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大学3年次編入を受けたよの話

2023年7月1日追記
色々な事情から一部文言を記載できなくなってしまいました。スルーしてください。

こんにちは。さちです。

宅浪を経てやっとこさ大学に入学したと思ったら、いばらの道を進んでいました。

宅浪体験記はこちら↓

そう、大学の3年次編入に挑戦してしまったのです。

このnoteでは、なぜ大学編入という選択に至ったのかをつらつら書いていければと思います。

合格した大学

ありがたいことに、出願した3校のうちの3校から合格をいただくことができました。

・名古屋大学文学部

・大阪大学人間科学部共生学科

・東京外国語大学国際社会学部

全て開発人類学の専攻を希望して出願しました。

3年次編入を志した理由

一言でいうと、専門分野の学びを深めたいと思ったからです。

先ほど紹介したnote記事にも書きましたが(確か)、そもそも私は、漠然と国際協力の道へ進みたいと思い、大学へ進学しました。

受験期~入学時は、極めたい専門分野などがなく、とりあえず国際関係の学問をまんべんなく学ぶことのできる大学を志し、立教大学異文化コミュニケーション学部に進学しました。

ちなみに立教異文化では国際関係学(平和構築・開発・紛争解決など)に加え、言語学(日本語・英語・通訳翻訳など)、そして言語教育学(日本語教育・英語教育など)といった学問を主軸とし、いろいろなことを学ぶことができます。

なんといっても立教大学はキャンパスが綺麗で、2年生になり通学が始まってからは毎日おしゃれなキャンパスに足を運ぶことができています。いえい。

一方で、まんべんなく学べるということは、裏を返せば、何か一つの学問を深く追及することが難しい環境かなと思いました。(3年次から始まるゼミに所属したら話は変わると思うけど)

まあ、そんなことは微塵も思わずに大学1年生が始まったのですが。

入学後すぐの春学期の授業で、全学部の学生が取れる講義で、運命的な出会いをしました。

その授業は、アフリカにおいて現在起きている様々な問題を、現地の視点と日本やその他の国際社会からの視点と様々な視野から見つめなおす、というものでした。

アフリカで国際協力がしたい、と強く思い続けていた私ですが、独学となると自分の知識周辺の出来事しか知ることができませんでした。この講義によって、もともと興味のあった西アフリカのシエラレオネ以外のアフリカ全土の問題に目を向けることができるようになりました。

新入生だった私は、膨大な量の文献や先生の圧倒的知識量、自分の好きなことだけ(と言ったら聞こえが悪いかな)を学べるこの環境に、
「大学ってすげー(小並感)」と感嘆する毎日を送っていました。

そんな中、講義で出会った2つの問題に心を動かされます。

【記載できない】と、トゥアレグ族に関する社会問題です。

ここで語るには長すぎる背景事情と複雑な現状が存在するので、詳しくは話しませんが上記2つの問題に関して、強く興味を抱き始めました。

将来、これらの問題を解決するための活動をしたい、と思いました。

そこからというもの、【記載できない】のオンラインセミナーに参加したり、【記載できない】を読んだりと、遠く離れた土地のことをよく知ろうと邁進しました。(トゥアレグに関しては日本語の情報がほとんどなく、30年前の文献購読程度にとどまってしまいましたが)

ただ、私がどんな専門性を身に着けてこれらの問題にアプローチしようとかっていうのは全く考えつかず、悶々とした毎日を送っていました。(国際法とかそういう系はちょっと自分にはあっていないかなと思っていました。)

また、同時に様々な授業の中で出てくる”上からの援助”に関する問題だったり、『アフガニスタンの診療所から(中村哲)』をはじめとした様々な本より、なんとなく組織が行う援助よりも、草の根レベルの活動がしたいなと考えるようになりました。

そして2度目の運命的な出会いをします。

開発人類学との出会いです。

これは、文化人類学の中に存在する学問の一つで(確か)、人類学的な観点から、対象コミュニティの開発アプローチを模索していくというものです。

2年生に進級した春学期に、タイの山地民を研究する文化人類学者の先生の講義を履修しました。

その先生は、フィールドワークを行う中で、現地の人々の開発にはからずとも携わるようになったという方でした。

これだ…!と雷に打たれたような衝撃が走り、授業後オンラインでしたがzoomの部屋に残り、「【発信できない】、トゥアレグ族に対して興味があります。人類学の観点から活動することはできませんか?」と質問をしました。
今考えれば急になんだこいつ、と思われても致し方ないようなことをしましたが、大変ありがたいことに近い地域で研究を行っている先生と繋げていただきました。現在、その先生と先生の在籍する大学の学生と一緒に読書会を行っています。

そんなこんなで、開発人類学との出会いを果たしたのが今年の春先でした。しかし、前述のとおり在籍する学部は”満遍なく”国際系のことが学べる場所なので、たくさん人類学の授業があるとは言えません。

また、学部生の頃から専門性を身に着けるための基礎を築きたい、大学院へ進みたいという気持ちが強くなってきて、3年次編入を志すことになりました。
そして、8月からの入試を経て、ありがたいことに合格することができました。

以上が、3年次編入試験受験に至った経緯です。

終わりに

「編入受かったよー」というと「えぇ!?!?編入!?なんで!?」という反応をされがちなので、今回note記事でつらつら書かせていただきました。
おもしれー奴だな。と思っていただければうれしいです。

編入試験を受験するとなると、なんだか学歴コンプを抱えているとか、在籍校が嫌いなのかなとか思われがちかかもしれませんが、全然そんなことありません。というのは声を大にして言っておきたいです。

そもそも同学年の仲間たちより1年遅れをとって、苦労して入ったこの大学は自分が中学生のころからあこがれていた先輩の進学先だったり、なんでかわかんないけど高1の頃からオーキャンに通い続けていたり、すごいキャンパスがきれいだったりと、憧れの場所でした。大学で出会った友人たちはみんな良い人ばかりで、ほとんど不満などありません。

何より、自分が専門としたい学問だったり活動したい地域や社会問題を見つけられたのは、現在籍校で出会った興味深く面白い講義を提供してくださった先生方のおかげであり、とても感謝しています。(ちなみに1年の頃出会ったアフリカの講義は別のキャンパスで開講されている科目なので、オンライン授業じゃなかったら絶対取ってなかったし今のこの選択もなかったと思うので奇跡じゃんて感じです)
現在進行形でも非常勤の先生や授業で出会った先生、そのつながりで出会った他大学の先生など、たくさんの方々にお世話になっています。

また、出願先への書類作成時に志望理由書の添削をしていただいた友人や、インターン先の方にはすっっごくお世話になりました。本当にありがとうございます。

ということで、編入に至った経緯を説明するnote記事でした。

来年度より新天地で夢に向かって頑張っていこうと思います。

がんばるぞー!

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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