見出し画像

学校心理学と学校心理士

学校教育、教育心理学→学校心理学
学校教育が抱えている問題
・指導の内容や方法の問題
・子どもたちの「心のケア」の問題
・いじめや不登校
・クラスの「荒れ」や「崩壊」

「学校心理学」
子どもに関わって「学習」を促進したり「心の問題」を解決する学問。
また、発達障害への支援も含み、「一人一人の子どもの発達」を研究・支援していく領域。(学習習得の遅い子には習得促進のための援助。情緒発達面での問題で教師や友達にコミュ二ケーションがうまくできない友達とうまく遊べないといった子どもへの発達の援助。高校生には進路指導や職業指導も重要な仕事)

「学校心理士」(スクールサイコロジスト)の役割
子どもたちの学習や心の発達を援助すること(援助サービス)
①アセスメント:子どもたちの状態や状況を知ること。

②コンサルテーション:学校現場での教師や家庭での親に対する支援。

③カウンセリング:悩みを持った子どもへの直接的な援助。

↓まとめると、、、
・子どもの成長発達を促進する役割
・子どもを中心にして、保護者と教師をつなぐ役割
・そのために、カウンセリングやコンサルテーションを行う
・学習の進捗に関わっては、教師や保護者への支援も大切。学習指導についてのある程度の知識も必要。

子どもたちの学校生活における問題に関わって、指導の筋道・方法を示し推し進めていくのが「学校心理学」厳しい問題行動が露呈する日本の学校現場で適用され21世紀を生きていく子どもたちのサポートを展開していくもの
コンタクトの条件
・基本的に深い人間愛をもつこと
・子どもたち、保護者、教師を暖かく支援できること
・教育の質を今よりも少しずつあげていく気概をもつこと

「学校心理士」
仕事の内容は学校に関わるものが多いだけに「学校教育」に可能な限り精通していることが望ましい。学校のこと教育のことについてしっかりと理解し、子どもとともに成長していきたい。

子どもたちの健全な心身の発達を願い、支援すること。
①すべての子どもがもつ発達上のニーズへの対応(一時的援助サービス)
②登校しぶり、学習意欲への低下など。これから問題をもつことが心配される子どもへの教育的配慮(二次的援助サービス)
③不登校、いじめ、LD(学習障害)など、特別な配慮を必要とする子どもへの教育的援助(三次的援助サービス)





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?