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5年間のデトックスダイエット:私の体験記(数字とbefore/after写真付き)

こんにちは。コンプレックスを赤裸々に書き出していくことは、恥じらいと苦しさといろんな感情がありますが、デトックスの仕事を始めて5周年と自分の中で節目のため、記録していきます。

太っているというコンプレックス(5年前の私の状態)

人より成長が早くて小学6年生の時にはすでに158cm と、かなり体格の良かった私は小さいころから「背が高いね、大きいね」と言われて育ち、おまけに細身ではなかったもので、口が裂けても華奢なんて言葉は似合わない。
ましてこんな果敢な時期に、通りすがりの男子に「ジャンボ」といわれたときには心の傷も大きくて、なるべく太って見えない服装をすることや体型のことに触れられないように生きてきた。
※私は数字の3と6と8が嫌いなんだけど、理由は丸いから。学生のころは出席番号にこの数字が入っていないことを祈ってた。そのくらい太っているということに敏感だった。

そんな私が行ってきた数々のダイエットは底知れない。

・BTBエステ(40万円の課金)
▶︎結果、一瞬(1ケ月)だけ痩せて終わった
・カラダファクトリー(10万円の課金)
▶︎骨格変えたら痩せるよ。は、痩せなかった、、
・よくわからない個人エステサロン(6万×2回課金)
▶︎何にも記憶がない。。。笑 ただ、痩せてはない。
・補正下着:グラント・イーワンズ (20万課金)
▶︎ただの気休め。痩せてる風にはなった笑
・ホットヨガ
▶︎貧血になり退会
・ジム(度々契約してる)
▶︎通い放題は結局通わない放題で退会
・ランニング
▶︎足の負傷と天気を言い訳にやらなくなる
・食事制限(食べない)
▶︎数知れず行っているが結論リバウンド

わたしの課金しすぎたダイエット経験一覧

夏は食べなくても我慢ができるので痩せるものの、冬になると冬眠の時期に入るのか、毎年の体重の上限は±8キロが当たりまえ。本当に熊。太るときの行動は大体決まっている。大量に食べる甘いもの、高カロリーの外食。これに尽きる。とにかくストレスのはけ口が甘いものであり、砂糖は中毒性も強いので、朝からキットカットのファミリーパックを食べきるなんて余裕。食べてるお菓子を途中でやめるなんて言う技は持ち合わせていない。
大学生の頃は、バイトからの帰り道にコンビニが3つあり、全店舗で甘いものを買う習性があった。シュークリームを買ったら次のコンビニ着くころには終わってるから買い足す、、、そんな生活っぷり。
この写真は2016年の私。

2016年の同じ年のリバウンド図。
いや~太るのってあっという間w

さらにダイエットではないが、体質検査も行うほどの痩せたい欲求もあった。遅延型アレルギー検査に3万円ほど課金して自分に合う食べ物は何かを調べたり、フリースタイルリブレを使って血糖コントロールができないかも実験してみたりしてた。

遅延型アレルギー検査は面白かったよ。興味ある方是非!原因となる食べ物を摂取してから数時間~数週間以上経過した後に現れるアレルギー反応を調べるために用いられる検査!

よく、「そんなに太ってた時期ないでしょ」と言われるので衝撃の写真をUPしよう。

横幅、、、。
熊すぎる。。これはすごい。。

164cm、60kgまであと少しの時の私。これは、過去一番太っているときの唯一残っている写真。これは、太っている人あるあるだと思うけど、一番太ってる時の写真って残ってない。。と言うか抹消するし、そもそも太ってる時は写真に撮らない、、。

誕生日に同期にお祝いしてもらったとき。ちょー幸せそうだけどぱんぱんで目が埋まっている。。
ん-いい感じにぱんぱん。

デトックスプログラムに挑戦

そんなダイエットジプシーの私は、「痩せる」には食いつきが早い。当時出会ったデトックスもまさにエステの一環として、友人から紹介してもらい話を聞きに行った。2週間で変わるという夢のようなビフォーアフターを数々見せられ、課金癖のある私は即決。
やります!!!次の日には振込みをしてプログラム開始をしていた。

「デトックス」とは、簡単に伝えると身体の中の老廃物を外に出していくこと。固形物を取らずに、とにかくハーブを飲みながら腸内を洗浄していく。どうやら大量の便が出て、痩せることはもちろん、肌荒れむくみ生理痛冷え性やらが改善するとか。そんなことある???という思いながらも、まずやってみようと挑戦。

