chidu

その時その時 感じた事を書いてます 空を見るのが好きです ご連絡はこちらまで juel…

chidu

その時その時 感じた事を書いてます 空を見るのが好きです ご連絡はこちらまで juelyrabbit@yahoo.co.jp

最近の記事

詩  6月の風

6月の風が 身体を包み込む 今にも雨が降りそうな 傷ついた風が 頰を刺していく 時が経てば 今度は 熱い日射しが刺していく そうやって いくつもの季節を過ごして 心が削られて 理性もなくしていく 無邪気だったあの頃に ちゃんと笑えたあの頃に 戻れることのできない 幼い日々に もう 似合わなくなった私は 行くあてもなく 今日もひとりで グラスの涙を飲み干した サヨナラが似合うようになって あといくつの季節を 見送ればいいだろう

    • 詩   地球

      この星に生まれ落ちた その理由があるのなら なんの為に 生まれてきたのだろう 教えてほしい 生きる意味と なくなる意味 自分自身では 何も見いだせない ここに 存在するすべての愛に 私は問う なんのために 私はここにいる なんのために生きてる なんのために… わからなくなる毎日に それでも 笑って 怒って 涙して 今、 大地の上に立ち 明日の夢を考える

      • 誌   明日のこと

        毎日きてた電話やメール めっきり来なくなった やっぱり 飽きられちゃったかな でも 彼女の顔で 電話したりしない そう いつ いなくなってもいいように 泣いたりしないように ひとりに慣れることだけが あなたを傷つけないこと たくさんの笑顔をくれた たくさんの涙をくれた 人にはいえない寂しさや ひとりで流す涙の重さ やがてくる明日の光に ありがとうの言葉をそえて しっかり息をすって 新しい日々のために 前を向いて行こう

        • 詩  母の日

          世の中 幸せの花で溢れる どこもかしこも いろんな色とりどりの花で 溢れかえる 昔は カーネーションの一択だった 今は種類も豊富 花って不思議 何故か気分があがる 淋しいのに なぜかうかれる この花が散るころ 大きな波に うちのまされるであろう そんな事を考えながら 花の香りに癒やされて 心穏やかに夜空を見上げて 明日も頑張ろう

        詩  6月の風

          詩   残り香

          この部屋にしみついた あなたの残り香が 愛おしすぎて 毎日毎日、狂おしい夜が来る 私のものでなくなった貴方が すぐそばにいるようで 刹那の波がさざ波をたてる もう終わってしまった 愛のかけら達を ひろいあつめても ひとつのものにはならない いつか 貴女に逢えたなら そう想うだけで 貴方の残り香に包まれて 今宵も 貴方じゃだめなのと 涙の海に身を委ね 深海の底に沈んでいく

          詩   残り香

          詩   五月雨

          春が過ぎ夏が来て 当然のように冷めていく心 狂おしいほど愛しても 何も残らなかった皐月の空 残された感情だけが 夢を見せてくれた年月を笑う この愛だけは 決して終わることがないと そう思っていた 五月雨が 心の傷を流していく そんな6月の夜空に輝く 小さな星たちも 笑っているだろうか 取り戻すことのできない 過去を あなたを

          詩   五月雨

          詩  思い出迷子

          休暇を楽しむ人の群れに ひとりまぎれても 心は晴れない 寂しさが募るだけ コンビニでコーヒー買って ちょっと気どった飲み方をして 人の姿に 昔の光景を重ねてみる あんなに無邪気に過ごした日々も 遠い蜃気楼 色褪せた思い出を 新しい色に塗り替える事は できない ひとりの日々は 思い出迷子のように 静かに 時間が過ぎていく あの人の面影を探しながら 時間だけが 静かに過ぎていく

          詩  思い出迷子

          詩 答えをください

          人を傷つけて 成り立つ愛などない そうわかっていながら 気持ちだけが先行して 貫いてしまった過去 その罰が 今の私なら どうしたら許される もうここにはいないあの人に なんて訊けばいい ただつらいだけの毎日はいらない 答えをください わがままに生きすぎた そんな私に ひとりで 生きていけない そんな私に 答えをください 

