記の条件に当てはまる方だけお読み戴ければと思います！

****************************************