【2週間デトックスプログラムの結果】
最初は2週間も固形物をとらないで行う経験を人生でしたことがなかったので、やりきれるのか?とは思ったものの根性だけはあるので、絶対やり切る!!!と強い決心で臨んだ。
これが、まぁ感動の嵐。滝のように、怒涛に便が止まらない。今までに体感したことのない毒素が身体から出るという感覚。。新体験。

数値変化は、
体重56.2kg→49.0kg
体脂肪31%→24%
偏頭痛・肩こり・肌荒れ・冷え性・むくみ・生理痛
だるさ・不眠・慢性疲労をすべて手放せた。
大体冬は体重は58kg~59kgまで肥える私からしたら40kg台なんて夢のまた夢。感動が止まらない、、、。さらにずっと悩んでた頭痛も改善して心地がいい日々。当時のビフォーアフターは以下の通り。

二の腕の変化よ、、
初めてくびれができた時w
どすこいすぎる左側。別のコーチにスポーツウエアのサイズ間違えてるといわれる始末。wよく見ると肩の形も首の長さも違う。

自分の変化を見て、周りの友人も私に続いてデトックスを行ってくれて、みるみる不調が改善しているのをみて、腸内洗浄、いわゆる身体から老廃物を出すって本当に大切なんだなと実感。

お肌と毛穴まで変わった。

繰り返す思考のリバウンドと消えないコンプレックス

しかし、一度のデトックスでこのダイエットジプシーの私の長年の悩みが一瞬で解決するなんて甘い話ではなかった。自分が「太っている」という、この固定概念が深く根深く、そして砂糖中毒はひしひしと私を襲ってくる。

デトックスは結局は毒出し。そのあと自分でライフスタイルを整えていかない限りはただの大掃除。家に例えると、どんなにリフォームをしても汚い足で上がったり掃除をしなければ、またおんぼろ一軒家に元通り。まさにその繰り返しで、デトックスに関しても、習慣がもどって太る→痩せたい→デトックス→太る→痩せたい→デトックス。デトックスが根本解決だとわかり、他の方法を試すことはしなくなったものの、腸内環境を完全に変えきって、甘いものをやめることは難しかった。(中毒って本当に怖いよね)

共感してくれたらうれしいが、リアルにこんな感じ。

結局デトックスに関しては5年間で行った数は数十回を超える。そのたびに立派なビフォーアフターが出来上がる(つまり元に戻っている)。
一度、仲間にひとこと、「毎回立派なビフォーアフターができるって意味ないよね。」といわれたことをきっかけにふと自分を振り返った。
↓数々のビフォーアフター。

2020年かなこれは。w
あ~すごい変化。w

固定概念を徐々に手放した

ただ、リバウンドをしていても自分の中に確実に得られているものが一つあった。それは、自分が幸せを感じるのに太っているということと痩せているということはどっちでもいいということだ。固定概念が変わった瞬間だった。
そのころをきっかけに、「食」に対しての執着がぷつりと消え、たくさん食べてもいいんだよ、と自分にYESを出せた気がした。
ただすぐに得られた感情ではない。何度も腸内をきれいにして、徐々に手放すことができた感覚だった。(5年かかったかな。)
1回目のデトックスでは得られなかったが、何度も解毒を繰り返すたびに、自分のコンプレックスとの向き合い方も変わってきた。

その頃から、自分の平均体重に変化が起きていることが分かった。
2018年 MAX体重59kg 平均57kg
2020年 MAX体重57kg 平均56kg
2021年 MAX体重56kg 平均55kg
2023年 MAX体重54kg 今は平均51~52kgで生きることができている。

ハーブデトックスを通じて得た人生の教訓

改めてデトックスを通して、途中から自分の中で確実に変わった価値観。それは、太っていても、痩せていてもどっちでもいいということ。
この「固定概念」を変えるという作業はとても時間がかかったが手放すことができた。

コンプレックスと食の欲求、このコントロールにはすごく時間がかかったが、自分の中では遠回りだったかもしれないがそのくらい根深く根強く私の中には埋まってからゆっくりゆっくり思考のリバウンドとも向き合って、改善できたことが本当によかった。

結論、私がデトックスを通じで得た一番の収穫は「自分を好きになれた」ということ。
こんな自分もOKと、自分を愛することができた。

私の場合はこういった体型のコンプレックスだったけど、きっとみんないろんな何かを抱えて生きていると思う。
デトックスはそんなものを一旦リセットして、それでもいいと自分にYESを出せる道具なんじゃないかなと思っている。

太っててよかった。
固定概念を変えることはできると気付けたから。

感謝まで消化できたら、もう大丈夫だと思う。
過去の自分ありがとう。最後まで読んでくださって感謝です。

今が一番元気だし今が一番綺麗!って言い切れる!
ハーブって本当にすごいなって思う。

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