          詩 答えをください

          詩 恋とは愛とは

          あなたを諦めようとすると あなたの声が あなたの指が あなたのその髪さえ つらくてたまらなくなる 桜の季節が過ぎ 太陽が照り返す季節に 私は耐えられるだろうか 夢に見たような未来を 夢うつつの世界で 歩けるのだろうか 止められない感情が 愛おしく感じても 抑えることができない 好きだって 愛してるって あの日の風景が 今も私を苦しめる 諦めきれない心と 自由になれない身体が 行く場所を失い 今日も彷徨い 眠りに堕ちる

          詩 恋とは愛とは

          詩  放浪者

          私はなんのために 生まれて来たのだろう なんで 今ここに生きてるのだろう 人は 幸せを忘れて 悲しみだけをひきづり 未来を変えたがる ひとりに慣れなくて 誰かのせいにしたがる 幸せの日々さえも どこかの蔵にしまい込んて 新しいものを欲しがる 叶わぬ夢や 言い訳できない現実に蓋をして キレイにまとめたがる 明日への一歩を 百合の花が咲きそうな蕾の中に そこに包まれたい私は 時間の放浪者 ないものねだりの 時間の放浪者

          詩  放浪者

          詩  一億通りの道

          休日に ひとりで家で過ごすのは やりきれない カガミに映る姿を見て ダメじゃん 一億人の人達の 一億通りの人生 ひとつのひとつの道を 誰も否定できない だけど納得もできない 人の幸せを妬むわけじゃない ただ想いを消せないだけ 一億一人目になれたら 自分を好きになれるだろうか 涙で流して 笑顔を貼り付けて 大好きだよ あたし

          詩  一億通りの道

          詩   苦しくて

          苦しくて 苦しくて 人を想うことが こんなに苦しいものなら いっそ 死んでしまいたい 片思いだなんて 軽い言葉で片付けないで あの人を近くに感じていたい 私じゃ… だめよね… やり直しができないのなら もう一度 生まれ変わって… もう一度 そう 生まれ変わりたい

          詩   苦しくて

          詩  神様の赤い糸

          もしも本当に 赤い糸があるのなら 神様は どうして あの人と結びつけたのだろう 神様も ボタンのかけ間違いを そんな失敗を してしまったのだろうか 誰が見ても似合わない だけど あの人はそんな事を こだわったりはしない 愛されることの意味など 必要ない 思いのまま 心が感じるままに 二人寄り添うだけ そばにいれるだけで それだけでいい くるおしく 自分をなくしそうで 誰になにを責められようと この空気の中で すべてが終になろうとも それでもかまわない

          詩  神様の赤い糸

          詩   いのち

          命というものは 人である以上 誰しもが向き合う でも 自分で決められる人は いない 誰が決めるのだろう また逢おうなんて 逢えるよなんて 薄っぺらい でもそう思わなきゃ やりきれない感情 今日も 明日も 明後日も またその次も 生かされてることの 意味を探しながら 感謝しながら 歩いて行こう その意味がわからなくても いつか わかる日が来ると信じて 歩いて行こう

          詩   いのち

          詩  Tokyoの夜

          こんな日がくるから お酒が強くなったのか テキーラがやける 小さなカウンターで 背中を丸めて一人飲む 話す相手もいない 明日の予定や これから食べる食事の話や 夢を語ることもない こんな日のために あの人と別れたわけじゃない 誰も悪くないはずなのに 死ぬことよりも つらい別れがある 東京の空はせつない あの人を追いかけて たどり着いた場所 東京の夜は とてつもなく悲しくて 孤独で 私を一人ぼっちにさせる そんな 愛すべき街だ 私が愛した あの人の生きる街だ

          詩  Tokyoの夜

          詩  Tokyo

          すべてを叶えてくれる そんな気がする Tokyo だけど 私の手の届かない Tokyo 恋も仕事も何も 手にいれることができなかった Tokyo 敗れて墜ちて 今では くすんだあの空が あの空だけが 頑張れと 励ましてくれていた 悲しい現実の小舟に ゆらゆら揺れて 夢飛行 定員一名の ゆらゆらゆれる 夢飛行

          詩  Tokyo